今日は晴天、
というか1月に入り2日間をのぞき、ほぼ晴れであった、
今日は特に晴れ度(?)が高く、富士山を見るには絶好の日であった。
絶好のお出かけ日和である。
早朝、由比のライブカメラ映像をネットで確認するときれいな富士さんが写っていた、
今日は富士山日和だ、期待が膨らむ。
東名高速道路・由比PA屋上から(帰宅中)
AM8:00 自宅出発、車でGO!!
今日は東名高速もすいておりスムーズな移動ができた、
しかしその前に寄り道をすることにした。
寄り道先の「富士山本宮浅間大社」に到着!!
駐車場は有料です、残念ながら。駐車場からすでに霊峰・富士山がお出迎えです。
浅間神社とは、富士山の噴火を鎮めるために富士山を神として祀ったものであり、
この本宮浅間大社は最も早く建てられた神社である。
各地に浅間神社はあるが、その総本宮がこの本宮浅間大社である。
巨大鳥居と富士山のコラボが大変素晴らしい。
参道を行きます。
楼門、そして巨大絵馬が妙にかわいい。
なんかいいでしょ。
こちらが拝殿、参拝客はそこそこ、思いのほか少ないというのが感想だ。
そして御朱印をお願いする。
こちらの主祭神は、木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)です。
私の中では、サクヤヒメと言えば本宮浅間大社なのです。
是非とも桜の咲く季節に来たいものだ。
拝殿に参拝を済ませ、右手の門を抜けると、湧玉池という池がある。
富士山に降った雨や雪が地下水となり溶岩層を流れ、湧き出して池になったのが湧玉池なのだ。
見ての通り、水質はサイコー品質だ!、忍野八海・柿田川湧水にも負けないキレイさだ。
池には無数の小魚が泳いでいる、おそらくはニジマスの稚魚と思うのだが、
どうだろうか・・・・。
富士山御霊水、ありがたや。
水屋神社。
富士山御霊水が流れており、自由に持ち帰ることができる。
ペットボトルも売られてますので容器を持っていなくても安心です。
富士山からどれほどの期間をかけて流れてきたのかと思うとありがたさが増します。
稚魚がかわいい、こんなキレイな水だと魚も幸せだよね。
水がないと思うほど透明度が高い。
池は1か所ではなく、広範にあるのだ、
朱色の橋がかかっているので周辺を少し散策します。
今度はニジマスの成魚を発見。
水流もかなりあり、まさに水の聖地。
湧玉池からも富士山を見ることができた。
富士山を見るだけで得した気持ちになるのはなぜだろう。
この川をさかのぼった先には富士山があるのだ。
一応売店もあったが特に入らず、この旅の目的地・駿府へ出発する。
駿府城用の駐車場が見当たらなかったので、
清水市中央体育館の地下にあるコインパーキングに停める。190台ほど止められる大駐車場であった。
橋を渡り公園内に入る、中は市民の憩いの公園という様相だ。
あまり城跡という感じがしない。
歩いていてふと目にとまったのが、「紅葉山庭園」という場所だ。
入園料は150円である。せっかくなので入ることにした。
これは静岡の景勝地である城ケ島や石廊崎などを模した海の庭園である。
とのこと。
貴賓ある鯉が優雅に泳いでいる。こちらは優遇されている鯉だ。
外のお堀の鯉との境遇の違いを感じる。
梅林を模したものもある、数本あり七分咲である。
これは築山という、当然富士山を模しているのだろう。
周りは樹海か、雲海か。
こちらは三保の松原を模した洲浜である。
今日であれば、三保の松原(本当の)から富士山を見ることができたであろう・・、
今まで2回ほど行ったことがあるが、二度とも富士山をしっかり見ることはできなかった。今日はこれで我慢をしようではないか。(自分に納得させる)
二段落ちの滝もあった。
あまり期待をしていなかったのだが、とても楽しむことができたし、
手入れもしっかりされておりとても良い庭に見せて頂きましたよ。
やっぱり庭園はいいな~。
城跡らしいところにもいかないと、 ということで。
駿府城は正直に言うと城跡としては少し物足りなさを感じるかもしれない。
しかしあとは想像力で補完だ!!
あの天下の徳川家康の大御所時代の居城であり、それを思い馳せればイメージも変わるものだ。
ここは駿府城公園と呼ばれている。
家康公の像もある。右手には鷹がのっている。趣味は鷹狩だったけ?!
駿府城天守台の発掘を行っている現場を見学することができる。さっそく入ろう。
まだまだ先が長そうな作業になりそうだ。
駐車場に戻り、車で静岡浅間神社に行きます。
駿府城のお隣さんですが車で移動します。
静岡浅間神社では七つの神社があり、神社巡りができる。
これが一番の難所である。
100段以上あるこの急な階段を登らなくてはならない。
登った先にはこちらの神社があるのだが、これで終わりではない。
さらに道が二つに分岐しており、右ルートは富士山の絶景、左ルートは安部川の全景を見ることができるらしい。
※左ルートには行っていないので詳細は不明です。
今回は時間がないので右・富士山ルートを選択します。
7・8分登って、ようやく富士山をみることができた。
ここまで登ってきた甲斐があったというものだ。
第二東名も見ることができた。
まだ先はあるのだが、ここでUターンをすることにする。
そして最終目的地の丁子屋に向かう。
静岡浅間大社から11kmほどの移動となる。
丸子宿にある400年の伝統を持つ「丁子屋」、
名物はとろろ汁である。
ここは超おすすめです。
大広間に通され、机がぼんぼんと置かれており、そこに座ることになる。
開放的な雰囲気がとても良い、額には東海道五十三次の絵が飾られている。
当時はどのような状態であったのだろうか。
もちろん注文するものは、とろろ汁。
様々な種類はあるのだが、スタンダードなものを注文する。
とろろも自然薯を使っており、とてもうまい!!
ごはんは麦飯であり、これもうまい!! ちなみにごはんはおかわり自由だ。
ご飯を少なく盛り、多くのとろろをかけ、ネギをかけ、そばをすするように食べる、
これがとろろ汁の食べ方だ!!
お店は小さく見えるかもしれないが、奥行きが広い、だまされる(笑)
駐車場は第一から第三まであったと思う、80台ほどは止められるようだ。
時刻も14時を過ぎているので帰ることにする。
東名・清水ICから乗り、途中の由比PAに立ち寄る。
由比PA、ここからも富士山の絶景が楽しめる。
そして売店・食堂の上が展望台となっており、富士と海と伊豆半島を見ることができる絶景ポイントがあるのだ。
崖の上を見ると「さった峠」の展望台が見えた。
ここからの眺めは歌川広重の浮世絵「東海道五十三次之」に登場するのだ。
ここへは車で行くこともできるのだが、離合不可能区間を通らなければならない難所となっている。
かつてのさった峠も難所であったという、いつの時代でも難所であることにはわからないか・・・。
いつかは行ってみたい。
※10年前には電車・歩きで行ったことはあるが良いハイキングコースだった。
伊豆半島もかすかにみることができる。
由比と言えばサクラエビ、食堂でサクラエビのかき揚げがあったが、
満腹すぎて食べることができなかった・・・のでサクラエビのおかずを購入。
東名高速は大和トンネル以外は渋滞がなく快適なドライブで帰ることができた。
完。