香川県丸亀市の本島に来ています、その島からは瀬戸大橋を見ることができ、私はレンタルサイクルを駆り、笠島集落に向かった
ここは塩飽諸島にある本島、そして笠島集落の入口に到着しました
【笠島集落】
重要伝統的建造物保存地区に指定されています
(本島:笠島集落)
神社に寄り道をして、景色も見ながらゆっくりと来て、本島港から25分ほどかかった、
ちなみに徒歩の場合は一心不乱に歩いて25分ほどかかります
ここに来るまで誰一人にも会うことはなかった、いや、1人だけ見かけており、農作業をしていたおじさんだけだった
笠島まち並保存センター(真木邸)
それにしても人の気配がしない寂しい場所、そんな印象を持ってしまった
白壁の旧家が建ち並び、普段では見ることができない光景をここ笠島では見ることができます
この坂も一気に上がっていきます、
たしかに自転車は移動には楽だし効率的だけど、景色があっけなく過ぎてしまうので、あまりよくないとは感じたが、疲れているし、時間もないので妥協するしかなかった
ここでUターンしよう、
新在家海岸とは、先ほど多くの猫たちがいた集落のこと、さっきは海岸線を走ってきたけど、山を突っ切て来ることもできるらしい
なんか不思議なのだ、生活音も聞こえてこない、本当に人が住んでいるのだろうか、そんことを考えてしまう、まるでジオラマの町のようにも感じてしまう、あるいは映画のセットのような、そんな錯覚に陥ってしまう
「マッチョ通り」です
言葉の響きがあれだけど、ムキムキマッチョの意味ではなく、「町通り」が訛り、マッチョとなったという
この集落は江戸時代から戦前にかけて、塩飽大工をよばれる名工たちにより造られたという、100棟以上の建物がこの集落にある
吉田邸、ここは予約があれば見学ができるというが、予約もなく、時間もないのでスルーしかない
町並みの間から見える海が瀬戸内海を旅している・・という郷愁を感じさせる
この通りには私が漕ぐ自転車の音だけが響く、この後、レンタサイクルを借りた女性がこの集落に到着した、この集落の通りにいるのはその2人だけ、その女性はどのような感想を抱いているのだろうか
普段では見ることのできない景色、そして潮の匂い、島旅での自転車散策も悪くない
集落の小さな港、その先に見える瀬戸大橋
瀬戸大橋が景色の一部となる本島・笠島集落、向こうに見える島は、櫃石島と思われる、その島は瀬戸内海の島で唯一、船で行くことのできない島、部外者はバスでしかアクセスできない一風変わった島なのだ
猫は瀬戸内海を見て何を思う
浜には船が三艘ならんでいた、あれは瀬戸内芸術祭のものだろうか
これ以上先に進んでも何もなく、何も無いことはないけど、海しかなく、それにはまってしまうと乗船の時間に間に合わなくなってしまうので、ここでUターンすることにした。
【四国島旅】本島を自転車で走ろう!(その3) 完