今回来ているのは埼玉県の秩父、羊山公園の芝桜を見終えて、次に秩父神社へ行ってみようと思います。
西武秩父駅、折角ここまで来たのだから、少しだけ秩父の街を散策していこうと思います。このバスターミナルから先ほど、三峰神社行きのバスが満員で出ていたった、所要時間を調べて、今日はやめることにした。
(西武秩父駅)
秩父市役所の前には、秩父神社御旅所があった、駅から徒歩2分ほどの場所だった。
次の特急出発まで、1時間ほど秩父を散策したいと思う。
第一印象はかなり開けた感じの街に思えた、西武秩父駅もそうだったけど、新しく造られた場所が多い感じだ。
新しさと古さの両方がある、そんなイメージかな。
山と山の間につくられた街といった雰囲気、この踏切は秩父鉄道のもの。
羊山公園に芝桜が咲く頃(4月~5月)は「芝桜駅」とに変身する。
「ようこそ! 芝桜駅へ」
さっき、きれいで新しい西武秩父駅を見たせいか、このノルタルジックさとのギャップが大きい、西武秩父駅から徒歩5分ほどの距離にある。
御花畑駅、これはそのまま「おはなばたけ駅」と読みます、変な名前だな~と以前から思っていたけど、これは「御旅所」の美称として呼ばれていたことに由来するらしい。
いろいろ由来はあるらしいけど。
「秩父まちあるきマップ」
全てを周る時間はないので、秩父神社をメインとしながら、レトロな建物を見ながら散策したいと思う。
昭和レトロ喫茶、自称でレトロっていってしまうのは・・・と少し考えた。
踏切が聴こえてきたので列車を見送ることに。
御花畑駅は中間駅であり、それぞれ熊谷と三峰口が終点となる、ここから熊谷は1時間25分ほどかかる。
「パリー食堂」
登録有形文化財、昭和2年に建てられたものであり、看板建築の珍しい建物だ。
入ることはなかったけど、看板猫がいるらしい。
食堂パリーの近くには小池煙草店だった場所があり、こちらも登録有形文化財となっている、見るからにノスタルジックだ。
その隣りには「ヘアーサロン ヤング」
ネーミングセンス!
ここを右へ行けば秩父神社が正面に見えてくる、この通りは番場通りという。
この水色と白の建物も目を惹くが、こちらは有形文化財というわけではない。
珍しい自販機を発見、
秩父名水サイダーという美味しそうな名前の飲み物があった、これは栓抜きが無いと飲めないので断念、それ以外にはナッツ、梅干し、ソルトなどの変わり種があった。
商店街の先に見えてきたのは秩父神社の鳥居。
秩父鉄道の御花畑駅より徒歩3分、西武鉄道・西武秩父駅であれば徒歩10分ほどの距離にあります。2100年以上の歴史を持つ関東の古社だ。
手水舎、こちらは武甲山の伏流水を使用しているとのこと、ありがたや。
平日なので参拝客は少ない、それでも5、6人はいたかな。
神門をくぐります、全体的に境内は広かった。
秩父神社、社殿です。
こちらは秩父三社の1つであり、3社ともに関東屈指のパワースポットとなります、また秩父三社巡りというものがあり、宝登山神社、三峰神社、この秩父神社を指す、3つ巡ると9時間ほどかかるらしい、かなりの長丁場だ。
目を引くのは、色とりどりの彫刻、これは左甚五郎作といわれている。
拝殿は県の重要文化財に指定されていて、徳川家康の寄進したもの、徳川そして甚五郎、この2つの名前は強い!
拝殿を正面にして左には、「子宝・子育ての虎」があり、家康公の威厳と祭神を守護する神使いとして彫られたという。
こちらは「つなぎの龍」、秩父に伝わる龍伝説より彫られたという。
カラフルで豪華な装飾。
「お元気三猿」 ネーミングから、すでにかわいい!
日光東照宮の三猿とは表情が全く違う、さらにいえば真逆だ、『よく見て、よく聞いて、よく話す』という意味を持つ。
こちらは社務所です。
『水占みくじ』という変わったおみくじがある、これは武甲山の伏流水に白紙のみくじを浸すと文字が浮き出るというもの。
伏流水は小川として境内を流れている。
鯉たちもとても気持ちよさそうに泳ぐ。
泥にまみれた鯉も力強くて好きだけど、綺麗な水で泳ぐ鮮やかな鯉もいいね。
では、駅へ戻ろうか、
鳥居からみえる番場通りがいい感じ。
この踏切を渡り、3分ほどで西武秩父駅に行くことができる、一応この2つの駅は乗り換え駅ということだ。
正面には武甲山がドーンッと見えてきた、その迫力はすごい!
近くには珍達ラーメンという行列のお店があった、店の風貌から美味しそうな雰囲気が出ていたけど・・・。
「西武秩父駅前温泉 祭の湯」
この隣りにあるお土産屋がすごかった、広いし、商品なラインナップもよかった、私は和菓子系が好きなのだけど、ついつい買いすぎてしまった。
11時24分発の特急ラビューで帰ります、天気がよいので景色が楽しみだ。
この窓の大きさのインパクトはすごい!
「特急Laview(ラビュー)」
特急料金は710円(西武秩父~池袋)これは安いのでは。
ホームからも武甲山を見ることができた。
車内は黄色を基調としていた、あまり落ち着くとは思えない色だけど、これは西武鉄道では黄色の車体が走っていたけど、そこからきたのだろうか。
座席も黄色、銀色の車体に黄色の車内、かなり大胆であり、インパクトのあるものだと思う、そして車内のお供はさやま茶だ。
西武秩父を出発!
山間を走っていくラビュー、川や道路とクロスしながら進んでいく、流れていく緑が心地いい。
カーブも多いので、弧を描くラビューを見ることができる。
そして池袋駅に到着、
羊山公園の芝桜を目的に行ったけど、ラビューから見える新緑の景色も絶景だったことが印象に残った、大満足の旅になりました!!