先ほど、
音羽山観音寺に行ってきた、
思いのほか、早く移動することができ、1時間の余裕が生まれた。
本来の予定では、西大寺に参拝して京都駅・新幹線乗車というプランであった、
1時間で行けるところを探した、大和八木駅と大和西大寺駅の間にある駅を発見、
西ノ京駅である。
西ノ京駅を降ると目の前に、薬師寺があった、事前知識が無かったので面を食らった。
時刻:11:45。
この地には1時間しか観光時間を持っていない・・・、
そうしないと西大寺の参拝の時間が無くなってしまうのだ。
ではカウンダウンスタート!!
※時間を気にしての旅はあまり良くないと思っているだが・・。
しかし、
唐招提寺に行くつもりで下車したが、目に前に薬師寺があり、ついつい入ってしまった・・。
玄奘三蔵伽藍に少し寄ってみる・・・。
拝観料を払い中に入る必要があるのだが・・・、
今日は唐招提寺に行くと決めたのだ、「有言実行」と行こう。
二兎追うものは一兎も得ず、ここで終わりとする。
ひたすら直進する。
途中に養天満宮のノボリがあった、
寄りたいが、かなり奥にありそうだ、今回の旅では諦めることにした。
そして唐招提寺・南大門に到着、それほど人がいないようだ。
そのためか、門の目の前にあるお店は閉まっている。
南大門にある受付で拝観料を払い、中に入る。
広大な白砂の道の先に、奥に巨大な金堂が見える。
圧倒される広さだ。
世界遺産。
唐招提寺とは律宗の総本山である、南都七大寺の1つであり、唐僧・鑑真が創建した。
威風堂々、
平屋のような造りであるが、とても美しい。
金堂、この角度が好きだ。
近くでみると、その大きさがわかる。
中は撮影禁止なので、ここまでとなる。
奥に見える建屋で御朱印を頂く。
開山堂。
いい感じの道を歩く、人が少ないのでゆっくりとした時間が流れる。
境内はかなり広い、それでも短く30分、ゆっくり60分ほどで周れる。
時刻:12:25。
西ノ京駅に戻ってきた、思いのほか時間が余った。
1時間かからず参拝することができた、もう少しゆっくりすることもできたが、
今回は、これで良しとしよう。
ホームで電車を待つ。
最終目的地、大和西大寺駅に向かう、2つ目の駅であり、すぐに着く。
ここは、いわゆる裏側のような所。
西大寺はここの口がもっとも近い。
駅から2分ほどで行くことができる。
この道は狭く、車1.5台分の道幅であった、
車に注意しながら門に到着。
東大寺は有名な観光スポットとして知られている、
西大寺はどうか・・・。
かつては、東大寺と並び隆盛を誇っていたが、今はその「面影」を楽しむだけなのかも
しれない。
境内は広い、昔はさらに広かったという、
その中に大堂が配置されている、今日は3つ周り、御朱印を3つ頂く。
長い参道を歩いていく。
四王堂を通り過ぎ、まずは本堂に向かう。
「まずは本堂へ!」
まずは、御朱印をお願いする、
拝観料は、3つの大堂に入れる券を購入した。
本堂・御朱印。
本堂から東塔跡を見る、
今や、遺構のみとなる、当時の隆盛に思いを馳せよう。
愛染堂に行く。
愛染堂・御朱印。
最後に、先ほど通りすぎた四王堂を参拝する、こちらで御朱印をもらい、
四王堂・御朱印。
大和西大寺駅に戻り、展望デッキに向かう。
ここも観光名所の1つとなりつつある。
線路の配線が美しいと話題を呼んでいる、その為駅の構内には展望デッキがあるのだ。
あとは近鉄特急に乗り、京都駅に向かうのみ。
大和西大寺駅の周りには、平城宮があり、その中を近鉄が走っている・・・、
そして古墳も複数点在している、ここはまた訪れることになるだろうと確信する。
奈良は日本始まりの地、いろいろな史蹟・観光スポットが広範に点在している、
そして、電車・バスで移動すると効率よく周ることができない、
しかし「それがまたいい!!」のだ。
のんびりとした時間の中で、かつての隆盛を思い、のんびり歩く、それが奈良の旅、
次こそは、吉野に行きたいと思うのだが、また浮気をしてしまうのか・・・、
その時の「私」にまかせよう。
奈良の旅 完。