島旅・伊豆大島に行こう! 行動編③スタート!!
3回に分けてお伝えしてます!! (今は第3回・最終編となります)
岡田港からレンタカーを使い、泉津の切り通し・大島公園・椿園・椿資料館と周ってき
た。
次は海だ!
筆島見晴台に到着した。
クルマを3、4台停められるスペースがある。
路肩も広いので、どこでも停められそう、実際にそういう人はいた。
【筆島 見晴台】
あれが筆なのだろう。
なぜ?
あれだけ残っているのか?
これはかつて存在した筆島火山の溶岩の痕跡らしい。
気が遠くなるような年月を経て、波の浸食により、このような形になったという。
と聴くと、ただの岩ではなく、地球の歴史そのものと思えるかもしれない。
駐車場近くには噴石対策のシェルターがある、
本当にこれで防げるのか?
とても薄い気がするのは、私の気のせいかな?
ここが活火山であることを認識させる構造物だ。
今は噴火しないとは思うが、その可能性は0ではないのが怖いところだ。
階段が下に続き、海まで降りることができる。
いってみよう。
殺風景な景色である、夏などの晴れ間では全く印象が違ってくるのだろう。
綺麗なお手洗いがあるので、トイレ休憩にはいいかも。
さらに海岸に降りれる階段がある。
波の音が時折、怖くも感じる。
かなりの勢いで波が打ちつけてくる、
身の危険しか感じないので、ここで終わりとする。
海岸沿いに遊歩道のような道があるが、どこまで続いているのだろうか。
この先には何もなさそうなので、すぐにUターンだ。
着いてからずっと気になっていた巨大な十字架。
これはオタア・ジュリアの十字架という、
キリシタン大名である小西行長の養女となるが、キリシタン禁教令により、大島に流刑になった。
そしてオタア・ジュリアとは朝鮮貴族の娘だったという。
筆島だけをみるなら、あまり面白味はないが、
海の近くまで降りれるので、ここはいいかも。
適度な運動にもなるしね。
斜面には鉄製の遺構があるが、あれは何に使われていたのか。
では次に行こう!
さらに車を走らせると波浮港見晴台に到着する、大島一周道路沿いにあるので見逃すこ
とはない、筆島からはかなり近い場所にある。
特に何があるわけではないのだが、ここでは港の風景を楽しむ場所である。
【波浮港(はぶみなと)】
眼下には波浮港が見える、昔はここに旅客船が発着していたらしいのだが、今はひっそりとしている。
形からも火口湖かなと思うかもしれないが、
その通りであり、大津波により海と繋がり、大規模な工事を行い、今のような姿になった。
また、港には伊豆踊り子の舞台にもなった旅館があるという。
歌にも出てくる波浮の港。
休憩所が真向かいにあるのだが、ここはスルーしておこう。
この建物の横には見晴台の駐車スペースがある、車4、5台ほど停められそうだ。
では出発しよう!
また少し距離を刻むと、バームクーヘンが前方に見えてくる。
クルマを停める路肩もあるので、緊急停車した。
この光景はかなりの衝撃だ、一周道路を走っていると突如出現する、あるとは知ってい
ても、そのインパクトはすごい。
【地層大切断面】
道路幅も広く、海も見ることができ、とても開放的な場所だ。
この地層がバームクーヘンに見えるでしょ!
この道路を作る際、偶然に発見されたという、
火山灰などが長年にわたり堆積して、このような特異な形状を作り出した、
自然の神秘といってもいいだろう。
霞んでいるが島が見える。
次は最後の訪問先、三原山だ。
地図をみるとアクセスできる道路は複数あるのだが、ナビに従い坂を上がっていくと、
通行止めになってしまった。
Uターンして、
少し先に進むと、もう一つのルートがあり、そちらから行くことにした。
通行止めなどの情報は、レンタカーの地図などに書いておいて欲しいし、説明してほし
い、レンタカーの客はほぼ行くような場所なのだから。
また、曲がるところにも看板などおいてほしいものだが・・。
私の下調べも甘かったな・・・。
思わぬ通行止めにより、10分ほどロスをした、ここでの10分はけっこう痛い。
そして大島温泉ホテルに到着した、ここは登山の出発点としても使われており、
裏沙漠コースと呼ばれている、別名・温泉コースとも。
【大島温泉ホテル】
駐車場の隙間からは三原山が見える。
このホテルに来た理由は昼食を食べる為なのだが、ここでは飛び込みの昼食はないとの
ことだ。
フロントには食事ができる場所をお聞きした。
では、そこに行こう!
車を走らせ、5分ほどで到着。
駐車場は広く、ビジターセンターらしきものもある。
そうか、ここは三原山の登山口でもあるのか。
【名代 歌乃茶屋】
派出所横を通りすぎると食事処が2つあった。
歌乃茶屋・・・ここにしようか。
店内の手前側はお土産屋となっており、奥は食堂になっている。
登山者が集まりそうな造りになっている。
大島名物・牛乳煎餅も売られている、
缶がゆくゆくは邪魔になるとわかっていても買ってしまうサガ。
また、お土産屋により値段が異なるので気をつけてほしい。
青のりラーメンだったかな。
シンプルではあったけど、美味しかった。
先ほどまで2組ほどいたのだが、食事を終えて皆旅立っていった。
窓の外、はるか眼下に大島空港を見ることができた。
こちらが、もう一つの食事処だ。
目の前には三原山があるので、景観はいいはずだ。
入口には溶岩だと思うが、特異な形をしており、希少価値はとても高そう。
ここは、三原山展望台。
正面には三原山がそびえ立つ、高さは758メートルだ。
標高はさほど高くはないが、その存在感はすごい、三原山は御神火様として、地元民よ
り崇められてきた。
広陵とした大地が広がる。
この裏に裏砂漠があるのだろうか。
あれは火山展望台、それとも噴石を防ぐ施設か?
展望台の横には店小屋がある。
手作りのアクセサリーなどを販売しており、ついつい買ってしまった。
これも記念だな。
ビジターセンターには、折り紙で作られたツバキがあり、ご自由にお持ち帰り下さいと
のことだった、その造形は素晴らしく、ありがたく頂きました。
レンタカーも無事返却して、帰りもマイクロバスで港まで送ってもらう。
事故なく終わってよかった。
岡田港に到着。
港では、各方面のジェット船の案内が頻繁にながれている。
【岡田港】
お土産屋があり、ここはとても賑わっていた。
大島牛乳アイスを購入、
アイスクリームにするか、迷ったのだが。
お土産として、大島牛乳プリン、牛乳パックも買った。
ドライアイスも入り安心だ。
熱海プリンとどっちが美味しいのかな?
なんとなく買ってしまいそうなパッケージだよね?!
そして港にはあのネコが!
実物を見ると少しかわいい・・と感じた。
あんこ姿のネコだ。
この建物内は新しくとても綺麗だ。
1階には切符売場や観光案内所がある。
こちらは2階、吹き抜け構造となっており、開放的空間になっている。
お土産屋もある。
牛乳煎餅の説明プレートまであるよ。
そろそろ、乗船案内がありそうだ。
ゾロゾロと船に向かう人たち。
これから大島に来る人も多い、
『遅くない?』と思いながら見ていると、出発時間を過ぎた。
まあ、海は渋滞などありえないから回復運転ができるのだろう。
皆が手を振ってくれる、
警察官も手を振っているのが、なんだが感動した、いい旅をしたなと思えた瞬間だ。
これから1時間ほどの船旅だ、
それも高速運転です。
なんだかんだで、定刻通りに久里浜港に到着。
こうみると釣り船に見える?
これで伊豆大島の旅は終わりだ! 楽しかった!
たまには島旅もいいね!
伊豆大島・椿まつりに行こう! 完