KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

北陸春祭りの旅④青柏祭編2(2018年05月05日)

北陸の旅の最終日の最終局面まできているKIT。

七尾駅から食祭市場の途中にてでか山を見つけ、

追いかけていけば、そこは食祭市場であった・・・(笑) 

 ここで昼休憩となり、正午すぎから再開となる。

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前回・パート1

 

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食祭市場内の過去の青柏祭のポスターである。 

 

七尾市能登半島の中央部に位置している、

これより先には行ったことがない、

その先には輪島があり、珠洲があり、奥能登があるのだ、

いつかは行きたい『あえのこと神事』である。

 

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でか山が3基ならぶ。

正面から見て、左から府中町・鍛冶町・魚町でか山である。

日本で、もっともデカい曳山、それが青柏祭のでか山である。

 

祭りの名前であるが、青い柏の祭りと書く、

お供えを柏の葉にのせ、奉納したことから、青柏祭という。

 

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その始まりは室町後期と言われているが、定かではなく諸説ある。

昔は4月申の日に祭りが行われていたという、それには理由があり、

山王神社に毎年、娘の一人を人身御供として差し出す風習があったという、

ある年に白羽の矢がたった家の家主が娘の命を助けたいと考え、

越後のしゅけんに助けを求めた。

しゅけんは全身が真っ白な狼であるしゅけんは昔悪さをした三匹の猿の内、2匹をかみ殺したが、一匹を逃してしまった、その猿が七尾にいることを知り、娘の父親を背中に乗せて、七尾へむかった。

そして猿としゅけんの闘いは壮絶を極め、両者は相打ちとなる、

人々はしゅけんを手厚く葬り、

また猿の祟りを恐れて、3基の山車を奉納することになった、

これが祭りの始まりであり、それが1,000年以上続いている。 

 

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沿道に座り休み人達など、さまざまだ。

皆で祭りの再開を待つ!

 

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12時少し前、場が熱を持ち出してきた。

見ての通り、でか山には山紋と呼ばれる家紋のようなものがあり、町内毎に異なる。

その主張がどの町内もすごいのだが、これでもか!と言わんばかりだ。 

 

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 12時過ぎ、再び、山動く!!

この祭りは参加型であり、誰でもでか山を引くことができるという、

だから周りには曳きたい人達が待機していた。

 


青柏祭2018⑤

 

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車輪は2mほどあるという、どうりででかいわけだ、

人が並ぶと大きさがよくわかる・・・これを制御するには相当な力と皆との同調が

要求されるのだろう。

 

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この張られた綱がいい。

多くの人が、でか山と一緒に歩いて行く・・・。

  


青柏祭2018⑥

 

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祭りを盛り上げる、駅は近い!!

 

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 町総出で祭りをやっているよう。

 


青柏祭2018⑦

 

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もう七尾駅は近い、横断歩道を渡りビルを抜けると、もう駅前だ。

 

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バス停も七尾駅前となっている。

 

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最後の関所、道路。

その前で一旦停止する、すでに警察が構えている。

 

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あの連絡通路が終点となる。

そして12:50頃、運行再開!!

 


青柏祭2018⑧

  

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連絡通路直前で停止!!

右の建物が『パトリア』、左が『ミナ・クル』である。

時間があれば、この2つの商業施設も見てみたいが、それは次回だな・・・。

 

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本当にぎりぎりだ、この連絡通路から見るのも楽しそうだ。

 

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そして踊りが行われる。

 

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 なんか、中締めのような感じなのかな・・・。

 


青柏祭2018⑧

 


青柏祭2018⑩

 

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雰囲気としては、祭りの終わりのようであるが、

御祓川仙対橋にて三基揃い踏み(16:00頃)もあり、23:30まで行われる。

まだまだ、これからだ。

 

KITの青柏祭は、ここで終わりとして、横浜に戻らなくてはならない、

丁度、七尾駅に戻って終わりとなり、完璧というところだ。

 

 

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道路の向こうには、2基停まっている。

 

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この2基もこれで見納めだ、飾りは来年にはまた違うものになる、

しっかりと見ておこう。

 

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面白い光景だ。

 

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魚町のでか山もこれで見納めだ。

 

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よさこいが披露されている、

さぁ、駅に向かおう!!

 

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さらば、七尾!!

 

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七尾のゆるキャラとうはくん である。

長谷川等伯も400年以上後にこんなことになっているとは想像できなかっただろう、

筆をイメージしている感じだな。

 

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能登七尾駅の昼下がりの光景。

 

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駅票も豪華だ。

 

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13:31 七尾発能登かがり火号が入線してくる。

 

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JR西日本イメージの青ラインが入っている車体だ。

 

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1時間後には金沢駅に着く、短い能登半島の列車旅だ。

そういえば、大地主神社に参拝していなかった・・・・!!!

 

 

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金丸駅を通過、

ホームの隣りが田んぼだ!!

まさに田舎って感じでいいな~と車窓を眺める。

14:41 金沢駅到着、30分後には金沢を出発する。

 

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新幹線ホームに上がってきた、

車内用の飲食物(弁当・菓子類・つまみ・お酒)は一切買っていない。

なぜなら・・・・・・・。

 

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なぜなら、グランクラスだからだ。

車両は最後尾となる。

 

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ドアに入ると、大変シックな造りとなっており、グリーン車とも違う。

 

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シートもグリーン車とは全く異なる、窓周辺の重厚感がすごい。

 

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飛行機のファーストクラスもこんな感じなのだろうか・・・、

もちろん乗ったことがないので、ここで比較することはできない。

 

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あまりはしゃがず(笑)、いつも乗ってますよ的にふるまう(笑)

荷物置き場は、飛行機とほぼ同じである、フタを開けて押し込むタイプだ。

 

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1両には、数席しかない。

 

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手元の操作盤により、あらゆるリクライニングができる。

余裕で寝ることができるほど、快適だ。

しかも、静かだ、普通車とは全く違うし。

 

グランクラスでは、

軽食(洋食か、和食か選択)が提供され、飲み物(ビール・ワイン・スパークイング類)などが飲み放題となる、そして少しのおつまみも提供される。

 

それがあり、何も買わずに乗り込んだのだが・・・・。

この便は、飲食の提供が無い との事であった!!

最初は、おかしいな・・・と思っていた、富山駅を過ぎてもアテンダントの影もない、

スマフォでチェックをしたら、全てのグランクラスで飲食の提供があるわけではないとのことだ。 

 

『ちくしょおおおーっ!!』

 

ショックをうけながら、飲みかけのレモンティーを大事に飲んで帰ってとさ・・・・。

 

 

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行きとは異なり、晴天となり山々が美しい。

 

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長時間ではないが、日本海も見ることができる、川も美しい。

 

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この『かがやき』は臨時運行なのか、

上野が終点となる、初めて北陸新幹線で上野着があることを知った。

金沢発 15:01 ⇒ 上野着 17:58 という運行であるが、

30分ほど遅れて(運転調整)、上野駅に到着した。

 

飲み放題であれば、この30分の遅れにも意味があったのに・・・、

明日は二日酔いでもいいように予定を開けていたのに・・・・・。

 

次こそは!!

次は東北新幹線グランクラスにチャレンジしたい!!!

 

でもグランクラスは快適だった~。

 

青柏祭編2 完

 

これで北陸春祭りの旅は終了だ!!

 

9月には再び富山に行くぞ!