今、栃木県日光市に来ている、
本日17日は、日光東照宮 春季例大祭・流鏑馬神事の日である、
丁度5分前に、流鏑馬神事が終わり、見物客も移動をはじめている。
時刻は14:35であり、16:23発の東武日光発の特急の乗らなければならない、
単純に考えて、15:30には東照宮を離れる必要がある、
西参道バス停の時刻は把握していないが、1時間に5本前後はあるはずなので、かなりアバウトに行動をしても大丈夫だろう・・・。
では、1時間の日光東照宮の散策へ出かけよう!!
小学校の修学旅行を思い起こされる・・・そんな日光散策だ。
日光東照宮とは、徳川家康を神格化した東照大権現を祀る神社である。
境内には55棟の建造物が並び、豪華絢爛、そして煌びやかという印象を持っている。
改めて、見ることにより、昔とは違う見え方になるだろう、それを期待だ。
散策時間はあまりないが、過去の記憶をたどりながら歩いていこう。
鳥居をくぐると、そこには外国人観光客ばかりの世界であった・・・。
鳥居を抜けて左側には、五重塔がある。
五重塔に花を添えている感じだ、目に映える。
そして、先ほど抜けてきた石鳥居の正面には、表門がある。
ここまでが無料拝観区間となっており、表門より先には拝観券が必要となる。
階段下には、拝観受付所があり、1,300円で拝観券を購入する。
仁王像が両脇がおり、正面にはもぎりが(仁王立ちではなく、普通に)立っています。
表門を抜けると、左に燈篭群が見える、苔一つ見ても、歴史を感じさせる。
左に進ん行きながら、神庫を3つ眺めていくことになる、
順は、下神庫・中神庫・上神庫となる。
下神庫。
中神庫。
上神庫。
3つ合わせて、『三神庫(さんじんこ)』!!!
この中には、明日行われる『物揃千人武者行列」で使用される馬具・装束類が収められている。
さらに上神庫には注目すべきものがある。
屋根下には、『想像上の像』の彫刻がある。
そして、多くの人が集まっている建造物がある、
上神庫と中神庫の向かいにある建造物、それは『神厩舎(しんきゅうしゃ)』である。
神厩舎。
そこに、刻まれているのは、もちろん『三猿』である。
昔から猿は馬を守るとされることから、厩舎に猿が彫られているのだ。
『見ざる・言わざる・聞かざる』の三猿(さんざる)だけではなく、周りには様々な猿の場面を表す彫刻があり、猿の一生を表しているという。
大人気である。
神馬(しんめ)の初代は、関ケ原の戦いで徳川家康とともに戦った馬であった、
その馬は白い馬であり、それは今でも白い馬限定として奉納されている。
ここに神馬がいるわけではなく、別の場所にいる。
猿の一生、馬舎であるが猿というところがいいね。
日光東照宮の中で、1番人気か2番人気だろうか・・・・。
日光東照宮の有名な彫刻を2つ見てきた、
『想像の像』『三猿』、そしてこの後に見る『眠り猫』がある。
そして、ここが有名な撮影スポットである、
団体で来た観光客は、必ずここに並び写真を撮るというパワースポットである(笑)
そして、とうとう来ました!!
日光東照宮といえば、陽明門(ようめいもん)である!
昨年、平成の大修理を終え、4年ぶりのお披露目となった。
しかも12億円をかけての修理ときけば、さらに興味をそそられる。
階段の中段から振り返ってみる、人は多いが、これであればどうにかなる、
休日が恐ろしいものだ。
ひっそりと狛犬がいる。
別名『日暮らし門』といわれ、1日見ていても飽きないからだという。
白亜の柱にも目がいく、
霊獣や伝説上の動物などが彫られているが、人物の彫刻も多く見ることができる、
『本当に細かい!! こりゃ12億もかかるわな・・・』と感じる。
細かい模様、立体的な彫刻、装飾など・・・時間がないのでじっくりは見えないが・・・・。
これは工事の名残かな・・・。
陽明門を抜けた後、振り返る。
隣りには御朱印の受付が見える。
陽明門を抜けると唐門が正面にある、こちらも国宝である。
では次の見所に行こう!!
唐門を正面に右方向に進むと、坂下門が見えてくる。
坂下門には『眠り猫』の彫刻があり、そのさらに先には奥宮がある。
さすが、眠り猫だ、人が多い。
『眠り猫』
何年ぶりかの眠り猫。
この下を通過していく。
そして石畳みの道を歩き奥宮へ。
神聖な場所に向かっていると感じる、そんな5分間の道である。
急坂が待っている、
皆が同じことを言っている、『長い階段だ・・・。』、『疲れると・・・。』
坂を登りきると、奥宮拝殿がある、
その前には休憩所があるのだが、自販機にはお茶しか売っていなかった。
拝殿横を通り、奥に進む。
鋳抜門(いぬきもん)といい、狛犬も見える。
『奥宮御宝塔』
この下に徳川家康公が眠る。
宝塔の前には、鶴と亀の像がある、徳川家の繁栄を願ってのことだろうか。
『叶杉』
杉に向かって願いをすると叶うという。
こちらで御朱印をもらう、
書置きとなり400円となる。
1周まわり、坂下門まで戻ってきた。
眠り猫の裏には、雀の彫刻がある。
『想像上の像』『三猿』『陽明門』『眠り猫』『奥宮』・・・まで来た。
そして最後に来るのは・・・・・。
坂下門の前では、団体客への案内が始まっている、
時間があれば聞いていたいのだが、時間がないので諦めよう。
陽明門の狛犬。
随身像の後ろに位置している。
こちらの狛犬は青色だ。
本地堂が見える、あの館の中に『鳴龍』がいる。
そう、最後の目的地は『鳴龍』だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
15分ほどで出てきた、この間の画像はない・・・。(撮影禁止である)
拝観券を切ってもらい、中に入る。
大勢待っており、並ぶことにためらいはあったが、日光東照宮巡りの最後のピースをはめる為にも鳴龍は見なければならない!!!(間違った使命感!!)
靴はビニール袋に入れて持ち運ぶ、靴置き場があるが、取り違いの心配があるほど、
人が多いのだ。
中では・・・
拍子木を打つと、天井の龍が鳴く、それが鳴龍である。
ある一か所でしか、龍が鳴かない、不思議なつくりであった、鈴を転がしたように
「ビィィィィーン」を響く。
小学生の頃はどうでもいいと考え(おいおい)、適当にみていたので、
何も感じなかったが、今では、おもしろい。
御水舎も東照宮らしく豪華だ。
太鼓が三神庫の目に置かれている、
夕方からのお御輿の準備だろうか・・・。
参道前の鳥居まで戻ってきた。
この奥にあるのだが、参拝する時間はない。
この看板で済まそう。(おいおい)
では参道を降りよう。
機械の力を使い、砂を撤去している。
日光東照宮宝物館。
上島珈琲店があって、びっくり。
「なるほど、なるほど・・・・・・・・」
日光山輪王寺。
黒門から入ってみると・・・、想像通りに工事中。
ここも時間がないので、ここで参拝だ。
流鏑馬のスタートラインの場所だ、もうほとんどが撤去されている。
そこにはバス停があり、流鏑馬がなければ、ここまでバスは来るのだろう。
世界遺産めぐりバスのルート変更の看板だ。
西参道バス停の近くまで来た、
横断歩道を渡れば、バス停だ、しかしバスが既に停車している、
いつ出発しないか、ひやひやだ。
無事にバスに乗れて、東武日光駅には15:55頃に到着した。
さて、帰りの電車の食べ物でも買おう。
しかし、ここで誤算が!!
駅舎構内の売店では、これというものがない!!(失礼だろ!)
もう一度書こう、買いたいものがない!!
昼食を食べていないので、おにぎり・パンを探すが無い・・・、
『日持ちのするパン』は辛うじて売っていたので、仕方なくそれを購入。
そして、ちくわとおこげせんべいを買う。
※しかも、駅周辺にはコンビニはない。
こちらは1番線、快速電車が停まっている。
この電車はどこまでいくのだろうか・・・。
あちらには、リバティけごんが停車している、
この日光駅は、歪な形をしいている、言ってみれば『ハの字』の形か?
16:23発の浅草行きである。
これで帰る、行きも帰りもリバティとはうれしい!!
いいね、新型特急は。
もう新型ではないか・・・。
正面からも撮影。
一時的には、青空も見えたが、ほとんどが曇りであった、青空の下の東照宮も見たかったものだ、雰囲気も変わっていただろう。
浅草行である。
次のKITの旅日記も『浅草』である。
リバティとは気が合うぜ!!
東武日光駅とリバティ。
日光は定番ではあり、かなり安心できる観光地であった、
東武線はそれなりに本数があり、東武日光駅からのバスもかなりの本数が出ている、
さすが日光ということか。
思い立ったら日光!!と言うことができるほど、便がよく、わかりやすい。
では、そんな日光にキャッチフレーズをつけてあげよう。
『そうだ、日光に行こう。』
おいおい、最後でパクリかよ・・・。
では気を取り直して、
『仕方がない、日光に行こう!!』はどうだ?
行先に困ったら、日光に行ってみる、参拝もできるし、パワースポット巡りもできる、
それにはずれがない!!
※しかし、スゲーネガティブ感があるな・・・・。
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18:15、浅草駅に到着した、日が長くなり、まだまだ外は明るいが、
またまた、通勤ラッシュと同じ時間だ・・・・と今気づく。
では、次回は浅草・三社祭りで会いましょう!!
日光東照宮に行こう! 完