本日は車で鎌倉・浄明寺地区に来ている、
そこには旧華頂宮邸があり、今日・明日と一般公開日となっている。
鎌倉は電車で来たほうがよいと思うのだが、車で来ることが多い・・・・。
そして、この浄明寺周辺には駐車場が少ない、遅く来たのでは「即ゲームオーバー」と
なってしまうのだ。
旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)
神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目6−37
地図の通り、報国寺の少し奥に行った場所にある。
この周辺には杉本寺・浄妙寺があり、おススメできるエリアでもある。
◆駐車場として、コインパーキングが2カ所ある
・報国寺入口交差点を曲がった所(今回はここに停めた)
・報国寺入口交差点の次の小道を曲がった所
・浄妙寺にも専用の駐車場があるのだが、どうだろうか・・・・
こちらも時間制の支払いなので浄妙寺とセットならいけるのかな・・・・。
報国寺横の道を上がっていく、ゆるやかな坂であり両脇には民家がたつ。
側溝にはきれいな水が流れている。
よくみると透明なザリガニ(川エビ?)がいた。
近くにこんな水場があるのは羨ましい!!
報国寺からものの数分で到着した、
門前には20人以上の人達が待っている、今の時刻は9時35分だ。
旧華頂宮邸 (きゅうかちょうのみやてい)
華頂博信侯爵邸として昭和4年に建てられた。
庭園の公開は行われているが、建物内の公開は年4回しかない。
春と秋の公開、各2日間だ。
時間があるので側面から門内をみてみる。
準備中だ。
この道はさらに上へ続いている、車の通り抜けはできないと思うが、地図をみる限りでは
徒歩ならさらに先に行けそうだ、この先にはハイランドへと続くと思うのだが。
今度行ってみようかな。
木々の間から見える洋館の様がいい!!
ボランティアの方がパンフレットを配ってくれた、これを読み時間を潰そう。
10時になり入場開始だ!!
待ちに待ったぜ、といっても25分ほどだが・・・・。
入口で靴を入れる為のビニール袋をもらい、スリッパをはいて館内へ。
1階の部屋ではパネル展示が並ぶ、この辺りは足早でいく。
2階へ上がってきた、赤の絨毯が映える。
壁の質感は素晴らしい、
まるで絵画のようだ(いいすぎかも・・・)
室内灯のスイッチだ、
バチンと上げてみたい衝動にかられる(笑)
窓の取っ手?!
なんとオシャレな!!
一つ一つが凝っている。
この青い室内灯がとてもいい!!
こちらも同じ部屋の室内灯だ、
このおシャレさがいい、
部屋数は多いのだが同じ室内灯がないのだ。
窓の外にはフランス式庭園が一望できる、バルコニーに出れないのは少し残念だ。
マントルピース。
暖炉の周りの装飾をいうのだが、暖炉そのものを指すこともある。
そして畳の部屋が突如出現、マントルピースと畳とのアンバランス感・・・。
『和洋折衷』とはならない?!
こんなオシャレな花瓶もあった。
右にあるのは暖房機なのだろうが、こういうのは効かなそうだ、体験談だ。
外に見える景色も青空で清々しい、いい日に来たものだと天気に感謝だ。
1階に続く階段であるが、ここは立入禁止となっている、それにしても急な造りだ、
では1階に下りよう。
ここは一階入口から奥に進んだ場所だ、窓が広くとられており明るい場所だ。
右には庭園が見える、その奥にはサンルームがある。
マントルペースの上にある絵画。
鎌倉の海だろうか。
記念撮影にはよさそうな場所だ。
サンルームには秋の日差しが入り込み、ここだけとても明るく、暖かそうだ。
そこには、プラスティックのテーブルとイスが置かれており、ここだけバランスが悪い。
『 華頂侯爵 博信王 』の写真
こちらの部屋ではネルドリップのコーヒーをサービスしていた。
では庭に出よう!
入口でスリッパを返し自分の靴に履きかえる。
旧華頂宮邸は1929年に華頂博信(かちょう ひろのぶ)が建てたのだが、
ここに住んだ時期は短いという・・・。
平成8年以降、鎌倉市が譲り受け管理をしている。
『 ハーフティンバー造り』の建物。
柱・梁などの骨組みが外に出ている造り、よくヨーロッパの街並みで出てくるヤツね。
やはり鎌倉文学館と似ている。
そしてドラマの撮影などでよく使われているという。
「執事西園寺の名推理」上川さんと八千草さんができているドラマだ、
館内にはドラマの撮影風景などの写真があるわけではない、そこに好感が持てる!!
建物の傷み具合が目立つ、鎌倉市には頑張ってほしい、でも同時に歴史も感じられいいよね。
また入口には募金箱が置かれているので、皆で募金して維持していこう!!
外のベンチやイスで寛ぐこともできる、でも今日は暑いので3分が限界。
ランプ1つ見ても、凝っているという・・。
こだわりがすごいね。
かつては池のようになっていたのだろうか、その光景も見たかった。
このルートの先には、
もう1つの一般公開されている建物がある。
『無為庵』という建物だ。
読み方はそのまま「むいあん」と読むらしい。
ここは茶室であり、旧華頂宮邸の公開とともに見ることができる、
玄関まで入ることができる、ここから覗いてみよう。
戸を開ける部分を見てほしい、
なんだこれ?!
洋館の隣りには純和風建築の無為庵がある、
やはりバランスだよね。
造りたい気持ちは想像できる・・・。
庭園に戻ってきた、バラが少しだけ咲いていた。
洋館とバラはよく合うね。
こちらは洋館の側面、サンルームが見える。
目を横に向けると山肌にいくつか穴が見える、
これは防空壕か、貯蔵庫か・・・。
10時35分、もう人は落ち着いていた・・。
邸宅前はロータリーのようになっている。
では戻ろうか!
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では、
1時間40分前に戻り、報国寺を少しだけ紹介しよう!
時刻は9時、報国寺の開門時刻だ。
旧華頂宮邸の開門は10時、それまで久しぶりの竹を見ようか!
もう5・6人ほどが参拝していた。
では竹林散策に行こう。
300円/大人1人だ。
まずは枯山水で心を穏やかにしよう(意味不明)
曼珠沙華が控えめに咲いている。
そして驚きはその隣りの黄色い曼珠沙華だ!!
「初めて見たぞ、黄色は!!!」
近くで見たいが、叶わない望みだ・・・。
竹は落ち着く・・・大きくなれよ・・・。
竹林はそれほど広くはないので20分もあればおつりがくるだろう。
ここではお茶を頂ける、
この場では買えないので受付で事前に買う必要がある、一度も飲んだことはないけどね。
よく見ると竹と竹が紐で結ばれている、バランスを保つ為?!
帰り際の参道にて、桜を見つけた。
今、この時期に咲くのか?!
勘違いしたのかな?
でもとっても得した気分だ!!
30分の散策となった。
ここのパーキングは20分・300円、鎌倉価格となっている。
特に高い部類だね。
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旧華頂宮邸の散策を終えて、次に向かったのが、材木座方面にある「光明寺」だ。
近くには海水浴場があるのだが、シーズンは終わった為、
光明寺もいつもの平穏さを取り戻していた。
根本道場(本堂)では法事がおこなわれていたので庭園のほうへ向かう。
本日は扉が開いている。
ここではカワセミを3回ほど見ている、
今日は見ることができなかったが、池にはメダカがいっぱいだ!!
最近気づいたのだが、本堂から富士山が見えることに!!
そして光明寺お隣りの幼稚園では運動会が行われていた。
くす玉に万国旗と・・・良い景色だ。
食事をして帰りましょ。
旧華頂宮邸に行こう! 完