KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 船橋大神宮に行こう!(2018年10月20日)

10月20日は、船橋大神宮例大祭が行われる、

行ってみよう!!

 

f:id:turumigawa915:20181022223338j:plain

船橋大神宮は通称であり、正式な名称は『 意富比神社(おおひじんじゃ)』という。

日本武尊が創建したと伝わっている由緒正しい神社である。  

 

船橋大神宮の住所:千葉県船橋市宮本5-2-1。

最寄り駅は京成本線大神宮下駅である。

 

f:id:turumigawa915:20181021141202j:plain

京成はあまり乗らない鉄道であり、ある意味新鮮である。

また京成に乗らずとも船橋大神宮に行くことはできる・・・・、

JR船橋駅から徒歩13分(距離1km)なのだ。

 

今日は、外出時間が長いので、体力温存と京成線乗車を理由に乗ることにした、

そんな近距離なので、乗車時間はカップ麺の出来上がりより早いのだ・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181021142932j:plain

10:55に船橋大神宮・鳥居前に到着。

本日は、『奉納相撲大会』が行われている、

20日AM11時から』、『21日AM8時から』の2日間行われる。

  

f:id:turumigawa915:20181023000012j:plain

『意富比神社』※おおひじんじゃ

 

f:id:turumigawa915:20181021142012j:plain

参道は長い、「お! 歓声が聞こえる!!」

 

f:id:turumigawa915:20181021142047j:plain

テントが張られており、大勢が集まっている。

もう始まっているのだろう。

 

f:id:turumigawa915:20181021142532j:plain

相撲だ!!

 

f:id:turumigawa915:20181021151415j:plain

相撲も見ていたいが・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181021150009j:plain

 まずは参拝である、本日は参拝客が多い日だろう。

大神宮と名があるように、皇室の祖神である天照大御神が祀られている。

 

f:id:turumigawa915:20181021150257j:plain

本殿横には、境内社も複数あり、とてもにぎやかだ。

 

f:id:turumigawa915:20181021150406j:plain

船玉神社、よく見ると船の形をしている。

それに反対側にも他の神社がある、そこは後程行ってみよう。

 

f:id:turumigawa915:20181021150523j:plain

こちらは別の鳥居口である、

正面には京成本線が見え、この道を真っ直ぐに行けばJR船橋駅に行けるはずだ。

 

f:id:turumigawa915:20181021151643j:plain

時間はまだあるので、奉納相撲を楽しむことにする。

 

この奉納相撲は、

1590年、徳川家康が鷹狩にいく途中、船橋の地に泊まった際、

地元の人々がもてなす為に、子どもに相撲をとらせたところ、

家康は、大変喜んだことに由来するという。

 

f:id:turumigawa915:20181021151832j:plain

素人相撲は、素人としての楽しみ方がある、

そのようなことを気づかされた奉納相撲であった。

 

ここに来た一番の目的は、神楽舞である。

事前情報では、12時頃から始まると聞いており、

11時の到着した際は、誰も神楽殿の前にいなかった、

あまり待機はしたくなかったので、11:30に行くことに決めた。

 

f:id:turumigawa915:20181021152802j:plain

11:30に神楽殿に行くと・・・、『けっこう人がいる!!!』

いそごう!!

楽殿は、駐車場の隣りにある。

 

f:id:turumigawa915:20181021153133j:plain

30分ほど待ち、ほぼ12時から始まる。

観客は、3重~4重ほどの人が囲んでいる場所もあったが、側面はあまり人がおらず、

なかなか微妙な感じなのかな・・・。

途中で帰る人も結構おり、少しづつ前に行くことができた・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181021153239j:plain

扉が開かれ、神楽が始まる。

船橋大神宮の神楽は年6回行われる、

元日、1月3日、節分祭、水神祭、例大祭、12月の二の酉である。 

 

f:id:turumigawa915:20181021164714j:plain

みこ舞から始まる、

過去の記事をみると女性が舞っていたが、男性が舞うこともあるのか、

神子舞である。

 


動画『みこ舞』

 

f:id:turumigawa915:20181021165159j:plain

次に猿田彦が登場する、これは『猿田舞』だろう。

 

f:id:turumigawa915:20181021170233j:plain

鉾を持ち、勇壮な舞をみせる。

 


動画『猿田舞』

 

f:id:turumigawa915:20181021170400j:plain

こちらも渋いぜ。

奥から、楽太鼓(見えない・・)、締太鼓で演奏される。

 

次に『田の神舞』が始まる。

(と思われる・・・)

f:id:turumigawa915:20181021171105j:plain

田の神、鍬を持つ。

 

f:id:turumigawa915:20181021171139j:plain

大黒様、打出の小鎚を持つ、中腰がとても愉快だ。

 

f:id:turumigawa915:20181021171222j:plain

神の使いである狐は、舛を持つ、

そこには「二リットル」と刻まれている・・・。 

 

f:id:turumigawa915:20181021200719j:plain

田の神の鍬により地が耕され、

神狐が種を撒き、大黒様が小鎚で豊作を祈願する、そのような舞だ。

 

動画『田の神舞』

 

f:id:turumigawa915:20181021202545j:plain

次に、神狐が颯爽と登場。

 

f:id:turumigawa915:20181021202635j:plain

五穀豊穣を祈る舞。 

 

f:id:turumigawa915:20181021202800j:plain

決めポーズである! 

 

動画『天狐舞』

 

f:id:turumigawa915:20181021203925j:plain

次の演目に移る・・・、翁が静かに登場。 

 

f:id:turumigawa915:20181021204754j:plain

刀を取り出し舞う、里神楽の演目では最も大切に舞われる演目である。

『翁舞』である。

 


動画『翁舞』

 

f:id:turumigawa915:20181021205500j:plain

次に『知乃里舞』が始まる。

次に使うのは弓と矢だ、これでその年の豊凶を占う。

 

f:id:turumigawa915:20181021210438j:plain

弓矢を放つ所作がある。

 


動画『知乃里舞』

 

f:id:turumigawa915:20181021211100j:plain

まだ続くぜ、

恵比寿様が登場、これから『蛭子舞』が始まる。

 

f:id:turumigawa915:20181021211406j:plain

これから竹竿で釣りをするのだ。

 

f:id:turumigawa915:20181021212017j:plain

そして釣り上げたのは宇受売(うずめ)であった・・・。

蛭子は神話で登場する神であり、漁村では福の神と信じられていた、

そして恵比寿は蛭子だったという説があり、蛭子舞では恵比寿様が踊るのだ。

 


動画『蛭子舞』 

 

f:id:turumigawa915:20181021213716j:plain

 恵比寿様と交代して、宇受売の舞が披露される。

 

f:id:turumigawa915:20181021213741j:plain

神話においても踊りを待った宇受売であり、表情も終始にこやかだ。(当たり前だ)

 


動画『宇受売の舞』

 

f:id:turumigawa915:20181021215131j:plain

そして、次の演目に入る、鬼登場!

最後の演目『山神舞』である。

 

青鬼が髪を掴みながら、乱れ踊る・・そこに現れたのは・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181021215914j:plain

山の神・鐘馗(しょうき)が登場!!

 


動画『山神舞』

 

f:id:turumigawa915:20181021220234j:plain

成敗!!!

 

艱難辛苦を乗り越え、平和な世の中にやがてなるという舞である。

 

f:id:turumigawa915:20181021220355j:plain

そして平和を喜び、それを皆と分かち合う為の・・・・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181021220555j:plain

餅まき!

 

f:id:turumigawa915:20181021220626j:plain

餅まき!!

 

f:id:turumigawa915:20181021220649j:plain

餅まき!!!

 

f:id:turumigawa915:20181023220229j:plain

餅をゲット!!!

こちらに一直線で飛んできた餅を左手でキャッチ!! 

 

f:id:turumigawa915:20181021220734j:plain

神主が最後に扉を閉め、神楽は終わる。

最後までずっと一人だけ正座をしており、実は最も戦った男でもあった。

私はそれを見逃さない・・(笑) 

 

時刻は13時少し前であり、約1時間の舞であった。

 

f:id:turumigawa915:20181022235201j:plain

楽殿から灯台が見える。 

 

f:id:turumigawa915:20181022235233j:plain

 燈明台という、

かつて船はこの境内にある灯台の灯りを頼りに航行していたという。

昔は海が近かったのだろう、燈明台は正月の三が日だけ公開される。

 

f:id:turumigawa915:20181022235305j:plain

外宮がある、豊受姫神社がみえる。

 

f:id:turumigawa915:20181022235346j:plain

歯固め石があった。

 

f:id:turumigawa915:20181022235402j:plain

覗くと・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181022235437j:plain

場所を変え、土俵に行ってみると、取り組みが終わっており、

相撲甚句が行われている。

 

f:id:turumigawa915:20181022235548j:plain

そして奥に伸びる参道を発見。

 

f:id:turumigawa915:20181022235609j:plain

その参道には、大鳥神社があり、龍の彫刻に惹かれる。

さらに奥に進むと・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181022235653j:plain

常磐神社がある。

 

f:id:turumigawa915:20181022235719j:plain

常磐神社・鳥居の横からは、燈明台が見える。

笹がよい感じに生えている。

 

f:id:turumigawa915:20181022235747j:plain

そして、鮮やかな建造物が見えてきた。

 

f:id:turumigawa915:20181022235819j:plain

鯉がかわいらしい。

 

f:id:turumigawa915:20181022235844j:plain

ここには、日本武尊徳川家康徳川秀忠が祀られている。

家康の前歯が奉納されているという。

ここ船橋大神宮は、徳川家から庇護を受けていた神社なのだ。

 

f:id:turumigawa915:20181022235900j:plain

龍神がご立派だ。

徳川吉宗公が、ここ船橋大神宮を参拝すれば、伊勢・日光に参拝したのと同じ

言われたのだとか・・・。

 

f:id:turumigawa915:20181022235938j:plain

船橋大神宮、名に恥じぬ立派な神社であった。

 

そして神楽を楽しませてもらった、また来たいと思った、

神楽は年6回のチャンスがあり、灯台には3日間のチャンスがある。

また来よう!!

見ていない演目もまだあるしね・・・。

 

船橋大神宮に行こう! 完