KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

春コレ! 勝沼で甚六桜、春日居で桃の花を見よう!

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この季節、桜と桃のコラボを見ることができる、その地は山梨、では旅日記スタート!

 

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AM9時、特急かいじ八王子駅から出発、目的は桜を見ることなのだけど、時期的には満開ではなく、散り始めもしくはかなり散っているものと予測している、それでも行ってみようと考えた。

 

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中央線特急は きれいだ、デザインも洗練されていて、現在では最も素晴らしい車体であると思う。

 

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特急が出発したことで桜並木が見えてきた、やはり桜シーズンは終わっていた・・・。

 

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これは散り始め4日目・・と言った感じだろうか、それでも景色に入る桃色は穏やかな雰囲気を漂わせていた。

 

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一方では厚い雲が広がっているが、こちら側では青空がのぞき、春ののどかな昼下がり

となっている、10時だけど!!

 

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改札を出ると出待ちのタクシーが並んでいた、利用している人は少ないように思えたが、ここからタクシーでどのように観光するのだろうか。 

 

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勝沼ぶどう郷駅

平仮名やカタカナが入る駅名は好きではないけど、この駅名は秀逸だと思う、

 

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駅にはアニメ「アサルトリリィ」のポスターなどが展示されていた、調べてみたら、このアニメの舞台は甲州市という、なんでまた甲州市か? 

聖地巡礼に来た人も多いのだろう。

 

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半分より少し多いぐらい咲いている・・といった感じだろうか、これは「五分咲き」とは言わないよね、なんというのかなと・・どうでもいいことを考えてしまった。 

『五分散り』だな!

 

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よく見ていると、かなり花びらが散ってしまっている。 

 

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見てもらうと駅は小高い丘の上に立っている、そのため景色は素晴らしく奥行を感じることができる。 

 

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「甚六桜公園」

600本近い桜が咲いている、桜並木だけなら他の地域でも見ることができるのだが、ここでは中央本線と桜並木、甲府盆地と桜並木という組み合わせを見ることができる。

 

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「甚六桜」※じんろくざくら

そのような品種のサクラではなく、ソメイヨシノである、たしか甚六会(?)が管理しているため、そのような名前との記憶があるが・・。 

 

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勝沼駅」の駅名標がたっている、ここはかつてのホーム跡という。 

 

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満開ではないが、素晴らしい景色であることに違いない、来年は満開の時期に来ようかな。 

 

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 ホーム跡ではドールを持ち込み桜と一緒に撮影をしていた、たまにドール撮影に出会うのだけど、この人形がかなり精巧に造られているのだ。

 

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桜の木が額にようになっていた、何気ない田舎の景色に心がなごむ、正面に見えるのは「ぶどうの丘」だ、全国区といっていいと思うが、勝沼甲州ワインで有名な土地、ワイナリーも多くあり、桃と併せてそれらを目的に来る観光客が多い。

 

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貨物列車が通過、満開の甚六桜とのコラボとはならなかった、橋の辺りから撮ると桜の間から出てくるような写真をとることができる。 

 

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ここで 485系お座席列車「華」が通過、近くのおばさまたちも真剣に撮影をしていた。

 

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E353系中央線特急が通過、このフォルムは完璧、この車両のリニューアルで伊豆を走ってほしかった、かつて「はまかいじ」という臨時特急が横浜・甲府間を結んでいた、車体は国鉄185系(1年前・・引退した車両)であり、185系と甚六桜のコラボを見たかった、ネットではアップされていたので、一応見ることができるけど。

 

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桜の満開時、この橋の中央辺りから列車を撮ると、素晴らしい構図にすることができる

 

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甲府盆地を見ると、桃色に染まっている光景を見ることができる、これは桜ではなく桃の花、この時期になるとこの辺りには桃の花が咲き渡る!

少しだけ桜と開花時期がずれるので、その日程を見極めることが大事だ。

あとで桃の花の鑑賞もするよ!!

 

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駅舎を挟み反対側にも公園がある、こちらも人で賑わっていた。

「駅前甚六公園」と刻まれている。

 

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こちらの公園には電気機関車EF64型が展示されている、常に雨風にさらされているので経年劣化が激しく少しだけかわいそうにも思える。

 

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小さい駅ながらも特急券売機もある、普段は特急は停車しない駅、しかしこの桜の時期には臨時停車してくれる、その恩恵にあずかり、私も八王子からダイレクトで来ることができた。※もちろん一部の特急が停車するのみ

 

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普通列車に乗り次の目的地へ向かうことにする、車窓からは桃の花の景色が乗客の目を楽しませてくれていた、この時期の山梨は楽しい! 

 

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降りた駅は春日居駅、こちらも特急が停車しない簡素の駅、しかも無人駅だ。

 

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駅前から桃の花が目を楽しませてくれる。 

 

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線路沿いを少しだけ歩いてみよう、以前は春日居から石和温泉駅まで歩いた、散策するのにちょうどいい感じの距離、今回は天気もあまりよくないので、少しだけ桃の花鑑賞をして横浜へ帰ることにした。

 

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桃の花はどちらかといえば、河津桜に近い感じの濃い桃色、この時期の山梨の風物詩といっていいだろう。

 

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意外にも線路が近く、特急の通過は肌で風圧を感じることができる距離感。

 

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ブルーサンダーも通過。

 

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線路の向こう側にも桃の花が咲いている、桃畑・・こんな言葉はあるのかな・・・。

 

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かなりの頻度で特急が通過していく、すごいね(笑) 

 

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やっぱり、青空と白い雲の組み合わせは爽やかだな~と少しだけ得した気分!

 

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なんとなく、線路沿いの散策を終えて春日居駅に戻ってきた、 お手洗いも桃、勝沼ならぶどうだったと思うが、ここ春日居では桃だ。

 

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また特急が通過します、春日居にも停まってほしいのだが、無人だしね・・。 

 

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次は下りの特急が通過していく、激しいな。 

 

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この窓のない部分がかっこいいよね!!

 

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上り普通列車に乗り、特急が停車する駅へと向かう。

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その駅は「やまなしし」駅

平仮名で書くとちょっぴり不思議な感じだけど「山梨市駅」だ、目立たない地方駅なのに、オシャレな感じに仕上がっている駅だ。

 

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山梨に来ると、四方に山があり、「やまなし」ではなく「やまありあり」なのだ。

 

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アニメ「神様になった日」の舞台が山梨市ということらしい、今回は2つのアニメの舞台に遭遇、勝沼ぶどう郷:アサルトリリィ・山梨市:神様になった日

そして・・・春日居:無し 

 

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新宿行きホーム最後方で待っていると鳥居を発見、次来ることがあれば行ってみよう。 

 

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山梨市・新宿間は特急かいじ号で約1時間20分ほどでつなぐ、飽きることなく、少しだけ物足りないな・・と思うぐらいのジャストな距離。 

 

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しばらくは桃の花が見送りをしてくれる。 

 

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甲斐大和駅通過、なんとなく外を見ていると見えてくる、「武田家終えんの郷」の看板

降りてみたい気もするが、そうじゃない気持ちもあるし、うーん難しい。 

 

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中央線特急に乗る際は基本、最後尾に乗るべきと常々思っているKIT、この路線はかなり多くのカーブを通過する、そのさい特急は弧を描きながら100KM以上の速度で疾走する、その時の窓から見える先頭車両がいいよね! 

長大編成の特急の醍醐味の一つだ。

 

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時折咲いている桜に目を奪われる、この時期独特の楽しみだ

「あ!桜だ!」

決して・・「あ! 杉だ!」とはならない(笑) 

 

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あとこれね!

のどかな里山の風景、こういう景色はヒーリング効果があると思う! 

 

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そして数十分後には無機質な高層ビル群が見えてきた、それが織りなす高層夜景も素晴らしいのだけどね。 

 

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 新宿に到着、このまま東京まで行ってほしいといつも思う、新宿からは湘南新宿ラインが走っているけど、やっぱり東京起点が帰りやすい。

という感じで花見を終えて帰ってきた、やっぱり日本人は花見だな・・と思う、決して宴会などではなく、静かに眺めて愛でる・・これだよね。

春はコレだよ!!

 

春コレ! 勝沼で甚六桜、春日居で桃の花を見よう!