KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

チャグチャグ馬コの果てに(盛岡旅エピローグ)(2018年06月09日)

6月9日はチャグチャグ馬コの日であり、

鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までの約13kmを馬コと共に歩いてきた。

 

私の体力は、減りに減り、もう点滅状態だ・・・・。

このまま、盛岡駅に行き、新幹線で「グッバイ! 盛岡!」とも一瞬頭をよぎったが、

それは疲れが見せた幻影だ。

私の盛岡旅行はまだ終わっていない。 

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盛岡八幡宮では、馬コと人で溢れかえっている。

  

盛岡八幡宮は微妙に盛岡駅と離れている。 

 

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では、これからはプチ盛岡観光の時間だ!!

まずは、盛岡八幡宮を参拝しよう。

 

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空はすっかり晴れわたり、初夏の雰囲気漂う。

 

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巨大だ・・・・・。

チャグチャグ馬コの疲労で、機械的に階段をあがっていく。 

 

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狛犬が立っているように見える。

 

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こっちにも!!

 

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祭神は品陀和気命応神天皇である。

『旅が無事に終わりますように・・・』

 

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 真正面は混んでいた為、右側で参拝する、チャグチャグと音がした。

 

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御朱印もあったが、 少し面倒な感じだったので、やめた・・・。

今はあまり力を使わないようにするためだ。

いつかはもらえる日はくるだろう。(確実な予感だ)

 

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 時刻は14:20、

では次の場所へ移動しよう。

 

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岩手銀行赤レンガ館が見えてきた。

 

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今日はここを通過するのみ。

ここは盛岡を代表する観光名所でもある、今はどのようになっているのか、

内部を見学することができるかなど、事前知識もない。

夏までに調べていこう、その時は再び来て見よう。

 

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中津川、まだ馬コたちがいる。

『馬コよ、お疲れ様』

 

 以外に歩く、しかも観光客がそれなりに多く、歩きずらい。

 

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もりおか歴史文化館に着いた。

 ここでは、盛岡藩の歴史を学び、南部藩の至宝をみよう。 

 

なかなか凝った作りであり、想像以上に楽しむことができた。

 

では、メインイベント・ 三ツ石神社に向かう。

 

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中津川沿いを歩いて行く。 

 

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 上の橋擬宝珠。

ここで鮭の遡上をみることができるという、

ベーリング海、アラスカ湾を通り、ここ中津川に戻ってくるという、

なんという旅程だ、1万キロのここ壮大なロマンだな。

 

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では、神社にいこう。

 

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閑散とした盛岡市内を歩く。

 

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三ツ石神社・鬼の手形に到着。

時刻は、15:15である。

 

盛岡に来て、ここだけは外せない、

疲れていてもタクシーを使ってでも来よう考えていた場所だ。

 

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他に人はいない。

静かな神社である、

そしてどこにでもあるような町の、村の神社にしか見えないが・・・。

 

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では、まずは参拝しよう、全てはそこからだ!

 

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ここまでは普通の神社だ。

 

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境内にはさんさ踊りの看板(?)がある、

なんだろうか??(すっとぼけ・・)

 

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立派な休憩所がある、この鬼はなんだろうか?

三ツ石神社に関係するのかな?(すっとぼけ②)

 

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拝殿から振り返ると、青空が見える、気持ちい天気になった。

盛岡観光のフィナーレに相応しい。

 

では、そろそろ・・・。

 

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「でかッ!!」

拝殿の隣りには1つの巨大な岩がある。

 

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横に移動すると2つであることがわかる

巨大な岩が2つ!!!

間があれば、そこを通りたいと思うのは人の習性だ、

巨石と巨石の間を歩いてみよう!!

 

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3つ目の岩を発見!!

 

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坂を少し上がり、上から見てみると・・・、

巨石・巨石・巨石(?)3つで「三ツ石」だ!!!!!

 

岩木山の噴火で飛んできた岩と言われている。

 

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『三ツ石と鬼の手形』の説明板がある。

 

岩手県の発祥の地(起源)である、この三ツ石神社。

だからこそ、盛岡観光にはこの神社は外せないのだ。

 

昔、この地で悪さをしていた鬼(羅刹鬼)が棲んでおり、

村人は三ツ石の神様に鬼をこらしめるように祈願をした、

神様は、鬼を三ツ石に縛り付け、この地で二度と悪さをしない約束として、

三ツ石に手形を押させたという。

 

形を押す』から『岩手』となったと言われている。

 

 

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拝殿の側面の壁には、『鬼の手形』のレプリカがある。

三ツ石を見ても、手形はわからない、そんな人の為にこれがある?!

 

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先ほど見たさんさ踊りの看板。

三ツ石神社は『さんさ踊り』の起源とも言われている。

 

羅刹鬼がこの地を去り、村人は大いに喜び、三ツ石の周りを「さんさ さんさ」

踊ったのが『さんさ踊り』の始まりと言われている。

 

実際、お祭りの時期には、ここでさんさ踊りが行われるという。

 

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三ツ石神社を出ると、公衆トイレが見える、そこにこれから行く場所が示されている。

『報恩寺』である。

 

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不来方(こずかた』を歩いて行く、

鬼がこの地からいなくなる、来なくなったことから、

かつてこの辺りは不来方で呼ばれていたという。

 

三ツ石神社から報恩寺は近い、 400mほど。

行くまでに、子供3人と会っただけだ、静かな散策・・・。

 

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15:35、報恩寺 入口に到着。

 

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石柱には、『五百羅漢 報恩寺』とかかれている。

 

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報恩寺の特徴は、静かな境内と五百羅漢である。

 

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山号 『瑞鳩峰山』(ずいきゅうほうざん)と書かれている。

新緑のなか、とっても良い雰囲気となっている。

 

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山門を抜けると、かなりの奥行があることがわかる。

 

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拝観時間は16時までとなっており、25分前に到着。

「よかった~」

 

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では拝観口へ。

 

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撮影はOkとのこと。

 

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廊下を通り、羅漢堂に向かう。

 

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入口は蔵のようになっており、なまこ壁である。

 

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堂内には、499体の羅漢像があるという。

礼壇上が中央にあり、周りに羅漢像が配置されている。

 

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寄木造り・漆塗りの羅漢像が迎えてくれる。

ぐるっと一周することができる。

 

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この多さには圧倒される。

 

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表情が多岐にわたり、インドや中国を連想させるような羅漢像もあるという。 

 

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では帰ろうか。

 

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横を見ると、先ほどの羅漢堂が見える。

 

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山門を通り、日常へ戻る。

 

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ここから盛岡駅までは、徒歩約30分の距離である、

最寄り駅は山田線の上盛岡駅であるが、本数がない!!!

※この選択肢はない。

 

選ぶ道は決まっている!!

『タクシーを呼ぼう!!!』

 

 

 

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16:15、盛岡駅に到着。

 

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ロッカーで荷物を引き取る、スーツが邪魔だ~!!

 

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秋田新幹線こまち30号で東京へ帰る。

萩の月かもめの玉子を購入、

「おいおい、

2つとも盛岡のお菓子じゃないよ!!!!!!」

 

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まずは東北新幹線が入線してくる。

 

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北海道から来た東北新幹線、次に秋田から秋田新幹線が入線してくる。

 

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正面には青空の盛岡市内が見える。

初夏の様相だな。

 

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口を開けて秋田新幹線が入線。

 

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超低速で入ってくる。

 

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いくぜ!!

気恥ずかしいぜ、熱いベーゼだ・・・・。

いざ!! ドッキング!!

 

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ビールを飲み、うとうとしているうちに東京に着きそうだ、

東京に近づくにつれ、天候は悪くなってきている。

明日は何も予定がないので、天候に一喜一憂する必要はない、

のんびり旅の構想でもしようかな・・・。

 

梅雨が終われば、本格的な夏だ、

東北の夏は熱いぜ! 祭りだ!!!!

 

再訪を誓い、盛岡を去る。

 

チャグチャグ馬コの果てに。 完