『大人の遠足シリーズ』もこの回をもって最終回となる。
また、いつか復活したいと思う。
では『大人の遠足 旅日記』スタートしよう!!
東京駅・新幹線ホーム17番線に上がってきた。
東京駅はいつも以上に静かだ。
乗客0ではないが、車内は閑散としている。
売店で売れ残っていた「チキン南蛮弁当」を購入した。
このカラフルのパッケージは好きじゃない!!
結論からいうと、次はないな・・・。
美味しくはないが、すごく不味くもない・・・。
※これは個人の感想です(笑)
熱海駅に到着、
東伊豆に行くなら熱海駅、中伊豆に行くなら三島駅で降りることになる。
熱海からは伊豆急行線に乗り換える。
4人掛けボックス席に座り、列車は静かに出発する。
この看板はいいね!
伊豆大川・大川温泉の看板だ、味のある絵に目を奪われる・・・。
ライオン岩・・・こういうのはよくあるやつね。
本日の目的の駅・伊豆熱川駅に到着、
予想通り、降りたのは私一人だった、私が見渡す限り、民家はほんの一部しかない。
静かな駅、そして周りには漆黒の闇が広がる。
伊豆急行は伊東駅から伊豆急下田を結ぶ、実際には熱海まで乗り入れていることが多い
のだが、この伊豆熱川はだいたい中間辺りに位置している。
夜の伊豆熱川駅。
まだ到着する列車はある・・・。
駅前の温泉櫓①
伊豆熱川をいえば、この温泉やぐらだ、夜であろうと温泉は湧いているので、
湯気が断続的に出ている。
こちらにも温泉櫓②がある。
真っ暗闇の中、ここだけ白い・・・。
そして海側を見えるもう1つの温泉櫓③がある。
そして坂道の途中にある温泉櫓③に寄ってみる、番号はわたしが任意に振っている。
熱湯が噴出しており、ものすごい蒸気が上がっている、
あまり近づかないようにしとこう。
これなら、いい温泉卵がつくれそうだ。
川音が響いている、その脇道を下っていくのだ、もう海は近い。
灯が最小限に抑えられており、とても落ち着いた雰囲気を醸し出している。
しっかりとライトアップされている、夜の来訪者も想定しているということだ。
(かな?)
海沿いを歩いて行く、坂を下った先のT字路は右折・下田側だ。
川音の次は波の音が聞こえる、
ザザーッ、ザザー・・・・と。
波の音ってこんなにするんだ・・・とここに来るとそのように感じてしまう。
真っ暗な道を歩いて行く、何分間海沿いを歩いているのか・・・。
体感的にかなり長く感じる、この闇に不安を感じている心がそう思わせるのだろう。
見えてきた!!
この灯がどれほどうれしいか!!
ここに来た人しかわからない感動なのだ!!
真っ暗で、時折車が猛スピードで通り過ぎていく・・・
そんな恐怖を感じながら歩いてくるのだ(笑)
安心の灯だ。
「南熱川しおさい館」
今はエスカレーターは使えないのでエレベーターを使い2Fのフロントへ上がる。
人の気配がしない1Fエレベーターホール
しかし駐車場には何台か車が停まっていたので、『0でないこと』は間違いない。
前回来た時と同じくアジア系のにいちゃんが受付をしていた。
憶えていてくれたかな??
こちらが本日の部屋だ!!
浴衣はエレベーター前で大きさを選び持っていくスタイルだ。
十分な広さに満足だ!
老朽化はいなめないが、必要なものは全てあり、不満は全くない。
では早速、最上階の大浴場に向かう。
今は奥が男湯、手前が女湯となっており、夜・朝で入れ替えとなる。
窓の外は大海原が広がっているのだろうが、もちろん真っ暗で何も見えない。
こちらは露天風呂であり、冷たい風が吹いてくる。
ここでは波の音がより鮮明に聞こえてくる・・・。
湯上りのお楽しみ!!
ビールを買う、冷めてしまう前に部屋に戻ろう。
同フロアにはパチスロコーナーがある。
もちろん稼働していない・・・まるで廃墟のよう。
こちらは卓球場がある、社員旅行で来たなら盛り上がるだろう!!
コンビニに寄ってこなかったため、何も食べ物がない・・・。
そして伊豆熱川周辺にはお店はない!!
フロントに聞いたら、お土産コーナーをあけてくれて、くるみ餅を買った。
えびえんべいなどもあったが、量が多くとても一人で食べきれるものではなかった。
では布団を敷き、とっとと寝てしまおう!
起床すると、窓の向こうには海が広がる。
いいよね、この光景が最高なのだ!
朝日が上がり、玉子の黄身のようだ・・・・・。
今日は雲が多い一日になりそうだ。
お風呂からも大海原を眺めることができる、
ここもサイコーだ!!
しかし露天風呂(半露天)がヤバい!! 暑すぎるのだ・・・45℃はありそうだ
(感覚)
マッサージチェアから見る大海原!
卓球海上から見る大海原!!
非日常的な光景、ぼんやりと眺める。
これが日常の人も当然ながら大勢いる・・当たり前だけどね。
潮騒館は道路沿いにあり、すぐ向こうには海が広がる。
まだ直に海岸線に下りたことはない・・・。
朝起きたら、目の前にこの光景が広がっている、
これって素晴らしいよね!
海の向こうに微かに見えるのが伊豆大島だ。
片瀬白田駅を出ると進行方向左側には南伊豆の絶景が広がる。
見えるだろうか??
ズームしてみよう。
海岸線を添うように伊豆急行線が走っている、3両編成がゆっくりと走っていく。
さて、そろそろ出発しようか!
時刻は8時20分頃だ。
2Fロビーだ、この深紅の薔薇の絨毯がしつこい・・。
ここでは銘菓・伊豆乃踊子も変えるぞ!!
ロビーからの景色も素晴らしい!!
では海岸線を歩いて片瀬白田駅まで行ってみよう!
前回来た時は熱川駅方面に行き、熱川バナナワニ園に行った、
今回は逆方面に歩いて行く。
ここは伊豆半島、その東側。
その海っぺりを歩くのだ、これから!
朝の散歩をしている御年輩の方とすれ違う。
それにしてもいい光景だな~。
なんで海って、こんなにいいんだろう。
そこを論理的に考える必要はないだろう、いいものはいい、それだけで十分だ。
ここにはプールがあったのだろう。
きっとあったに違いない、どこかのホテルの所有だったのだろうか、それが今では倒産
となった・・・そんなストーリーを想像してみる。
まだまだ続くよ、どこまで??
こんな感じの場所がいくつかあった、
どうしても落書きをしていまう若者がいる、仕方がないのか?
「片瀬海岸から望む島々」
顔を書きたくなる気持ちはわからなくもない。
「湯波さんぽ道」のモニュメント
来た道を振り返ってみる、潮騒館の存在感が突出している、
列車からもよく見えるんだよね。
海岸には釣りをしている二人組がいる、のどかでいいな~。
海防の松(はりつけの松)の案内板
Googleのマップで「はりつけの松」が気になっていたが、これなのね。
ちょうど、伊豆急行線が通過していく、
この川は白田川というらしい、列車からよく目にする川、そこを実際に歩くのは少しだ
けうれしい思いだ、この感覚わかります?
よく見ると、あそこに列車が停まっている、
あそこが駅だ!
片瀬白田駅を出ると、コトコトと列車は南伊豆海岸線を走っていく・・・。
「大人が示せ、子供の手本」
そうですよね。
川が海に流れ込む、この光景がいいよね!
遠くの山には風力発電の風車が見える、今日はまったく回っていなかった。
ほぼ無風です。
潮騒の道はまだ先へ続いている、しかし今日はここまでだ。
次のスケジュールがあるので、ここでUターンして片瀬白田駅に向かう。
『よう、猫!!』
『かたせしらた』と読むらしい。
「いずきゅん駅スタンプ 」
伊豆急沿線のスタンプラリーの旅はいかがだろうか。
駅には「白田文庫」なるものがあった、
どんな本があるんだろうか、もちろん「伊豆の踊り子」はあるよね。
ない!!!
しかも「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」があるという・・・。
〔 いいね×100 〕
Suicaで入場する。
(何度も書いているが、同じく伊豆を走る伊豆箱根鉄道では使えない!)
ここは海駅だ、
(駅から海が見える駅ということね)
すばらしい光景だ!!
まさに『海駅の関脇』だ!!!
※とは言ってみたが、大関・横綱、ましてや小結がどこの駅かなど、決めていない
適当に言ってしまいました・・・ゴメンナサイ。
列車到着、これから向かう先は伊豆高原です。
駅を出ると「御石曳」が見える、
よく車窓から見ていたが、先ほどの橋の先にあったとはね・・・。
熱川バナナワニ園を通過中。
前回の「大人の遠足 熱川編」ではここに寄った。
温泉櫓の湯けむりが立ち上っている、まさしく熱川温泉の景色だ。
伊豆高原駅に到着、隣りのホームにはリゾート列車・キンメ電車が止まっている。
では『伊豆高原編』は次の記事に譲ろう!
伊豆熱川・オーシャンビュー潮騒館に行こう! 完