日本の三大美祭といわれる高山祭、
以前から気になっていたが、これまで来れるチャンスがなかった、
しかし、2023年ついにその時を迎えることができた。
「高山祭」とは、2つの祭りの総称であり、
4月開催の「春の山王祭」、11月開催の「秋の八幡祭」のことである。
高山祭は開催日が決まっており、平日にあたってしまったら会社員は非常に参加しずらくなってしまう、そんな硬派な祭りなのだ、開催日は4/14・4/15である。
今回は14日(金)・15日(土)となり、たまたま14日に有給をとることができた。
ここは中橋、高山観光の中心地と言っていいのかもしれない、正面には高山陣屋があり、祭り屋台が3台止まっているのが見えた、まずは近くに行ってみよう。
手前のが「神楽台(かぐらだい)」という屋台、大太鼓、その上にある金の鳳凰が特徴だ。
陣屋前交差点、ここには屋台が3台並び、多くの見物客が押し寄せていた。15時から「からくり奉納」がおこなわれるが、それにはまだ早い。ちなみに、左から三番叟・石橋台・龍神台という。
三台のからくり人形が並ぶ。
今日はどんよりとした曇り空、雨が降らないだけましか・・・青空で見たかったが、夜祭があるので今回の旅は(そんなこんなで)決行することにした。
後から見ると「見送り幕」が大変豪華だ、右の赤色は壽という文字ですね。
屋台の後ろには高山陣屋があり、その広場では朝市のお店が開いていた、からくり奉納まで、時間が空くので、町並みを散策してこようと思う。
高山市政記念館前、ここには石橋台の蔵があった。
普段の高山散策では気づかないが、今日なら気づくぞ。
高山祭の時だけ、この傘を飾るのだろうか。
軒先には水路があり、それが良い雰囲気に一役かっている。
高山といえば、古い町並みだ、江戸時代の名残を感じることができる。
藍花珈琲店、蔵造りのよい雰囲気の珈琲店、高山はそんなカフェも多い印象。
古い町並みを人力車が走る、今日は少しというか、かなり人出が多い、そしていつ来ても思う、ここは観光地としては一級品だ。
飛騨牛にぎり寿し、こちらも常に行列ができる人気ぶりだった。
少し大きな通りに出ると、こんな感じの昭和レトロなおもちゃ屋があったりもする。
14時25分頃、陣屋前交差点に来てみると、からくりの屋台前には多くの人が集結していた、これは出遅れたかな・・。
15時からからくり奉納が始まる。
三番叟の屋台、からくり人形の童子が一瞬で・・・。
翁に変わる!!
石橋台のからくり人形、美女が躍っていると、着物がめくれて獅子に変化する、なんとこれは一時、風紀を乱すということで休止していた時期があったそうな(え??!)
最後は龍神台のからくり奉納だ、こちらの壺から・・・・。
龍神が出現して、紙吹雪をまき散らしながら、怒り踊るというもの、かなり派手派手であり、盛り上がった!!
かなり後方からの見学となったけど、屋台の高さがあるので、それなりに見ることができる、でも常にカメラを掲げている人が前にいると少ししんどいかな。
あけぼのやでお土産の「旅がらす」を買いました。
味のあるパッケージでしょ。
かっこいい最中、こんなハンサムな最中ある?
笠をとると、こんな感じ・・・「あなたは犬?」
安川通りに行ってみると御巡幸(ごじゅんこう)と遭遇、ルートがわからなかったので適当に歩いていたら、ぶつかりました・・・ラッキー!
着物をきた大行列が行く、こちらの方は格式の高い人かな、楽そうでいいな。
中橋では2つの屋台が移動していた、柳橋・筏橋を挟んでの中橋なので、かなり遠い。
本町通りにある山桜神社へ御神輿を入れようとしていたけど、頭が!!
皆が固唾を飲んで見守る。
この子たちが外国人観光客に大人気だった、休憩中に記念撮影大会に。
再び歩きだす、追いかけていこう。
日枝神社御旅所へ、ここで奉納を行い一時解散となった。
屋台は転回してどこかに移動しようとしていた。
中橋上ではメディアによる取材、当然ながら地元のニュースや新聞にも取り上げられる、夜のニュースはチェックだね、あと翌朝の朝刊。
屋台3台が高山市政記念館前辺りで提灯の取り付けを行っていた。
提灯はいくつか連結されているものを取り付けているけど、高いところなどは大変そうだ。
向こうに見えるのはホテルの平野屋本陣別館だ、あの客室から見下ろしたいな。
夜祭まで時間があるので一旦ホテルへ戻り、夕飯を食べてから行こうと思う。
これで山王祭は一部、完だね。
高山駅前のホテル東急ステイにチェックインだ!
高山・春の山王祭に行こう!【3-2】 完