KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

帰りも・・特急ゆったりやくもで行こう!

出雲にきている私、

これから広島へいく為にゆったりやくもで岡山に向かいます

 

島根県出雲市にある旅館「湖静荘」

チェックアウトを済ませてタクシーで宍道駅

 

10分ほどで宍道駅に到着、湖静荘の最寄り駅は荘原駅なのだが、そこには特急が停車しないので宍道まで行くことにした、この路線は本数が少なく、タクシーで行くほか選択肢がなかった

 

なんとくなく整備されて小奇麗になってしまった駅前、

旅人としては郷愁を感じさせるようなローカル駅を期待していたのですが、それは無理なことなのかもしれない

 

駅の中もリニューアルされており、瑞風も停車するのだろうか、それに関するものが装飾されていた

 

電光掲示板を見ると、4つのうち3つが特急だった、その中にはサンライズ出雲も入っている、当然ですが宍道駅無人駅でした

 

時間が早いけどホームに入った、ここは駅前と違い、往年の歴史を感じることができる雰囲気だった

 

ホームにはまだ誰も入ってきていない、このローカル線的な雰囲気すきだな~

 

この木組みはもう芸術と言ってもいいのかもしれない、素晴らしい!!

 

奥の退避線には、2両編成が停車していたけど、こちらは現役ですかね

 

向こうに見えているのは神社か、駅に入る前なら少し寄ってみたかったと後悔

 

9時48分、サンライズ出雲が入ってきた、寝台特急の旅もいいよね

 

乗客たちも降りる準備をする時間、10時台から出雲観光へ行ける寝台特急

 

変なメロディが流れて、特急やくもが入線してきました、

変なメロディって書いたけど、通過時や入線時に流れるメロディだけど、昨日から耳にこびりついてしまうほどに中毒性がある(笑)

 

9時56分、ゆっくりやくも入線です

 

国鉄型最後の特急と呼ばれている特急やくも、

もうじき定期運行から引退となる、臨時列車などではまだ頑張るらしいけど、今、鉄道ファンたちの間でも最も熱い路線ともいえるだろう

 

昨日と同じく、グリーン車を選択してしまった弱い人間です(笑)

3時間近く乗るので、普通車よりも楽かな・・と持ってしまって・・・

 

宍道駅と名の通り、出発するとすぐに進行方向左側には宍道湖が見えてきた、

出雲からの出立にふさわしい景色です

 

いずものグリーン車は1+2列の座席であり、非常にゆったりとしている、この座席の隙間が気になるけど

 

そして、私が予約したのは宍道湖とは逆のA席、

そこから見える宍道湖が素晴らしい、これは特急やくもの振り子走行に関係しているものと思うのだけど、車体が上下に動き、宍道湖が上下に移動していくのだ

(非常に説明しずらい)

 

これは、車体が進行方向左側に沈んでいる感じになっている

 

次に宍道湖が上がっていく、面白い車窓風景だった

これもC席に人がいないからの絶景なのだが・・・・・。

 

次に空しか見えなくなってしまった・・・

 

そして安来駅に停車、車窓からは工場群の特異な景色を眺めることができる

※日立金属安来工場

ちなみに足立美術館の最寄り駅です

 

あれは大山であっているかな?

行きの車窓でも見えたけど、大山かな~と

でも田園風景と相まって、本当にいい景色です、いい路線ですよ!!

 

乗っていると、多くの時間、車窓からは川を見ることになります

 

まだ咲いてくれている桜もあります、この山陰においても全般的に桜は散り始めです

 

新型特急やくもとすれ違い、あっちはさぞかし快適なんだろうな・・・と

カーブでも変な揺れは少なく、異常ながたつきも無いんだろうな

 

でもこっちも対策済です!

エチケット袋完備してますから!!

 

方谷駅ゆったりやくも同士のすれ違い

いいフォルムだな~、これが6月には新型に置き換わってしまう

 

伯備線の景色は飽きない、3時間でも苦痛と感じさせないのは、グリーン車のゆったり感とこの景色に違いないと、私は結論付けた(きっぱり)

 

途中で分水嶺の案内放送が入る、最高地点を境に日本海側に流れていた川が太平洋への流れへと変わっていく

 

山陽新幹線が走る高梁橋梁とのオーバークロス、ここで新幹線を見ることができると幸せになるとか、ならないとか・・・などと聞くけど、橋の下を通過する直前、新幹線が横切った、撮ることはできなかったけどね・・・

 

ゴミ箱が新型やくもになっている、なんでカルピスの看板ってさわやかなのだろう

 

12時47分、終点岡山駅へと入っていく、3時間の長く、そして短い旅が終わろうとしている

 

「ぐったり、はくも」と揶揄されている特急だけど、私は全く問題なく、その揺れが楽しく感じた、でも油断せず、極力飲食することは控えたけどね

 

その折り返しの特急やくもの雄姿を見てから次の目的地へ行こう

 

別に次の新幹線の出発時間がまだまだ先で暇だから・・というわけではない

 

普通車に乗れなかったのは少し残念ではあったけど、

いいよね やっくん!!

 

けっこう、カメラを向けている人がいるのも、今ならではの光景だ

 

ほんとうはクリーム色の国鉄リバイバル色の特急に乗りたかったのだけど、この週だけは不運なことに運休らしい(旅行から帰ってから知った)

 

こちらです、

リバイバル国鉄特急色

 

帰りも・・特急ゆったりやくもで行こう! 完