KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

犬山祭に行こう【豊川の旅・番外編】(2018年04月08日)

前日の4月7日は豊川市の祭り、うなごうじ祭風まつりを見た、

本日は横浜に帰る日でもあり、時間は限られている。

 

午前中を有効に使い、愛知旅行のフィナーレを飾る!

行先は犬山である、今いる豊橋から犬山はそれなりに遠い。 

でも行こう!!

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牛久保駅から豊橋駅飯田線を使い、

豊橋駅から名鉄線を使い犬山駅に向かうことになる。

 

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ホテルでテレビを見ていると、『犬山祭』が取り上げられていた、

人は多いだろうが、いくしかない!!

祭りの大混雑には慣れてるんや!

 

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朝7時の牛久保駅、

道すがら、会所を見ると人が集まってきている、祭りの準備を初めているのだろうか。

うなごうじ祭2日目である。

 

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そして、8:50、犬山駅に到着。

本日の天気は、晴れ時々曇り。

 

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犬山駅から犬山城をみることができる。

かなり小さいが確かに犬山城が見える。

今からあそこにいくんだ!

 

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 犬山は2回目の訪問だ。

前回は祭りとは関係のない普通の日に来た。

 

春の犬山祭は4月第1週目の土日に開催される。

本日は祭り2日目である。

1635年から続く歴史ある祭りであり、国の重要無形民俗文化財に指定されている。

なんと今年で384回目の開催である。

各町内の車山(ダシ)のからくりを針綱神社に奉納する祭りなのだ。 

 

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駅前から露天商が並ぶ、

車は通行止め、歩行者天国となっており、犬山城まで最速でいくことができる、

しかし帰りには一変するので注意が必要だ。

 

正確に言うと本日の目的地は犬山城ではなく、針綱神社である。 

 

犬山駅から針綱神社まで徒歩17分ほどである。

 

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犬山城へのルートはいろいろあるが、駅から真っ直ぐに進み、本町交差点を右折する、

あとは犬山城へは直線であり、左右には多くのお店が並ぶ。

お店などを見ながら歩いていくと、犬山城が見えてくる。

この流れが最高だろう。

 

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正面には犬山城が見えてきた。

 

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そして車山(だし)が見えてきた、

犬山城広場に向かっているのだろう。

 

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車山に追いついた。

 

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そして並び、追い抜いていく。

 

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車山を抜くと、先には別の車山が見える。

ひたすら車山を抜いていくことに面白さを感じる・・・。

 

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移動速度は歩きよりも遅い、停まったり、少し進んだりを繰り返すからだ。

 

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もう目の前には針綱神社の鳥居が見えてきた。

 

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鳥居前で直角に左折していく。

 

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移動をして直行に曲がる様を見学。

力技で曲げ、ガッガッガ・ギギーと音が鳴り響く。

これを『車切り(しゃぎり)』という。

 


犬山祭2018①

動かしている人の労力がすごい、

全て人力で動かしているのだが、車山の下に入っている押し役がまさに縁の下の

力持ちである。

 


犬山祭2018②

 

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それぞれの車山が所定の場所に入っていく。

会場には説明のアナウンスが流れ、盛大な祭りをさらに盛り上げていく。

 

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似ているようで、全く異なる、

形だけが似ており、装飾などは全く異なる、そして大きく異なるのはからくりである。

 

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続々と集結してくる車山たち。

 


犬山祭2018③

曲る時は車が外れないか、心配してしまうほどに・・・。

 

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人形がみえている型の車山もある。

 

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こちらも。

これらの人形は動くのだろうか・・・。

 

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一つだけ他とは大きく異なる車山がある。

船の形をして車山がある、なぜなら浦島太郎のからくりだからである、

噂にきくと、玉手箱をあけた浦島太郎が一瞬で翁になってしまうのだとか・・・。

 

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そして全て13台の車山が並ぶ、まさに壮観だ。

からくり奉納までは、少し時間があるので、写真を撮りまくろう。

 


犬山祭2018④

車山13台、揃い踏みである。

 

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からくりを奉納する為に鳥居前に移動をしていく。 

 


犬山祭2018⑤

人形が動いている。

 


犬山祭2018⑥

 

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 鳥居前は人・人・人である。

かろうじて、からくりが見えるが・・・。

 

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鯛が3匹泳いでおり、釣り糸を垂らしている恵比寿様。

この車山は枝町の『遊漁神(ゆうぎょしん)』と呼ばれる、

恵比寿様が鯛を釣るまでのからくりである。 

 


犬山祭2018⑦

 そして鯛を釣る!!

鯛を抱えて喜ぶお付き人の子供。

 

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奉納を終え、180度ターンをしてこの会場を離れていく。

男衆が掛け声をかけ。車山を一斉に傾けて、方向転換をする、

これを『どんでん』と呼ぶ。

どんでん返しと考えれば、なるほどである。

 

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 次のからくり奉納へ移る。

 


犬山祭2018⑧

次に魚屋町の車山が鳥居前に入っていく。

 

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この車山は魚屋町の『眞先(まっさき)』という、

明治初期まで一番最初に奉納していたことからついた。

日蓮上人が辛うじてみえる。

 

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天女の唐子が梅の木にかかった巻物を取ろうとする。

 

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そして巻物が解かれると『日月』と書かれている。

 


犬山祭2018⑨

奉納が終わり、どんでんの披露である!!

 

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 3番目に奉納する地区は、下本町の『應合子(おうごうし)』である。

 

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唐子が肩車をして、舞竹に掴まり、二回転をする、

もう一人の唐子は太鼓をたたきそれを応援しているのだ。

 


犬山祭2018⑩

この辺りから風が吹きはじめ、小雨が降ってきた・・・。

 

では帰りの時間も考え、この辺りで別行動に移ろう。 

 

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まずは、針綱神社に参拝である、

今日はこの神社のお祭りである、ここを参拝せずしてどうするのだ。 

 

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思いのほか人は少ない、

後程通る稲荷社のほうが圧倒的に人が多い・・・。

 

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では社務所御朱印を頂こう。

 

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針常神社・御朱印

 

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神社から下ってくると、次のからくり奉納が始まっていた。

 

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隙間からチラッとみる。

 

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ここは、三光稲荷神社である、

ここは人が多く、御朱印を諦めた・・・。

 

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向こうには車山が並ぶ。

近くには猿田彦神社もあり、のぼり旗が上がっている。

 

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やはり、車山が並ぶのは、かっこいい!!

 

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国宝・犬山城

今日はいくべきではない、待ち時間は相当なものになるだろう。

でも中はサイコーなんだよね!

 

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11:20を過ぎた・・・駅に戻ろう。

お、青空になってきた!!

 

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奉納が終われば、この道を通っていく。

車山に囲まれながら、進む。

 

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先ほどの車山に追いつく、

悪いが、追い抜くぜ!!

 

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さらば、犬山城

三回目の訪問はあるのだろうか・・・・。

 

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そして次の車山に追いつく。

 

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本町交差点は規制がかかっている、

犬山城から帰る人は出ることができるが、これから城に向かう人は別のルートに

誘導される。

これはよい誘導だ。

 

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朝とうって変わり、大混雑の道へと変貌する。

思うように進まない状況に・・・。

 

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ようやく、駅前が見えてきた。

普段の3倍疲れた。

 

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なんだかもったいない思いもあるが、時には割り切りも大事である。

犬山は、いや去る。

 

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11:50発のミュースカイが入線。

『別にこれに乗りたくて、急いでいたんじゃないんだからね!!』

 

名古屋駅で降り、新幹線に乗り換える。

あとは1時間強で新横浜駅である、早いもんだ。

 

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新幹線の車窓から。

近いうちにここに来たい。

富士山と新幹線を納める撮影スポットだ。

 

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良い景色だ・・・。

 

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横浜駅に到着!!

 

 次の旅行はゴールデンウィークだろうか。

明日から構想を練ろうか・・・。

 

では次の旅で会いましょう。

 

豊川の旅・祭り三部作 完