KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 松崎に行こう!(2019年01月24日)

本日は車で松崎に行った、それは・・・。

「キンメダイが食べたい・・・。」という私のつぶやきから始まった。

 

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松崎は2回目だろうか、『落ち着いた良い港町』という印象であり、

『なまこ壁』が最初に思い浮かぶ。

松崎町伊豆半島西伊豆地区に位置する。

   

松崎は、車で横浜から3時間以上かかる、

修善寺までは自動車専用道路の為、スムーズにこれるが、それ以降は一般道・136号線をひらすら走ることになる。

 

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東名高速道路・足柄SA(下り)の展望台から富士山を見ることができた。

『これは、良いドライブができるぞ!』

 

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不安要素も少しある。

富士山に雲がかかってきている、これからさらに顕著になるだろう。

伊豆半島から富士山が見たい!』

 

修善寺以降の136号線は、土肥辺りから海岸線へと入っていく、

進行方向・右には、海が見え隠れして、さらに富士山も時折お目見えする。

『やっぱり、西伊豆はいいな~!!』としみじみと思う。

 

最初の目的地『民芸茶房』に到着した。

時刻11:05分である、ちょうど良い時間だ、食事をする場合11:30を越えると途端に

混んでくる、その前に入るのが鉄則だ。

 

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駐車場に入る。

その隣りの白い建物(お手洗い)には、

世界の中心で、愛をさけぶ」と書かれた色あせた看板が寂しげにかけられている。

 

このドラマは見たことがないのだが、かなり話題になったと記憶している。

ブームが去った後など、こんなものなのだろう。

 

松崎町は「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地ということらしい。

松崎町のHPにもロケ地MAPがアップされていた。

 

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山の間に海が入り込んでいるようにみえる、海も静かでとても穏やかな港といった感じだ。『この雰囲気がいいな~。』と心から思う。

 

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こちらが民芸茶房だ。

 

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11時30分前であるが、お店は開店していた。

 

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お店の中は広々として開放的、そして大きな丸太のテーブルが数個ならぶ、

この太さ、重厚だ。

後ろには座敷もあるが、やっぱり私はイスがいい。

 

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『水槽があるぞ!』と一瞬喜んだが、杞憂に終わる。

これはこれで良いものだ。

 

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煮魚定食   2160円

さしみ定食2160円

ひもの定食1080円 とある。

 

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お店の雰囲気も良い。

 

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寛いでいると、もう1組が来店した。

今はオフシーズンなので、これぐらいのペースなのだろう。

この民芸茶房は、お隣りにある豊崎ホテルの直営店である。

 

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水槽の上には、サザンオールスターズ桑田佳祐夫妻のサインが置かれている。

(2018年4月11日)それなりに最近だな。

 

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まずは定食の小鉢4つが運ばれてきた、イカ松前漬けが最高だった、

こちらの直売所で売られているらしい・・・。

『いつも全部食べ切れないからな~。』と二の足を踏む。

『サービスのきびなごもおいしかったな~。』

この段階で、とっても満足、煮付けに期待が膨らむ。

 

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煮魚定食が運ばれてくる。

『!!』

これは絶対にうまい!!!

もう勝利は確約されたのだ。

 

もちろん、期待通りであった。

 

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こちらが、さしみ定食だ。

ポイントは、アワビかな。

 

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大満足して民芸茶房を出ると、目の前には豊崎ホテルがあった。

『また来たいな。』と思える場所であった。

でも横浜からは遠いんだよね・・・。

特に渋滞に巻き込まれると最悪、道の選択肢がないからね。 

 

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この近くには神社がある、そこに行ってみることにした。

 

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海が奥まで来ている・・・と思ったが、半分は川かな・・・。

 

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瀬崎稲荷神社。

ここも『せかちゅう(めんどいので略す)』のロケ地とのことだ。

 

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海に面した素晴らしい神社だ。

 

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散策は『入江橋』までとする、ここで駐車場にUターンだ。

 

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奥まで引き込まれており、船置き場となっている、なんだかのどかな光景だな。

 

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やばいな・・・どこをみてものどかだ。

 

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こちらの先は海であり、駿河湾へとつながっている。

 

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ここには風情にある民家も多くある。

 

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そして駐車場に戻ってきた。

SAKUとAKIとは誰?!

 

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しかし海の天候はすぐに変わってしまう・・・。

1年前、南伊豆・石廊崎に来た時も暴風にみまわれた。 

 

 民芸茶房⇒伊豆の長八美術館へ。

 

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漆喰の殿堂・伊豆の長八美術館に到着。

 

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長八とは、入江長八だ。

鏝絵(こてえ)の第一人者である、鏝絵とは漆喰と絵を融合させた芸術作品だ。

百聞は一見にしかずだな。

 

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入江長八(1815~1889年)は、松崎出身である。

12歳のころ、左官職人に弟子入りをして、その後に江戸で狩野派の絵画を学んだ、

それらをかけ合わせて、『漆喰鏝絵』が確立された。

 

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作品には、撮影してよいものもある。

 

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館内には4・5人の来館者がいた、少しぐらいいたほうがいいからね。

 

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入口にはルーペがあり、浮き出ている様を見ることができる。

横から見れば、立体的になっていることがわかる。

 

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(必要以上に)たくさんあるよ。

 

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富士山、これは伊豆から見た富士だろうか。

 

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では2階にあがってみよう。

 

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ここがこの建物の中心部、駐車場と136号線が見える。

 

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その上には巨大な天女がいた。

 

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花をもっている天女が舞っている。

 

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次のフロアにも漆喰鏝絵の作品がかけられており、ビデオ上映もされていた。

 

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先程通った天女様がいるエリアをくぐり出る。

 

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敷地内・道路そばには、夢の蔵という建物があった。

この技術は後世に残さなければならない。

 

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道路を挟んだ駐車場には『松崎まちあるきマップ』がある。

これだけみても、歩く範囲は限定的であることがわかる。

 

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東海バス・長八美術館バス停だ。

 

伊豆の長八美術館⇒浄感寺へ。 

 

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道路を渡ればすぐに『長八記念館』だ。

ここは浄感寺ともいう。

 

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ここには、『雲龍・飛天の図』というものを所蔵している。

入館料:500円。

相談の結果、本日はスルーすることに決めた。

 

 長八記念館⇒松崎観光協会へ。

 

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歴史あるなまこ壁が現れた。

『なまこ壁』の『なまこ』は海のなまこと関係している、白い丸くなっている部分が

それに似ているからだ。

 

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『近藤平三郎生家』

その先に見える建物が観光協会だ。

 

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『松崎観光協会

KITは、観光MAPを入手した!

(持ち物がいっぱいです・・・)

 

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観光協会から少し歩き左折をすると、この先には時計台がある。

 

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ときわ大橋だ。

 

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那賀川が流れている、向こうに見えるのは、浜丁橋だ。

浜丁橋を右へ進むと入江橋があり、民宿茶房へと続く。

この町はコンパクトなので、把握しやすい。

 

 松崎観光協会⇒明治商家中瀬邸へ。

 

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時計台がみえてきた。

 

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見えずらいが、1時の下に『13』の文字がある。

松崎には特別な時間が流れているということらしい。

 

『たしかに時間の流れが少し違うかもしれない』と思ってしまう・・・ほど穏やかだ。

 

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青空が映える、それにしても不思議な形をした時計台だ。

 

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一段下には、中瀬邸がある。

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ときわ大橋を渡っていると、突然かわせみが向こうに飛び去っていく光景が

眼に飛び込んだ。

カメラにとらえることはできなかったが、ひと目見ることはできた。

  

明治商家中瀬邸⇒伊那下神社へ。

 

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伊那下神社、松崎最後の訪問先だ。

 

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この頃から気温が下がり、強風へと変わってきた。

『やはり、来たか。』

めちゃくちゃ寒い・・・。

やはり伊豆に来ると、こうなってしまうのか、地域的な問題なのだろうか。

 

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鳥居の前に立つ木の動物・・・。

虎にようだが、やる気はなさそうだ・・・。

 

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こちらは一風変わった手水舎、青々としているな。

よくみると、「鯉の滝登り」が彫られている。

 

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池の前には水車が音をたてながら回転している。

 

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境内案内を見ると、道が山のほうまで向かっているぞ。

 

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境内には『親子いちょう』というものがある。

父・母・子のいちょうが境内にある。

 

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伊那下神社・拝殿。

 

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御祭神は、

彦火火出見尊、住吉三柱大神である。

 

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『伊那下の七福神

・大足様(手足守護の神)

・弁天様(道中安全の神)

愛宕様(鎮火守護の神)

・秋葉様(火防の神)

・津島様(疫病退散の神)

金比羅様 (福徳の神)

・天神様(学業書道の神)。

 

その右には、龍の道が伸びており、その先には『古代祭場亥子岩(卜石)』があり、聖域となる。

 

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大足大明神(手足守護の神)

 

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展望台への階段があるが、ここは遠慮しておこう。

上りの650mは長い。

 

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この神社境内には、木で作られた動物たちが至るところにいる。

 

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『神明水』

龍谷水神社から湧く水を神明水という。

まろやかな甘みで珈琲やお茶に合うという。

 

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龍谷水神社』

 

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池にかかる橋、神橋だろうか。

もう少しゆっくりと歩いて精霊たち(木の像)を見ていたいが、風が冷たく、しかも強風・・・。

境内の傍らには、木材があり、これからチェンソーにより精霊たちがつくられていく

そんな予感がする。

  

これから一気に車で移動、といっても8kmなのだが・・・。

行先は堂ヶ島西伊豆といえば『堂ヶ島』というほど、一大観光地だ。

 

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堂ヶ島も強風で恐怖を感じるほど・・・。

外には人がほぼいないが、車は多い・・なぜだろう?

 

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加山雄三ミュージアムの前に海を見ることにした。

まずは地下道で道路をくぐる。

 

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壁全てにパネルが貼られている、でも人はいない。

 

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海は荒れている。

 

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風が強く、海の近くまで行くと、なんだかとても不安になってくる。

しかし来ずにはいられないという。

 

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振り向くと誰もいない、堂ヶ島を独り占めだ!!!

なんてね。

 

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こんな日なので、遊覧船は運休だ。

 

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では、加山雄三ミュージアムに行こう!!

 

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そして奇跡が起こる!!

なんと、本日は入場料・無料だという!!!

なぜなら、『ミュージアム開館20周年記念』だからだ。

そして、加山雄三のサイン会があるという、

これから20分後に開催、これは行くしかないでしょ!

サイン会は先着100名、朝に整理券を配布しており、サイン会への参加はできないが、

見ることはできるという。

『若大将を見よう!!』

 

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歴代の光進丸が並ぶ、そして手前には造船予定の新型がある。

 

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奥には、若い頃の加山雄三の等身大ポスター、カッコいいな。

 

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光進丸の操舵室にも立つことができる。

 

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加山雄三家系図岩倉具視が祖先という。

 

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曾祖父 岩倉具視

五百円札だ。

 

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所狭しとパネルがある。

皆、真剣に見ていた。

 

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この先は加山雄三の絵画の世界となる、撮影禁止エリアとなる。

このドアの向こうにはサイン会の列ができている。

 

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そして加山雄三さんが登場、大歓声だ。

 

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『若大将、カッコいい!!』

 

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いい趣味をしてます、鉄道模型も規模が違う。

 

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ここからがムービーギャラリーだ。

 

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知っているものは全くないが、なんだか懐かしい気持ちは共感できる。

 

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『田能久』

若大将シリーズ加山雄三の演じる田沼雄一の父が経営するすきやき屋の屋号だ。

 

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加山雄三『古希』お祝いのメッセージの色紙が掲示されている。

 

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昭和の古き良き時代・・・といった感じかな。

 堂ヶ島加山雄三ミュージアム)⇒土肥(世界一の花時計)

 

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松崎へ行く際、横目で土肥桜のノボリを見ていた、

土肥金山に寄る時間はないが、土肥桜を少し見てみることにした。

『土肥桜?・・・・土肥の桜?』

 

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『世界一の花時計』 

 

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高台から土肥桜まつりの会場を見る・・・・。

『う~ん、見てはいけないものを見てしまったかな・・・。』

 

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『土肥桜!?』

2007年に品種登録された新しい桜ということらしい。

 

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色が濃い、真ピンクといった感じだ。

 

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土肥桜は1月下旬から咲はじめることが多い、

一足早い、春を感じることができた。

 

帰りは大きな渋滞もなく、帰ることができたとさ・・・。

 

『松崎、本当にいい場所だ!!』

『雲見・岩地もいいぞ!!』

 

松崎に行こう! 完