
群馬の旅に来ています、最大の目的は霧積温泉・金湯館に泊まること、宿に向かうまでグンマーの観光地を巡ります!

洞窟観音の駐車場に到着した、かなり広い、そして駐車場はガラガラでした今日は金曜日、高速道路は大渋滞しており、それなりに人は出ているように思ったのだが。
(洞窟観音)

洞窟観音のある場所は群馬県高崎市にあり、高崎駅から車で10分ほどの距離にある、入園券売場で900円を払い、入園案内を聞くと隣りの日本庭園にもこちらのチケットで入ることができるという、当初は洞窟だけをめぐる予定だったけど、こちらも行ってみるか・・・となった

はじめは群馬のB級スポットだろ・・という軽い認識で来ていたのだが、どうも雰囲気がそうでもない、普通の霊場なのではないかと思うようになった

「御入口」
さて、洞窟観音へ入ろう、どんな世界が待っているのだろうか

コンクリートで舗装、周りはコーティングされている地下道がそこにあった、なるほど、左右に観音様が配置されている・・ということか

まず最初の観音様はこちらです、金網が少しばかり残念だけど、観音様だけではなく、その背景、周りも凝っていて、全体として楽しむことができるように造ってある

左右、互い違いに観音様が配置されている、ちょっと非日常な空間がそこにあった
こちらの観音様は横向き、そして見上げる感じになります、見せ方にも工夫があります


各観音様には説明書きが付き、深い理解を得ることができる、ただ観音様の造形を見るだけでも、なかなか興味深い体験ができます

この辺りから洞窟内の雰囲気が一変する、これまでのコンクリートで造られた洞窟を歩いてきたが、ここからは岩肌がそのまま壁になっており、荒々しい力強さを感じる、そして複数体の展示が出てきた

下には枯山水、奥行きを使った見事な展示方法、これは目を引く

これは?!
この構図はマンガやアニメなどで見たことがあるやつだ、俗っぽい感想をあえて書くと・・「かっこいい!」

ワイルドな洞窟内を歩く
洞窟観音って、すごいところだな・・と評価が変わってきた

ここも奥行きと高低差を利用した見事な造り、人の目を楽しませ、観音様への畏敬の念も抱かせる、そんな造りの工夫を感じさせる

ライトアップもされていて、魅せる観音様がとってもいいと思う

洞窟の粗々しさも、その岩肌も、観音像の背景となり、それが一体感として魅せているのだろうと思う

この方は聖徳太子という、お札のイメージがあったので、ちょっと戸惑う

この洞窟は手で、ひたすら手で掘ったという、
ツルハシとスコップだけを使い、ひたすら人力だけで掘り進めたという、その長さは400mにも及ぶという、人力でできる規模なのか?
そこには狂気にも似たゆるぎない信念があったに違いない、その創設者は山田徳蔵さんといい「財を私せず」の精神でこの洞窟観音をつくりあげた人だった
来るまではグンマーのB級スポットとばかり思っていたが、その考え、それを裏付けをした行動力、人間としての偉大さを感じずにいられない

これを人力で掘る、言葉では簡単に書けるけど、一個人ができるものなのかと。
徳蔵さんは呉服商・貿易商として財をなし、その財と時間をこの洞窟観音に費やしたという、時にはご本人もツルハシを持って穴を掘ったという

この見せ方もいいよね、
ここには39体もの観音様がおり、名工・高橋楽山作とのことだった
(当然、私は知らない)

これは掘っていた途中だろうか

本当は800m掘りたかった! と書いてある、それは現在の400Mの倍だ
徳蔵さんの夢はさらに先にあったということだ
この観音山丘陵の地盤は強固であり、洞窟を掘り進めるに、かなり難航したという、だからこそ安全なここを選んだのだろう、なぜ洞窟内に観音様を・・との回答には洞窟内が最も安全だからだ、とのことだった、それは戦争という背景も関係している

正面には出口が見えている、
ホームページにはこの芸術性は唯一無二とかかれていたが、まさにその通りで、ここ以外に洞窟内に観音像を展示している場所はあるのだろうか

洞窟内は1年平均17℃を保っているという、夏場などは最適な場所かもしれないけど、冬はとても寒そうだ

強固な岩盤を掘ったからこそ、今でも見ることができる

こちらの像は徳蔵さんだろうか、
一旦入場券売場に戻り、次に徳明園を散策しよう

徳明園入口です、さてどんな庭があるのだろうか、ちょっとした庭園だろうなと思ったいたが、あの洞窟を見たあとであれば、それはないな・・と思ってしまう

正面には山徳記念館、右には池があり、それを回遊することができる

なんと、滝がありました、その横にいるのは滝見観音です

きれいな紅葉です、秋が深まれば絶景の紅になってくれるに違いない、今も秋どんなかだけど、まだまだ紅葉は先です

ここにもちょっとした洞窟がある、数Mしかないけど、散策の楽しさを演出してくれる

洞窟を出たところにいるのが笑う閻魔様と鬼だ

池をはさみ正面に見えているのが山徳記念館、山田徳蔵さんの名からとっているのは間違いない

記念館の下には防空壕があった、洞窟観音もそうだが、これらは戦時中の防空壕としての役割も担ったという、高崎市民としては有難い場所だったに違いない

徳蔵さんの写真がある
地上に徳明園、地中に洞窟観音、空に高崎号 とあった

なるほど、私利私欲のない人の顔はこういう感じなんですね

山徳記念館の縁側、ここで座って日本庭園を眺める

きれいな庭園です

あれは浦島太郎さんじゃないですか?
よく見ると苔は亀だった・・・

この辺りの石を使った配置、しっかりと魅せてくれる

庭園にも一切の妥協がない、
ここはおすすめできる、洞窟観音、徳明園、山徳記念館の3つから構成されている高崎の総合施設だ

高崎洞窟観音・・観光地特有のアレ

近くには高崎白衣大観音がある、たしかに以前通ったような道路に思えたが、そういうことだったか・・と納得した、
地上に白衣観音、地中に洞窟観音か、表と裏の関係のようだ

上には第二駐車場があるが、それが埋まることはなさそうに思えた、来てみて、初めてわかる素晴らしさもある、隠れたA級スポット・高崎洞窟観音でした。
洞窟に佇む観音様・・洞窟観音に行こう! 完