岡山旅行も3日目、今日が最終日である。
本日は吉備路サイクリングを楽しむ予定だ。
しかし、早朝にあることに気づいてしまったのだ・・・、
それは今日、「そうじゃ・吉備路マラソン」が開催されるのだ、
昨日以前にそのマラソン大会が開催されることはそれとなく知っていたが、まさかサイクリングコースにかぶるとは想像していなかった。
しかしながら、今更予定を変更するつもりはない、行けるところまで行くつもりだ、
ネットで調べたところによると予定コースの半分まではいけると思われる。
不安を抱えながら、最終日スタートします!!
岡山駅、典型的な新幹線駅である。
岡山駅、10番線ホーム。
吉備線、通称・桃太郎線に乗る。
備前一宮駅、9:00少し過ぎに到着。
駅の隣にレンタサイクルがある、ここの開店時間が9:00なのである。
計画した吉備路サイクリングコースは、
備前一宮駅で自転車を借りて、
①吉備津彦神社 ②吉備津神社 ③鯉喰神社 ④造山古墳 ⑤備中国分寺 を周り
総社駅で乗り捨てをする、というプランを考えていた。
係の人に確認したところ、詳しくはわからないと言っていたが、鯉喰神社までは
行けるとの事だった。
歴史をめぐる備中高松サイクリングコース|行ってみたい|水と緑が合言葉 おかやまESDなび
最初の目的地は吉備津彦神社である。
備前一宮駅から見え、自転車で2・3分で到着する。
門をくぐり、自転車置き場にしっかりとめる。
参拝客は15人前後はいたと思う。
参拝をすませ、御朱印を頂いた。
ここからが吉備路サイクリングコースの始点である、
基本は田んぼ道に作られたコースを走る、曲がり角には看板が必ず建てられており、迷う事はない。
このようにサイクリングによる観光を推奨するように、大きな看板も設置されている。
自転車で走っていると吉備線が走っているのが見える、のどかだな~。
吉備津彦神社と吉備津神社の間に鼻ぐり塚という場所がある、
牛を供養する為に牛の鼻ぐりを高く積み上げた鼻ぐり塚がある。
吉備津彦神社から約1.7kmで次の目的地:吉備津神社に着く。
駐車場に隣接しているトイレ横に自転車を置かせていただく。
こちらの祭神も吉備津彦命である。
創建された時代は不明であるが、南北朝時代に焼失して、将軍・足利義満が備中国守に命じて再建をさせてものである。
この比翼入母屋の本殿は有名である。
そして、本殿の右端に白い物体がいる・・・。
ネコである。 気持ちよさそうに寝ている。
吉備津神社と言えば、この回廊である。
美しい曲線を描く回廊である。
神社入口にはお土産屋もある。
吉備津神社からサイクリングロードに戻る際はすこしわかりずらい。
注意が必要だろう。
吉備津神社から鯉喰神社までは約3kmほど。
S字コースも走り、
この先で一旦停止、サイクリングコースに交わる車道がマラソン大会のコースになっており、その先に行くことができない。
仕方がないので少し迂回をして鯉喰神社に向かう。
昔々、
吉備津の国には百済から来た温羅が住み着いており悪事を働いていた、
そこに吉備津彦命が成敗に名乗りをあげる。
戦いの末、温羅はキジとなり逃げ、吉備津彦命はタカになって追いかける、
さらに温羅は鯉になり血吸川に潜む、それに対して吉備津彦命は鵜になって温羅を捕まえる、その捕まえた場所が、この鯉喰神社である。
鯉喰神社は町の片隅にひっそりとたたずんでいる。
鯉喰神社から横に目をそらすと、そうじゃ吉備路マラソンが行われている。
残念ながら今回のサイクリングはここまでとしてUターンをする。
前方には備前一宮駅が見える。
あとは岡山に戻り、お土産を買い、帰るのみである。
待っていると反対側に500系のぞみが入線していた。
もうしばらくすると東京行のぞみ号が入ってくる、ビールと弁当で乾杯だ、
そして旅の振り返りである。
残念ながら、すべてが予定通りいったわけではない、メインイベントとしてとらえていた吉備路サイクリングが片手落ちで終わった。
また予定に入れていなかったが、岡山観光といえば、岡山城と後楽園がスタンダードである、しかしそこには行っていない。
いつか行かなければならない、そして吉備路サイクリングの完成という宿題も残った、
今回はこれで終わるが、岡山旅行はこれからだ!!
それでは別の観光地で会いましょう。
岡山に行こう! 3日目 完。