思い立ったら出かけるのみ!
本日は5月17日(木)である。
いつもと同じ時間に起き、身支度をする、家を出た時間は、超通勤ラッシュの時間だ。
東京駅に着くまでは、修行の時間となる。
目的のためだ、仕方がない。
いつもは、スーツでこの電車の中にいるのだが、
私服でいるのは、なんだか不思議な感だ。
東京駅をでると、
東京上野ラインの車内は一気に乗客が減る、ほっと一安心だ、
少しの時間だけど席に座り、力を蓄えようとする。
すれちがう通勤客は、だるそうに見える、気のせいだろうか・・・、
私は速足で追い抜き、1つでの早い電車に乗ろうと心が逸る、
私の心はとても軽やかだ。
程なく、地下鉄・浅草駅に着き、東武線改札に上がる。
ここは、通勤など関係なく、人が少なかった。
東京に向かう途中に、東武チケットレスでオンライン購入した特急券を見せて、
専用ホームに入る。やはり、外人観光客が多い、日光と会津にいくのだろうか。
そして、今日乗るのは、リバティけごん号である。
これに乗りたいから、日光に行くわけじゃないぞ。
休日では、指定席の予約は困難であるが、
平日は比較的楽に取れる、7時の段階では、かなりの空席となっていた。
この特急は、全席指定となる、
前の車両が会津行きとなり、その後ろに東武日光行きが連結されている。
浅草駅のホームは、このように曲線を描いている。
先頭まできた、老夫婦に場所を譲ってもらい、先頭車両を撮る。
独特のカラーセンス 『いいね!』
9時少し過ぎにリバティは浅草駅を出た。
車窓の左前方には、東京スカイツリーが見え、そして右側に移っていく。
約2時間の列車旅となる、
適度な時間である、長すぎず、短過ぎない。
ゆっくり車窓と音楽でも楽しむには丁度良いだろう。
だんだん、飽きてきた頃に、終点・東武日光駅に到着する、
時刻は、10時54分である。
やっぱり平日はいい、人が少なく動きやすい。
電車で日光に来るのは初めてかも・・・多分初めてだ。
バス停は探すまでなく、人が集まっている場所だ。
東武バス・世界遺残めぐり 乗り場。
東武日光駅の正面である。
世界遺産めぐり号に乗る、11時台は、5本あり、時間を合わせる必要はない、
11時15分発に乗り、西参道バス停に向かう、車内は外国人観光客ばかりであった、
しかもド満車である。
10分もかからず、西参道バス停に到着する、大多数のここで降りた。
本日は流鏑馬神事があり、その為終点が西参道バス停とのことだ、
※帰りのバスも降車バス停と同じ場所となる。
その前のしんばしバス停でも、そこそこ降りた、たしかに川が流れ、散策には良さそうだ、このしんばしは、新橋ではなく、神橋である。
ここから歩いていくのも良かったかもしれないと・・・少しだけ反省。
東武バスはパスモが使えるので、運賃を気にする必要はないのが助かる。
ここから、10分ほど歩き、参道に向かう、
周辺の観光客は少なく、ガイドさんや運転手のほうが多いぐらいだ。
西参道を行く。
そして日光カステラって、なんだ?!
本日は流鏑馬の為、この時間は車両通行止めとなっている。
この坂を登れば、参道のはずだ。
昨日から、まったく日光の下調べをしていない為、良くわかっていない・・・。
赤白の横断幕が見え、ここが流鏑馬の会場であることがわかる。
的のまえには、場所取りが既にされており、その周辺しか空いていない。
平日でこれだから、休日であれば、さらに倍の倍以上か・・・。
いいストレートだ、砂を盛って造った特設会場だ。
直線約220Mに3つの的がある。
水路がある、水音がここちよい。
日光でこんなだっけ?!
3度ほど、日光に来ているが、全く記憶がなくなっている。
この辺りにしよう。
第一の的から約20メートルほど離れた場所で待つことにする。
11時30分頃に着いたので、待ち時間は約2時間だ。
まあ、問題はないが疲れることは間違いない。
やはり、携帯の椅子は持参すべきであった、
あと、レジャーシートは祭り、神事には、必須品にしよう。
今週中にアマゾンでポチッとしよう!!
背後には黒門がある。
この特設会場には、ほぼ絶えず、アナウンスが入り、流鏑馬の説明などがされている。
時間潰しにはちょうどよい、ブログの下書きを書きながら、良いBGMとなる。
12時頃から、宝物館前で、鞍の装備など、準備が行われているらしい。
とはいっても、この場所を離れるわけにはいかない。
向こうには馬が移動しているのが見える、そして・・・・
徳川宗家・第19代当主が会場にきたことがアナウンスされる。
そもそも、この祭りとは・・・なんだろうか。
徳川家康の命日の1ヵ月後の5月17日・18日の2日間行われる。
17日には「流鏑馬神事」が行われ、
18日には「百物揃千人行列」が行われる。
※この流鏑馬神事は、春の5月と秋の10月に行われる。
『流鏑馬神事始めませ!!』とお下知が下され・・・『おーー!!』と応じる。
13:30過ぎ、神事流鏑馬が始まった。
神事なので、毎年5月17日に開催、
平日・休日は関係ない、こういう硬派な祭りは好きだ。
こちらの2人は神官だろうか、射手ではない。
こちらは射手であり、矢を数本を装備しており、鹿の皮を着けている。
馬がみな優しい顔をしている、それに翻り射手は緊張した面持ちだ。
ようやく始まる、2時間の苦労がふっとんでいく・・・。
そしてUターンしてくる。
向こうで、さらに折り返していくる、お披露目の時間という感じだ。
射手の準備が整う、さぁ開始だ。
疾走!!
的中!!
次の的へ向けて疾走!!!
三人ほどが終わると係員により、砂が整えられる。
よい馬だ。
馬の疾走、ただカッコいい!!
第二の矢が放たれる・・・・そして的中!! 花吹雪が舞う。
こちらも的中!!
時間通り、14:30に神事・流鏑馬は終わる。
見物客は降りていく者、東照宮に向かう者に分かれる。
私は上がっていく。
ここが本部である、
3時間ほど、アナウンスをずっと聞いていたが、ここからである。
そして、
東照宮の入口まで来た。
では日光東照宮編は、別記事にする。
日光・神事流鏑馬を見に行こう!! 完