2018年の最初の旅は、縁起物で行こう。
一富士・ニ鷹・三茄子である。
そう、最初の旅先は、富士登山である。(誤解をまねく発言・・)
午前中に宣言通り、富士登山を達成した。(またもや誤解をまねく発言・・)
そう、宣言通りに浅間神社に行ってきたのだ。(おいおい、今度はダジャレか・・)
向かう先は駒込である。
初めて降りる駅であり、少々楽しみではある。
駒込に行き、正月の縁起物の謎に迫るのだ。
駒込駅を出て、徒歩にして約8分ほど。
そこに、駒込富士があるのだ。
正確には駒込富士神社という。
またしても裏に出てしまった、回り込んで入り口を探そう。
明らかに勝手口もとい、裏口を発見。
入っていこう。
住所は、東京都文京区本駒込5-7-20である。
すでに富士塚が見え、回り込むように正面に移動する。
目を見張る立派な富士塚である。
しかしながら、他の参拝者は現段階では誰もいない・・・・。
「少し寂しい感じだ」
先ほどの江古田富士が大盛況だけに・・・・・。
しかし富士山の山開きの時は露店もでて、多いに賑わうという。
大きい岩には、駒込 富士山 と堂々と描かれている。
赤文字が目に鮮烈に入ってくる。
奥の陽の当っている石には、浅間神社とこれも赤文字で書かれている。
正面から富士塚を見たものである、
これは登山というより、最短の直線と駆け上がっていくことになる。
下山時の須走であろうか・・・・。
階段を登っていくと、正面には拝殿がある。
富士山の頂上は平坦となっており、整地されている、
そして立派な拝殿が建っているのだ、これまでの富士塚とは少し趣きが異なる。
茄子の色した奉納と富士山がかかれた幕が目をひく。
この風景を見ると富士頂上とは決して思えない、
そして景色も良いものとは言えない。
この頃から、参拝者も数組がきた。
境内社が2社ある。
小御嶽社。
そして白黒のおネコ様である、
あ~、シャンシャンを見たい!! 上野は比較的近い立地だな。
坂を下り、富士塚を周りこむと、封鎖された口があることに気づく、
こては胎内巡りがかつてできていたということか・・・・。
富士神社について書かれている。
この塚はかつては古墳であったと書かれたいる、それらに手をいて、富士塚を造っていったのだろうか。
そしてもう1つの看板がある、「駒込ナス」とあまり聞きなれない単語がある、
かつて富士神社の一帯では野菜の栽培が盛んであり、特に茄子の出来は素晴らしいものであったという。
ここには社務所がない、もともとあるかどうかも不明である、
しかしながら、この時期の御朱印は近くの天祖神社までと張り紙があった。
すこし離れて富士塚をみる。
順番は入れ替わったが、鳥居をくぐる。
「富士社」とかかれている。
さて、富士塚があり、茄子も出てきた、
次にでてくる単語は・・・・、そう鷹である。
かつてこの周辺には鷹匠屋敷があったという・・・、これですべてがそろった。
「一富士・ニ鷹・三茄子」初夢の縁起物、
駒込は、これらの言葉の由来の一つとして考えられている。
今では、鷹匠屋敷はなく、茄子の生産もない、残っているのは富士のみである。
この言葉には、諸説あり、
「富士(無事)・鷹(高い)・茄子(成す)」という説もある。
初夢の縁起物。
「一富士・ニ鷹・三茄子」
そしてこれには続きがあり、このようにある、
「四扇・五煙草・六座頭」と続く・・・。
私の富士塚の旅もあと少しだけ続く。
駒込富士で縁起物の謎に迫ろう!! 完