12月24日、クリスマスイブである。
『そうだ、三越に行こう!』と思い自宅を出発した。
もう年の瀬だ、一年の振り返りもしようだと考えたのだ。
それだけでは物足りない・・
『なら、上野に行こう!』 今日は、ダブルヘッダーだ。
上野駅・浅草口より出て、ある場所に向かってい歩いていく。
時間にして10分ぐらいか。
目的地はここだ!!
(線路が地下へ続いている・・・・。)
そして、こちらが反対側だ。
ズームしてみよう。
銀座線の車庫のようだ、正しくは上野検車区という。
再び反対側を見てみよう。
今、私がいるのは踏切の真ん中であり、柵の向こうは地下へ続いており、上野駅へ繋がっている。
そう!
本日の第1の目的は、
『銀座線 踏切』であり、『銀座線の踏切通過』を見ることである。
しかし、銀座線が踏切を通過するタイミングがわかならい・・・。
必ず何本かはここを通過するはずである。
ここで仮説をたてる、
上野駅始発の銀座線が午前中に数本ある、その始発線はこの車庫から出るはずだ。
10時02分発の上野始発・渋谷行がターゲットである。
画像を見ると、『あぶない』の危険看板がみえる、
普通の電車には線路に柵などないし、あるはずもない。
銀座線は、パンタグラフからの電気供給はなく、線路横の第三軌条から供給を受ける、
そのために、このような物々しい感じとなってしまう。
仮に触れてしまったら、感電してしまう。
しかし、10時02分なっても踏切が鳴ることはなかった・・・。
私の仮説は間違っていた・・・。
『確りと情報収集をして、次こそは失敗しない』と心に誓い、
その場を去ることにした。
後で知るのだが、この地上車庫のほか、地下にも車庫があり、二重構造になっている。
道路の先には、東京スカイツリーが見える。
これで我慢しよう。
先ほどの銀座線の車庫の建屋が見える。
車庫の周りを一周した形となる。
最後に銀座線の踏切を再度見る・・・。
銀座線の(上野)車庫は地上にあり、銀座線の唯一の踏切だ。
馴染みの銀座線が踏切を通過する、ただそれだけのこと。
それを見たいと思うのはなぜだろうか・・・。
ここには、親子連れと男性1名が来ていた。
次の場所に向かおう、徒歩で7分ほどの場所だ。
下谷神社(したや神社)に到着。
隣にはコインパーキングがあるので車でも来れます。
おっと、こちらは側面の鳥居だ。
正面に周る、背後には赤い鳥居がたっている。
その先が上野駅に続く463号線の道路だ。
下谷神社は、都内最古の稲荷神社といわれおり、最寄りの駅は銀座線の稲荷町駅だ、
かつては正一位下谷稲荷社という名であった為、この一帯は稲荷町と呼ばれていた。
参拝客は、絶えず来ている印象だ、1名以上は常時いるような感じだ。
『寄席発祥之地』の石碑。
1798年初代・三笑亭可楽によって初めて境内にて寄席がおこなわれた。
手水舎であるが、この彫刻が美しい。
可愛らしい鳥だ、椋鳥だろうか・・・。
鳥といえば、
この境内にはアヒルがいると聞いていたが、周辺には見当たらなかった、
正月の準備をしていたので、一時的に退避したのだろうか。
社務所だ、
毎月1日には、特別な御朱印をいただくことができるという。
正月にも特別な御朱印がある、これは大勢並びそうだな。
拝殿内には、横山大観が描いた龍の天井画があるという。
隆栄稲荷神社。
こちらは狐塚。
台風などにより狐像が飛ばされることもありそうだ、
よく耳がかけたものを見るのだが・・・。
隆栄稲荷社。
稲荷社と下谷神社拝殿の間に小道があるのだが、これが必見だ。
正面は木造の扉があり、大変趣があるのだ。
そしてその前には賽銭箱がある、扉が閉まっても大丈夫ということかな。
これが裏に通じる参道だ、
『なんか、いいでしょ!』
そう、良いものにご託はいらない、『ただ良い!!』だけでよい!!
振り返った光景だ。
赤い鳥居の先は幹線道路、下谷神社の裏は下町、それをつなぐこの裏参道、
素晴らしい!!
銀座線でいける表参道は、賑やかすぎて、あかん!!
こういう雨ざらしのエスカレーターは心配になってしまう、過酷な環境だからね。
上野駅だ。
かつては、北の玄関口といわれていた時代があったが、北斗星などの夜行列車の廃止に伴い、その役割を終えた。
東北新幹線も東京に乗り入れ、上野始発の列車は激減した。
常磐線も品川へ乗り入れることになった。
上野東京ラインが走りはじめたことが転機だろうか。
でも、上野の魅力には、全く関係ない。
これから行くアメヤ横丁、上野公園、動物園、美術館など、様々なものがある。
アメヤ横丁に到着、
ヨドバシカメラに寄り、自分のクリスマスプレゼントを探すが・・・・・。
『ソニーのα7Ⅲが欲しい!』
でも高くて手がだせん。
こちらは、有名なチョコレートの叩き売りのお店、志村商店だ。
今は、4代目が店頭に立つことが多い、隣にいるのが、名物社長だ。
『いれちゃえ、いれちゃえ。』
『テレビ見た人、手を挙げて。』
このお店もテレビにでるかな、カニの足が売られている。
大晦日などは、人が多く歩けん!
だから前倒し訪問だ。
でも、横浜人は松原商店街に行こう!
摩利支天徳大寺。
アメ横の上にお寺がある、摩利支天徳大寺である、
商店街の上にお寺とは、そうそう無い、珍しい場所だ。
大混雑のアメ横にあってか、続々と参拝客が上がってくる、
私も吸い寄せられ、参拝だ。
御本尊は、摩利支天。
摩利支天はインドにて、陽炎を神格化した神様だが、仏教の守護神となり来日した。
陽炎は実体なく、とらえどころのないもの、そのため攻撃されることがなく、
中世では多くの武将から信仰があった。
摩利支天は、勝利と開運の神なのだ。
また、来年はブレイクするかもしれない、
なぜなら、摩利支天は猪に乗っているからだ、猪年の守護神にあやかろう!
階段を上がると、二木の菓子が正面に見える、
ここにも寄りたいので、一石二鳥だ。
しかも、お寺の高さと同じく、高架線には山手線や京浜東北線を見ることができる。
寺・神社と海・列車の組み合わせは、最強だ!
二木の菓子で、ハッカ糖を買い、私は大満足、
ここのハッカ糖は新潟産だ、でも私がもっとも好きなのは、長野・伊那産だ。
少しだけ歩き、上野公園へ。
摩利支天徳大寺から上野恩賜公園へ。
上野公園といえば、西郷どんである、
やはりというべきか、大河ドラマ人気もあり、西郷隆盛像は人気だ。
私も、真剣に見たのは初めてかも?!
その背後には、彰義隊のお墓がある、
ここはかつて、上野戦争として新政府軍と彰義隊が激突した地であり、
西郷隆盛も参戦していた。
除幕式では、西郷の妻・糸が、
「うちの人は、こげんなお人ではなかった」といい、取り乱したという、
それは、浴衣で人前に出るような人ではない、正装する人だ、ということであった。
現代チックになったものだ。
行こうと思ってるが、このままでは終わってしまいそうだ。
1月早々にはいく予定だ、さていつにするか?
内部の撮影はできないので、ここまで。
絶えず、参拝客が来ている。
『清水』といわれるように『京都の清水寺』を模したものだ、
ここから不忍池が見えるはずなのだが・・・。
では次へ行ってみよう。
大佛パゴダ、ミャンマー様式の仏塔のことだ。
今日は寒いが、天気が良く最高の散策日和だ。
冬の景色が寂しいが少しだけ赤が彩をそえる。
東京国立博物館前、何かのイベントのリハーサルをおこなっていた。
上野駅に向かい歩いていく、美術展のポスターに心躍る、
『来年、いくしかない!!』
東京メトロ銀座線のホームドア、パンダがが戯れる。
三越駅前で下車、
東京には銀座店と日本橋店があるが、三越といえば『日本橋』だ。
本日の最大の目的は、
『第59回 2018年 報道写真展』(無料!!)だ。
ここで1年の出来事を振り返る、これぞ年の瀬の一大行事だ。
報道カメラマンが使用しているカメラを手に取ることができる。
ソニーのα9欲しい・・・。
スポーツの話題もいろいろあったが、やはり羽生結弦だ!!
三越のパンフの表紙も飾っている、あの演技は圧巻!!!
東日本大震災後、東北の民俗芸能の継承が難しくなっている、
上の写真は陸前高田の『中井虎舞』であり、この漆黒の虎は段ボールによる手作りだ。
道具は全て流されてしまったという。
1月の民俗芸能であり、大漁や海上安全を祈願しておこなわれる。
5季ぶりの出現であり、見たかった~!!!
(来年こそは!)
『佐川氏、語れよ・・・。』
周りが大きいのか、佐川氏が小さいのか・・・。
安倍首相のサイン入りパネルだ。
12月22日に来た際にサインをしたのだ、ニュース番組で言ってたな~。
パネル展はかなり広範にあり、多くの人が写メを撮っていた。
こちらは大谷翔平のサイン入りパネルだ。
こちらのコーナーは、天皇家をメインにしたパネルコーナーだ。
ここにも安倍首相が。
では、そろそろ帰ろうか・・・でも時間が余っている。
行ってみよう!
奥には人だかりができており、覗いてみると・・・。
しまねっこがいた。
抽選会が行われるという、抽選券をもらい、いざ!!
なんと!! 当たりました!!!
クリアファイル、テープ、ポストカード、シールなどが入っていた。
『来年は島根に行け!!』 という天命か?!
残念賞としてポケットティッシュを配っていた。
最後にはしまねっことの撮影会が行われた。
では、帰ろう!!
ここから東京駅まで歩くことにする、10分ほどみればよいだろう。
13時30分発の特急踊り子号に乗車。
普通車のグリーン車よりも安いのだ、そしてNewDaysでパンと飲み物を買い、
車中で食事をとる。
外食で1,000円使ったと思えば、踊り子特急券とパン・ドリンクでほぼイコールだ。
上野散策と報道写真館に行こう! 完