congratulation!!
本日、11月30日は相鉄JR直通記念日です!!
横浜を走る相模鉄道(通称:相鉄線)は、首都圏の私鉄では唯一他社路線に乗り入れをしていない鉄道だ。
しかし、このたびJR埼京線に乗り入れることとなった。
それが今日なのだ!!
さらに、乗り入れに伴い新駅が開業する。
その駅名は『羽沢横浜国大駅』という。
相鉄線は、横浜市各地のベッドタウンから横浜駅に人々を送り出す使命を追っている鉄道だ。
横浜駅ではJR線・京急線・東急線などに連絡して、一方の終点である海老名・湘南台で
は小田急線に接続している。
この乗り入れと新駅開業は、横浜市民としては、一大イベントとなる!
当然、JR乗り入れ初日には乗りに行かねばならない(これは使命感!)
しかし、ただ相鉄JR直通線に乗り、新宿駅まで行ってもツマラナイ。
現在、KITの旅日記では、特急踊り子号の来春引退記念・乗り納めキャンペーンを実施している。
そこで、
『そうだ!相鉄、踊り子号を絡め、さらには特急しか乗らない旅をしよう!』
と思いたってしまった。
相鉄西谷駅を出発地点として、新宿から特急踊り子号に乗車、さらに特急だけを乗り継
ぎ、新宿まで戻り、下りの相鉄JR直通線で新駅・羽沢横浜国大駅のゴールを目指す!
特急踊り子号は東京駅始発が多いが、新宿駅発も数便の設定がある、それに185系の運
行は珍しい。
いずれも東京発着便であり、新宿発の踊り子号も乗らなければならない。
では、意味不明な縛りがついた企画旅!!
旅日記スタートしよう!
4番線ホームにJR直通線が入線する、これから乗るのは6時48分発の大宮行きだ。
その多くは新宿行きだが、稀に別の駅が設定されている。
『相鉄線の駅なのに大宮行?!』
とっても違和感しか覚えない、しかしそれが当たり前になっていくのだろう。
西谷駅の頭上には東海道新幹線の高架が相鉄線とクロスしている。
待っている間にもいくつかの新幹線が轟音とともに通過していった。
ここに新幹線を止めてもらいたかった・・・西横浜駅として。
ちなみに、こちらは横浜駅方面です。
直通運転のための引き込み線が用意されている。
そして 相鉄12000系が入線してくる。
この車両はJR直通運転の為につくられた車両だ。
しかし、これに乗ってはダメ! 横浜に行ってしまうから。
この色は「ヨコハマ ネイビーブルー」という、
少しカラーリングが暗いと思うのだが・・・。
これで新宿駅に殴り込みだ!!
ついにJR直通線が入ってきた、車両は埼京線タイプだ。
相鉄線の路線にJR線の車両が!!
「特急 JR埼京線直通」
ここから本日の企画旅「特急を乗り継いで新駅へ!!」スタートだ!
西谷発6時48分。
では、特急の旅スタート!!
西谷駅1番ホームには、
下りの直通線が入線してきた。
西谷駅を出発するとすぐ地下トンネルに入っていく・・・。
6時52分、新駅・羽沢横浜国大駅に停車する。
新駅はなんだか暗い、地下ホームなのでそんなものだろうけど・・・。
しかし今は降りない!!!
このまま通過だ、またあとで会おう。
ようやくトンネルを抜け、地上路線を走行していく。
羽沢横浜国大駅以降はJR貨物路線を走ることになる、普段は走ることのない貨物路線を走る為
新鮮さが半端ない。
左に見えているのは鶴見線の鶴見駅だ、進行方向右側には京急線が走る、
そんな位置関係だ。
羽沢横浜国大駅の次の停車駅は武蔵小杉駅となる、乗車時間は15分ほどだ。
これは異例の長さと言ってもいいだろう、都市近郊路線で次の駅までの乗車時間15分はそうは
ない。
「そうか、これは特急なんだ!!」と考えるようにした。
そして武蔵小杉のタワーマンションが見えてきた。
新宿駅7時33分には到着する。
まずやるべきことは、特急踊り子号のチケット発券だ。
出発前にえきねっとで座席予約をしたのだが、指定席はかなり空いていた。
しかし次のスーパービュー踊り子号は混んでいるのだろう、確認してないけど。
台風などによる運休など、何かトラブルがあれば、テレビ中継がされるのが、
この改札前だ。
先程、改札を出たばかりなのだが、ほかに行く宛はないので再び改札内に戻ることにした。
こちらは下り 7時52分発の各駅停車・海老名行きだ。
まだまだ時間があるので中央線のホームに遊びに来た、
特急あずさは「E353」に全て置き換わった、この車両は素直にカッコいい!
これから乗車するのは、特急踊り子号161号 新宿発8時30分だ。
新宿駅の5・6番線に行くには、ちょっとした注意が必要となる、
メインのコンコースからダイレクトにはいけない場所にある為だ。
私が通ったルートは7・8番線のホームに降りていき、看板に従いホームを歩くと、
5・6番線へ繋がる下りエスカレーターが見えてくる。
このホームからは踊り子号や成田エクスプレスなどが発着している。
既に5番線ホームには踊り子号が入線していた、まだ行先表記は回送となっている。
いつみてもこのグリーンのストライプはしびれる。
ヘッドマークが「回送」から「踊り子」に変わった!
この出発から約1時間後にはスーパービュー踊り子がこのホームから発車する。
『伊豆急下田行き』
なんとも旅情を掻き立てられる表記だ!!
先々週には、下田には行ってきたので、今回は下田まではいかない、
なぜならUターンが大変だからだ。
『どこまで行こうかな~』と考えたのだが、熟考の結果、伊東に決めた。
理由は、祇園のいなり寿司を食べたいという単純なものだった・・・・。
それにJR線の最終駅だからだ(それ以降は伊豆急行の路線となる)
では踊り子の旅へ出よう!
目的地は「羽沢横浜国大駅」であることには変わりない。
踊り子号の発車時刻までお隣りのホームから列車を眺める・・・。
総武各駅線、中央線が見える、JR直通線を見ようと待っていたが、
逆側だったと踊り子乗車後に気づく・・。
さらに向こうには小田急線がみえる。
数時間後にはその路線を使って新宿駅に戻ってくる予定だ。
安定の空席状態、新宿駅出発時は1車両6人のスタートとなった。
湘南新宿ラインのルートを進む、渋谷・恵比寿などは通過、そして武蔵小杉駅には停車した。
成田エクスプレスも停車するし、重要な駅となったものだ。
ここから2人ほど乗車した、たしかに需要はあった。
9時01分、横浜駅に停車。
普段はここから乗るので、ほんの少しだけ新鮮だ。
横浜からは数人が乗り込んでいたが、空席感覚はそれほど変わりはない・・・。
進行方向右側には、相鉄線横浜駅の先端が見える、相鉄線は駅ビル(ジョイナス)に入
っている為、外から見ることがはできない。
今日は富士山が至る所でくっきりと見ることができた。
前回見た時より、白さが際立っている。
この踊り子号のスゴイところは、横浜を出ると次の停車駅は熱海なのだ。
この2つを通過する列車はそうはない。
踊り子116号「オレは横浜以西の客を伊豆には連れていかないぜ!」
かっこいいぜ、116号!!
10時16分、伊東駅に到着。
『いいね~伊東温泉。』
踊り子号は、10時40分に伊東駅を出発していった。
その後は伊豆高原、伊豆稲取、河津、伊豆急下田と停車していく。
伊豆急下田駅には11時13分、約30分後に到着する。
(少しだけ、ここまで来たなら下田行ってもよかったかも・・と考えてしまった。)
これから伊東観光をして、11時05分の特急で新宿駅に向けて戻ります!
あくまで目的地は新駅・羽沢横浜国大駅だ!!
では、前編はこちらで終わりにします。
PT 相鉄線・JR直通記念 特急で新駅に行こう!【前編】