KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

PT 相鉄線・JR直通記念 特急で新駅に行こう!【後編】(2019年11月30日)

11月30日は何の日?

鉄道史にはこう記されるだろう。

相鉄線・JR直通運転が始まった日」であると。 

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もちろん、このような一大イベントに参加しない理由はない。

新しい路線に乗車して、新駅に降り立たねばならない。 

 

ということで、

今、静岡の伊東にいます!!

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「伊東温泉へ ようこそ!」

どこか南国、しかし温泉町・伊東!!

新宿発の特急踊り子(185系)に乗り、10時16分に伊東駅に着いた。

 

なんで、伊東にいるかというと・・・・。 

今日は相鉄・JR直通運転の記念として企画旅をしている。

出発地・相鉄線西谷駅から特急を乗り継ぎ、ゴールの新駅・羽沢横浜国大駅に向かう。

それには、踊り子185系を乗車することが条件だ。

(これは、KITルールだ。)

そんなメチャクチャなルールをつくり、特急の旅を楽しんでいる・・・・。

 

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温泉の町・伊東。

この雰囲気がいいよね、関東から気軽に行ける温泉旅といった感じだ。

まぁ、温泉は入らないけどね。

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特にノープランで伊東に来てしまったので、宛もなく歩いてみる。

こんな旅もたまにはいいだろう。

歩いている人は少ない、この通りはメイン通りではないので、特にそう思える。

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「猪戸温泉通りの由来」

よくわからないが、写真を撮ってみた・・・。

さらに歩いてみよう。

 

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東海館が0.1kmまで近づいていた、とりあえず行ってみよう。

1つぐらいは伊東の観光地に行かねば・・という変な使命感が足を向かわせた。

 

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伊東駅から徒歩10分もかからず、東海館に着いた。 

 

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ここはかつての老舗温泉旅館であり、伊東温泉の歴史を知ることができる場所だ。

今は観光施設となっている。

日帰り入浴もできるらしい、とりあえず温泉に入ったと思うようにしよう。

 

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正面には海、相模灘が広がっている、

さっき車窓から見ているので、海にはいかないことにした。

 

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川を挟み東海館を見る。

伊東温泉の湯量は伊豆一といわれている、その歴史は平安時代までさかのぼるという。

 

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スカイドーム キネマ通りを歩きながら伊東駅に戻ることにしよう。

少し香ばしい雰囲気がする。

 

f:id:turumigawa915:20191201124802j:plain次に湯の花通りを歩く、こちらでも美味しそうな和菓子店があった。

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早く伊東駅に着いてしまう。

駅中にはベックスコーヒーやお土産屋、そして『駅弁の祇園がある。

気になるお弁当があったのだが、涙をのんでいなり寿司にした。

正式名称は『いなりのり巻き詰合せ・670円』だ。

いなりのみ6つと3つのお弁当もあるのだが、

私はかんぴょう巻きが入った詰め合わにした、いなり寿司4つとかんぴょう巻き4つのバ

ランス!!

いなりの大きさで考えた場合、かんぴょう巻きは実質2つとなる、このバランスがいい

のだ、まさに黄金比!!!

これは、ロマンスカーで食べたいと思う!!

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約30分間の伊東観光は無事に終わった、観光は時間ではない、その中身だ!!

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(え?! 中身なんてあったの??)

 

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来た! リゾート21車両、キンメダイ号だ。

伊豆に来るとコイツとの遭遇率がものすごいことになる。

しかし、乗るのはこれではない!

 

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こんどこそ、来た!  スーパービュー踊り子号。

 

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剥がれている・・・。

もう、スーパービューはボロボロよ・・。

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引用元:

特急「サフィール踊り子」号|JRで行く、伊豆の旅行|JR東日本 伊豆・箱根・湯河原

 

スーパービュー踊り子号は来春からサフィール踊り子」に置き換わっていく。

踊り子185系のみならず、この251系(スーパービュー踊り子車両)も乗り納めをしなけ

ればならない。

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スーパービューでは検札が行われる、

少し面倒なのだが、私の目の前でこの検札の意義が発揮された。

外国人観光客が乗り込もうとしたら、さっそくお姉さんに止められた。

外国人観光客「WHY?」

ビューのお姉さん「Reserve seat!! 」

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 よく見るとかなりのくたびれ感を感じる。

それでも、かっこいいよね!!

 

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通常の踊り子号と比較するとあまりにも窓が大きい!

比べるべきもないのだが・・・。

こころなしか、新幹線も開放的に見える!!

 

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もう小田原駅に到着する、荷物をまとめないと。

 

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D席に座っているので海が遠いのだが、もう小田原駅手前で実質的な見納めとなる。

 

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山側には魚籃観音が見えてきた、ここは早川だ。

 

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11時45分、小田原駅で下車する。

それなりに降車客がいたのだ意外だった、ここから新幹線??

いやいや、新幹線なら熱海だよね・・・。

 

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こちらは小田原駅・新幹線側となる、

こちらから関東学院大学へのバスが発着している。

西口はさびれており、発展しているのは東口なのだが、こちらに来た理由は1つだ。

 

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北条早雲公」の銅像だ。

これを見れば、小田原観光をしたという気分になる、あと小田原城も見ないと!!

小田原城は真逆の口となる。

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コンコースには、お土産屋が並ぶ、その正面が小田急線の改札となる、

お土産屋と同じ並びの先にはJR線の改札がある、小田原は多くの観光客で溢れかえって

いる、皆さんどこに行くのだろう。

 

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小田原駅東口にやってきた。

 

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 正面には小田原城がみえる!!

これで私の小田原観光は終了した。

早雲公と小田原城、この2つで小田原観光の70%は完成したといってもいい!

(おい!!) 

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「まるう」のかまぼこをお土産として買い、小田急線のホームへ向かう。

 

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いつみても素晴らしい光景のホーム。

駅舎ではJRに圧勝!!と言ってもいい、一見外国チック?!

 

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下りホームにはロマンスカーMSE(60000形)が停車していた。

前面展望ではないので、少しガッカリと思う人も多いかもしれない、

それに展望車の座席は競争率が高く、私には縁遠いのでどちらでもいいのだが・・・。

 

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そして私が乗車するロマンスカーVSEが入線!

小田原駅から終点・新宿駅まで約1時間20分の旅となる。

小田原駅12時26分出発)

 

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 この車体のヴォリューム感!!

ここからでは見えないがこのロマンスカーはスカートをつけており、

さらなるボリューム感を感じるだろう。

 

車内はほぼ満車状態となる、

私の隣りも小田原から乗り込んでこられた、小田急沿線の乗客は旅行でなくても

日常的に使うことが多いのだろう、短い区間でも乗車している人もいた。

 

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富士山は行きも帰りもばっちりと見えた。

 

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海老名駅に停車。

この駅は相鉄線の終点駅でもあり、相鉄JR直通線の反対の終点駅は新宿となる。

その場合の比較をしてみようか。

 

(1)小田急線特急で新宿駅に行く場合

乗車時間45分/乗車賃¥1,073

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(2)相鉄線・JR線直通特急新宿駅に行く場合

乗車時間:62分/乗車賃¥874

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小田急の特急はロマンスカーであり、相鉄線の特急は快速や急行の延長上のものであ

り、単純な比較はできない。

しかし海老名から新宿に行くために相鉄を使う人はとても稀だろう。

金額も時間も優雅さも負けている。

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左前方には新宿副都心のビル群が見えてきた、もうフィナーレが近い。

ロマンスカーの速度は速くはない、だいだい70~80kmほどだろうか、

しかし駅を悉く通過していく様は見ていて気持ちの良いものであった。

高速運転で颯爽と通過するのも気分がいいが、

中速でホームにならぶ人たちを見ながら優雅に乗る・・・それも気分がいいものだ。

 

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ロマンスカーVSEもデビューして数年たつが、未だに色合わないのがスゴイところ。

当時の先端のさらに先を行っていた・・・ということか。

 

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13時47分、終点・新宿駅に到着。

この車体のヴォリューム感、本当に素晴らしい(大事なことなので2回書いた!)

小田原~新宿までロマンスカー料金は910円(乗車賃別)でこれだけ快適な空間で楽し

めるのであれば安い!

 

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ロマンスカーの真向い=私の後ろにはカフェがあり、全面ガラス張りとなっており

ロマンスカーがよく見える。

そして多くの人がロマンスカーを撮る、やはり魅力的な車両という証明だ。

 

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そして最後の観光地(?) 新宿だ。

人ごみを観察(笑)、さすが乗降客数日本一の駅である、見渡す限りの人・人・人。

 

そして新宿のパワースポットに来た(笑)

ここでは、なんと夢を買うことができるという・・・。

10,000円札1枚を渡したら、当せん金付証票20枚夏目漱石が描かれた日本銀行券4枚

に変換された。 

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残りの時間は小田急百貨店・新宿店の地下2Fでお惣菜やお菓子などを物色した。

買ったのは冷たいお菓子・・「冷やかし」だった。

 

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そして場所は変わって、新宿駅2番ホーム。

電光掲示板には海老名・海老名・海老名、フィーバーだ!! 

 

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2番線には多くの人が相鉄線を待っており、とても驚いた。

向かいのホームからも狙っている人もいる、なんとクレバーだ。

そして相鉄線12000形が入線してきた、これは僥倖だ。

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画一的なフロントのJR車両が発着する新宿駅において、

この12000形は異質な雰囲気を醸し出している。

「やっちぇえ、相鉄!!」

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相鉄線鶴見川を通過していく、なんと感慨深いことか・・・。

この光景は列車から川を見るのではなく、河川敷から相鉄を見るべきところだろう。

 

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羽沢貨物駅が見えてきた。

この辺りはかなり前、散策で来たことがあるが、

このアングルで見ることはできなかった、当然であるが・・・。

 

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羽沢横浜国大駅に到着。

ホームは人で溢れかえっている、入る人、出る人、入り乱れている、これは祭だ!!!

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今回の企画旅の最後の特急は海老名に向けて走り去っていった。

 

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駅名標「SO51」、相鉄51番目の駅が本日開業したということ??

『いやいや、相鉄の駅はそんなに無い!!』

駅に下りて駅名標を見る。

羽沢横浜国大駅!

では地上へ行こうではないか、一応ゴールをしなくてはならない。

 

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エスカレーターで地上部に上がると、ここでも人で溢れている。

それに大勢の人が並んでいる様子が見える、なんだろうか。

記念スタンプ?!

 

イカをタッチして改札外に出た。

 

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相鉄とJR東日本のロゴが両脇に。

「羽沢横浜国大駅」

 

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駅舎の駅名を見上げる。

「SOTETSU 羽沢横浜国大駅」

時刻は15時16分、ここで終了のホイッスルが鳴る!!

西谷駅を6時48分に出て、羽沢横浜国大駅には15時16分に到着した。

特急を乗り継ぎ、8時間30分ほどかかってしまった。

 

では、特急の旅の道程を振り返ってみよう。

①相鉄JR直通線特急(西谷駅新宿駅

②JR特急踊り子号(新宿駅伊東駅

③JR特急スーパービュー踊り子号(伊東駅小田原駅

小田急ロマンスカーVSE小田原駅新宿駅

⑤相鉄JR直通線特急(新宿駅⇒羽沢横浜国大駅)

 

次に戦利品(お土産)を紹介しよう。

 

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〔伊東土産〕丸木屋 きな粉草もち

 

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〔伊東土産〕祇園 いなり寿し(のり巻き入り)

 

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〔小田原土産〕まるう ささまるプレーン

 

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〔新宿土産〕年末ジャンボ宝くじ

 

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陸橋に上ってみよう!

 

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羽沢横浜国大駅の遠景だ。

というか、横浜国大はどこにあるの??

 

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神奈中バスが通過していく、この道はまっすぐに歩けば新横浜だ。

 

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向こうにも陸橋が繋がっている、行ってみようか。

 

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駅舎の裏側だ、というか下の道路は何?

 

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もう陽が傾き始めている、さてこの駅の乗降客数はどうなるのか?!

ネットでは、1時間に2本の秘境駅などと揶揄されているようだが・・・。

 

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この混み具合は新宿にも負けていない、今日だけだけど!

 

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本日はじめての各駅停車に乗ることができた。

 

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一旦、西谷駅に出て、横浜へ帰ろう!

 

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埼京線タイプが入線した、相鉄の駅にJR線の車両が入ってくるのがいいんだよ!!

その逆もしかり!!!

カメラのシャッター音が半端ねえ!

 

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いや〜、こういう新規開業(新規開店)系?はいいよね。

何がが始まる感がするよ。

 

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でも、人が多すぎ!

パンパンの状態で西谷に向かいます、でもすぐだから大丈夫。

 

次はいつ乗るのだろか・・・あまり乗る機会が無いんだよな・・・。

 

PT 相鉄線・JR直通記念 特急で新駅に行こう!【後編】 完