今回は旅は特急やくもに乗る、撮る為に企画した、
これから荘原駅で撮影していこうと思います!
ここは島根県にある小さな駅・荘原駅です、
出雲市駅から距離にて13kmほどの場所にあります、ここから徒歩10分ほどの場所に今日宿泊する旅館があるのですが・・・。
もうしばらくすると、特急いずもが通過するのでカメラにおさめていこうと思い、ホームでボーッとしています、
『あの石碑はなんだろうか、後で行ってみよう』
高速で通過することは知っているので、通過する線路とは反対側のホームで待つつもりが、まさかのこっちだった!!!
ということで、初っ端からポジショニングを間違えてしまった
4両編成なので、一気に駆け抜けていってしまう、GWなどになれば増設されて、もっと見栄えがよくなると思うのだけど
今日は『ゆったりやくも』しか走っていないのか?!
特急やくもは国鉄型最後の特急と言われており、見てのとおりレトロな車体でこの出雲路を走っている、その引退が近いこともあり、ここ島根まで来ています、紫色のスーパーやくもは4月5日をもって引退をした、それに伴い新型やくもが4月6日から投入され、6月15日には全車両が置き換わる予定、赤いゆったりやくもと緑やくもとクリーム色の国鉄色やくもはまだ走っているが、それも6月までで実質的な見納めとなります
JR西日本の駅、荘原駅
駅員のいない無人駅です、この駅では学生が2人ほど下車したのみ、それほど小さな駅なのだ
小さな川の脇を歩き、先ほどホームから見えた石碑まで行ってみたいと思います、ちなみにこれから向かう湯の川温泉は反対側です
山と田畑が広がる、のどかな風景です、
歩いている人いても誰1人とも会わず、誰かが庭で何かをやっている雰囲気しか感じることがなかった、車とは何台か連れちがい、ここは確実に車社会であり、徒歩移動は基本無いのだろう
先ほどホームから見えていた気になるもの、
絶妙なバランスでたっている灯篭(常夜灯)だった
普通列車が荘原駅に入ってきた、桜が満開であれば、最高の絵となっていたに違いない
そしてスーパーおきが通過していった、2両しかないので、サーッと通過していく様がかわいらしく思える
えんじ色というのだろうか、地方鉄道を感じさせるいい単色だ
次に来たのは黄色の普通列車、これは岡山駅にも停まっていたな~
こちらの顔は平面、昔の鶴見線ってこんな感じだったように思えるけど・・・・
荘原の猫、視線を感じると思ったら君ですか・・・
『少しお邪魔しますよ』と言っておいた
『わかった、好きにしな』と猫は去っていった
ゆったりやくも通過、明日もこの車両で岡山に戻ります、
一度ぐらいは国鉄色のやくもを撮りたかったが、一度も来なかった
※この時、この週は国鉄色やくもが運休とは知らなかった
どんどんと日が落ちていく、もう撮影は難しくなってきそう・・・
宿に一旦入り、温泉に入ってから再びやってきた、
これは「緑のやくも」だ、本日出雲に来るときにどこかの駅ですれ違ったヤツだ
時刻は18時40分頃だ、それでもまだ辛うじて真っ暗ではない、陽が長くなったものです
これはJR西日本の粋な計らいにて、リバイバル企画第三弾として、みどり色のやくもが走ることになりました、本音としては4月5日前にきて、スーパーやくもにも乗ってみたかった、でも関東民の私としては容易に来れる場所じゃないからね、岡山・出雲などの山陽山陰エリアは・・・。
ここから3.5kmほどの場所に出雲空港があり、航空機がこれぐらい大きく見ることがでできます、発着回数は少ないので地域住民からすれば、幸いなのかもしれない
もう、そろそろ限界になってきそう、
もう少しでサンライズ出雲が通過するが、それまではもちそうにない
1両編成の回送車が走っていった
19時5分頃、ホームに通過メロディが流れ、奥から前照灯が見えてきた、
サンライズ出雲の通過です
真っ暗すぎる・・・
車内からカメラを向けている人、ベッドメイクをしている人、それらを見ることができた、下り、上りともに全く異なった旅情を感じることができる寝台電車、私もこれで横浜まで帰ることを考えていたけど、途中で考えを変えてしまった、
それは広島にある「スカイレール」の存在だった
そして翌朝・・・
朝食を終えて、7時30分頃に荘原駅近くの畑にやってきました
田舎の朝の散歩は心地よい!!
スーパーおきを見に来たわけではない
「ゆったりやくも」が通過
昨日、岡山駅から出雲市駅まで乗り通したけど、車窓からは多くの人がやくもに対してカメラを向ける光景を見ることとなった
次の駅は宍道(しんじ)となります、私も2時間後にはそこから特急やくもに乗り岡山に向かいます
ここでも多少なり桜が最後の花を咲かせていた。
島根・荘原で特急やくもを撮影しよう! 完