岡山に来ているKIT、
これからとある理由で広島にいくのだが、そこには関東では決して乗れない「あの車両」がいる
正面にいるのは桃太郎、おとぎ話の主人公だ
私はKIT、このブログの主人公だ!(笑)
百貨店があり、立派なホテルが建ち並ぶ、山陽の大都市です
新幹線ホームにホームに上がっていきます
開放的なホームがいい感じ
岡山から広島に場合、普通の人ならのぞみで一気に行くはず、
そして普通ではないKITが登場!!
入ってきました、あの独特なフォルム、
うなぎかあなごが来たのかと思ったほどに異質な形をしているヤツだ!
戦闘機のような印象をもつ500系、ドイツの工業デザイナーによる独特のフォルム
十何年前には東海道新幹線のぞみとして東京、博多間を走っていたこともある、私も一度だけ早起きして東京から乗った記憶がある、その時の体験を再び!!
どうみても車体側面も丸い、1997年にのぞみとしてデビューして、2010年に700系のぞみの登場により、第一線から退くことになり、今では山陽新幹線として走っている
汚損が激しく、ものすごく目立つレベルとなっているのは、長年頑張ってきた勲章といえるだろう
『JR500 WEST JAPAN』とあるように、JR西日本の開発した車両であり、全車両にモーターを搭載、アルミ車体により軽量化、当時世界最速の300Kkmで営業運転をしていた世界最速の列車なのだ
現在は16両・2編成しか現存しておらず、残りは廃車となったらしい、
また2026年以降には完全に引退となるようなことをJR西日本は言っていた・・・
今は故郷の西日本エリアで「こだま」としてゆっくりと運行している
その思い出に浸る為に、のぞみに乗らず、500系こだまの時刻まで待った、
待たなければ、もう広島近くまで来ているはず(う~ん・・・複雑)
では入ろう!
入ったところにめちゃくちゃ広いスペースがあった、これはかつての喫煙ルームだと思う、当時はまだ喫煙にたいして寛容なところがあったのだろう
いかにも古いって感じの印象をうける、時代を感じるよね
ここは何だろうか、ものすごい広いスペース、無駄とも思えるほどに!
キャッチボールできるぞ!
そもそも、新幹線の車内とは思えない!?
先人たちは言う(笑)
「500系に乗るなら6号車に乗れ!」と。
その助言により、私は6号車を指定しました、ここはかつてのグリーン車両であり、当時とは異なる仕様ではあるけど、座席はそのままであり、お得感が高い
フットレストや稼働式まくらなどは撤去されてしまい、他の号車との差を縮めている
テーブルはアームレスト収納式であり、2枚仕様となっている
500系に乗り込み出発まで待つことになる、その間に700系のぞみが入り、そして出ていく、今日ほど700系を妬ましく思ったことはない(笑)
13時50分岡山駅を静かに出発した、
広島に着くのは1時間17分後の15時07分となります、のぞみなら36分ほどで着きます
そして高梁川を通過、山際に走る伯備線を見ることができなかった、
1時間に1本の列車を新幹線で見ることなど、奇跡でしかない・・・。
伯備線から新幹線の高架を見たところ(実際にここにも行ってみたいと思う)
この座席と座席の間にある、この生地上の装飾はなんだろうか、
さわると柔らかかった、当時のセンスとはこうだったのだろうと思わせるものだった
福山城が見えてきた、新幹線からこれほど近くに見ることができる城は珍しい
新幹線駅から見るお城も趣きがある、
ちなみにこの駅で3分間待つことになった、さらにその前の駅・新倉敷駅でも3分待った
こういう風景を見ると、山陽新幹線に乗っているんだな・・と思う
三原駅ではなんと7分間の停車となった
暇なので外に出てホームを散歩、そしてホームでストレッチした(笑)
これが山陽新幹線の車窓だ
西日本エリアでみる727看板も新鮮だ
「727COSMETICS」
それもまた趣きがある
もう1車両の500系とすれ違った、
また、500系にはハローキティー仕様のものが走っている、500系でピンク・・・。
ようやく、広島球場が見えてきた、500系こだまの旅も終わろうに近づいている
広島インテリジェントホテル前を通過、本日宿泊するホテルだ、当然としてトレインビューホテルです
広島って、新幹線で来るのは初めてかもしれない・・・。
500系は終点・博多まで行きます、ここでお別れ、お見送りをしよう