KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

チャグチャグ馬コを見に行こう!!(第1部)(2018年06月09日)

6月第2周目に入った・・・、

そして関東も梅雨入りをした!!

今週の土曜日は、「6月第2週目の土曜日」である。

 

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そう、チャグチャグ馬コの開催日なのだ!! 

 お馬さん(農耕馬)のお祭りだ!!

日本には多くの馬にまつわるお祭りがある、

それだけ昔から馬と人の営みには深いつながりがあるということだ。

KITが知る限りでは、12つほど上げることができる。

※ちなみに流鏑馬は全国にあるので1つとみなす。

 

馬の祭りとして、特に有名なのは、

相馬野馬追、そしてチャグチャグ馬コ であると思う。(KIT論)

個人的に好きな、気になる祭りとしては・・

◆南部駒踊(青森)

◆多度祭(三重)

◆花馬祭(長野)

◆馬出し祭り(茨城県行方市)★★★※来月だ、行きたい!!  

である。

 

脱線したので話を戻そう。

 

下記はチャグチャグ馬コの観光ポスターだ。

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www.city.morioka.iwate.jp

◆盛岡県HP引用

 

東京駅の地下通路には、チャグチャグ馬コのポスターが貼られており、

それを通勤中に見るたびに、私を旅へ誘うのだ。

 

開催日:6月第2土曜日 6月9日(土)9:30~14:00

行くと決心したのは、開催日の2日前だ。

 

始発の東北新幹線は東京発6:32、盛岡着8:45となり、ギリギリであるが、間に合うことができるかもしれないが、勝手がわからない場所では、『不可能』と判断すべきだろう。

 

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そして、 6月8日(金)19:27 東京駅新幹線ホームに立つ!!

盛岡に前泊だ!!!!

馬コよ、待ってろよ!!!

 

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はやぶさ111号

東京駅発19:40、盛岡駅着22:23。

3人席・窓際をとることができた、3人席を盛岡まで独り占めであった。

(あまり意味がないが・・・)

かなりの乗車率であったが、仙台・古川・くりこま・一ノ関・北上・新花巻で次々に

人が下りていき、盛岡に着く頃には、乗車率が相当下がっていた。

 

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定刻通りに盛岡駅に到着。

スーツ姿で盛岡駅に降り立ち、見るからに出張で来ました的な感じだが、

実は『チャグチャグ馬コ』を見に来たのだ!!(笑)

 

盛岡駅が終点なので、気持ちが楽であった、乗り過ごしはないからね、

東海道線の乗り過ごしとはわけが違う、新幹線で乗り過ごして、

函館北斗なんて行ったら、どうすんねん?!

 

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夜の盛岡は、雨でぬれている、

しかし大丈夫だ、明日は悪くて曇り、運が良ければ晴れとなるのだ。

 

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駅前には、祭りのノボリ旗がはためいている、

この盛岡駅前も馬コ行進ルートとなっているのだ。

 

はじめての前泊・現地入りなので、ビールの力を借り、さっさと寝よう。

 

6月9日(土)5:00 起床。

ベストな起床時間だ、幸先が良いぞ。

 

 チャグチャグ馬コとは・・・。

◆農耕馬に感謝するお祭りである。

昔から、馬と牛は、農耕に不可欠な労働力であり、人が生きていく為には、気っても切れない関係である、そんな馬に感謝することは極自然なことである。

南部駒の産地である南部藩において、馬への感謝と無病息災を願い、

鬼越蒼前神社に祈願したのが、チャグチャグ馬コの起源とされている。

 

○国の無形民俗文化財

○日本の音風景100選(なんだ、それは?)

に選ばれている伝統行事である。

 

◆行進ルート

鬼越蒼前神社( 岩手県滝沢市鵜飼外久保)9:30出発

盛岡八幡宮岩手県盛岡市八幡町13-1)13:45~14:00到着

約 13kmの道のりを4時間かけて、馬と人が歩く。

 

 では実際に行ってみよう。

 

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盛岡駅のコインロッカー(400円)に荷物とスーツを放り込む、

窓からバスロータリーを見ると、すでに無料シャトルバスが2台停まっている、

7:20発と7:30発と思われる、急ごう。

 

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盛岡駅・南口のバスターミナル16番乗り場。

無料シャトルバスが運行される(盛岡駅⇒鬼越蒼前神社)

始発6:40・次発7:00

7:20以降は8:30まではほぼ10分間隔で運行される。

※所要時間は約35分ほど。

 

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 7:30発のバスに乗車する、

問題なく席に座ることができた、35分も走るので、10分待ってでも座るべきだな。

少しでも体力は温存しておく、省エネで行こう!

『駅にはフェザン盛岡がある、東京のルミネみたいなものかな・・・。』

 

 シャトルバスのルートとは異なるが、参考に。

 

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 7:58に鬼越蒼前神社(正しくは徒歩2分ほど歩く)に到着、

予定よりも5分早い。

 

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馬っこ広場という場所があり、目の前に馬コがいる。

※この記事では、本日の主役の馬の表記を『馬コ』とします!!

(ちなみに、うまこ ではなく、うまっこ と読みます) 

 

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記念すべき初・馬コとなりました、

『中野さんちの馬コ』でしょうか。

この日の為に馬コたちは、きれいな衣装を身に着けています。

大名行列をルーツとした小荷駄装束を起源としている、

耳袋、首よろい、鼻かくし、飾りぶとん等など・・・・・超豪華な装束をつけている。

これを見るのも面白い、

そして馬はどう思っているのだろうか・・・。

 

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2番目に出会った馬コです、

小さい鈴、中ぐらいの鈴、大きな鈴が付いており、馬コが歩く度に、

これらの鈴が鳴り、「チャグチャグ」と聞こえる(という・・・・)

 

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 続々と馬コ達が到着、荷台から降ろされ、着飾っていく。

 

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子馬コもかなり来ており、

総じて、眠そうか、つまんなそうにしている(ように見える)

『かわいい!!』

 

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仲良し親子の馬コがいる。 

 

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『何、見てんだよ。』とは言っていない・・・・。

 

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馬体ががっしりしている。

 

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こちらの馬コは、準備万端である。

 

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では、鬼越蒼前神社に入ろう。

※『おにこしそうぜんじんじゃ』と読みます。

 

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続々と馬コが歩いて行く、どこに行っても馬コに合うことができる。

馬好きにはたまらない場所である。

  

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適度に人がおり、多すぎず・少なすぎず、バランスがいい(笑)

 

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チャグチャグ馬コと鬼越蒼前神社について。

 

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第2、第3の鳥居をぐぐっていく。

 

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このお店でお土産を購入、

馬コたちが描かれている南部せんべいを購入した。

 

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両脇には、お店が並ぶ。

 

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ニンジンがお供えされている、

視線を感じるゾ・・・。

 

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『馬コ様、お邪魔させて頂きます。』

 

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馬コも参拝するのだ。

 

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中には、首をさげる 馬コもいる。※もちろん、たまたまだが・・・。

 

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馬コ参拝行列ができている、

ここは成田空港の離陸滑走路かよ!!

 

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馬コを見ていると、時間がいくらあっても足りない。

まったく飽きないぜ!!!

 

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 馬コもかわいいけど、乗っている子どももかわいらしい。

乗り手の女の子は、あねっ子衣装を身にまとう、

馬コの装束あねっ子衣装の相性は抜群である。

 


馬コ2018①

 

こんなに馬コ(馬)の写真を撮ることになるとは!!

ここは馬コ天国だ!!

 

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拝殿を離れ、拝殿の周辺を歩いてみる。

周りには多くの馬コが待機している。

 

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青空の下で馬コを撮りたいと思ってしまうが、

雨が降らないだけ、良かったと考えよう。

 

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本日の馬コは72頭いるという、

そりゃ、どこ見まわしても馬コがいるわけだよ・・・。

 


馬コ2018②

 

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1号馬コを発見。

 

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9時少し過ぎ、神社前で場所取りをする為に、行動を開始する。 

 

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神社・鳥居前正面には人が3・4重になっている、

この辺りでは2列目はあいている、

1列目は背の低いご婦人の為、実質の1列という場所で陣取ることにする。

時刻は9:10であり、20分ほどの待ち時間となる、

他の祭りの待機時間と比較すると、あっと言う間だ。

 

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続々と人が集まってくる。

天気は晴れそうで、晴れない・・・・。

 

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こちらも人が大勢いる、

馬コの行列は、鳥居を出て、右方向に向けて進む・・・(画面の奥に進む)

この場所取りは、『よかったのだろうか・・・?』と不安になるが、

今更考えても遅いので、考えるのをやめる。

 

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警官も入口に集まってきた、9:30までもうすぐだ!!

 

これから馬コと共に、

盛岡八幡宮までの道のり約13kmを歩く。

なかなか疲れそうだが、やってみよう!

 

チャグチャグ馬コを見に行こう!!

第1部【鬼越蒼前神社編】 完

 

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