KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

「tenki.jp」にかけろ! 決戦! 大磯プリンスホテル

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人には失敗がある、それが問題ではなく、

今後その失敗をどう生かしていくかが重要なことなのだ。

そして最も難しいことは、自分の欲望を時として抑えつけること、「止める勇気」であ

る。

 

では、旅日記スタート!!

  

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東京より成田エクスプレスに乗りこみ、終点・大船駅に向かっている、

本音でいえば、大磯まで行ってほしい・・・。

この車両にはほぼ人は乗っていない、

しかし、大船から乗り換えた東海道線にはいつもの通勤風景が待っていた・・・。

 

そして、その満員列車で大船駅から二宮駅に向かっているKIT、

東海道線の下りって、こんなにも混んでいるんだ・・・。」とぼんやりと考えていた。

 

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本日は、雨が降っており、窓ガラスには雨粒が吹き付けてきている。

私はどこに向かっているのか・・・・。

(注意:画像は成田エクスプレス車内)

 

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そして、大磯プリンスホテル玄関前に到着した。

二宮駅からタクシーを使い、ここまでやってきた。

さらには、風が増してきており、雨が斜めに吹き付けるようになった。

まいったな・・。

 

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早々にチェックインを済ませ、足早に客室へ向う、

大磯プリンスホテルの建物は2棟に分かれており、今いるのはその中間だ。

今、映っているのは「スパ棟」の入口だ、

そこにはフロントがあり、おしゃれなバーやレストランなどが併設されている。

 

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建物との隙間からはピンクに光る飛び込み台が見えた、

そうだ、この向こうには、大磯ロングビーチが広がっている!!

雨だけど!

 

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こちらが客室棟となる、なんだか異様に広い空間だ。

 

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スパ棟への連絡通路は1階と3階の2カ所、客室は3階から10階に設定されている。

 

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客室はいたってベーシック。

 

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プリンスホテルなので、特に不満を感じることはない。

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ソファーがいい感じに大きい。

 

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こちらがナイトウエア兼室内着だ、なんだか健康ランドのようだ。

スパを利用するにはちょうど良いのだろう。

 

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水周りは、バス・トイレ・洗面所がそれぞれに独立している。

これは控えめにうれしい造りだ・・。

 

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洗面所、いたって普通だ。

 

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ドライヤーはパナソニック製、最近泊まっているホテルはほぼパナソニックだ。

他のメーカーはなかったっけ??

※たしか希少種ではあるがダイソンを使っているホテルがあった。

 

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スパ棟には温泉があるので、どの客室もあまり使う機会は少ないだろう。

このバスはとても古臭い作り、歴史を感じてしまう。

 

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トイレはもちろん洗浄機付きトイレ。

今では逆に洗浄機が付いていないトイレを探すほうが難しいだろう。

 

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大磯プリンスホテルは、2棟で構成されている、客室棟・スパ棟だ。

連絡通路は1階・3階にあり、B1階には大磯ロングピーチへの出入口がある。

スパ棟の3階は温泉フロア、4階はスパフロアになっている。

 

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では外を見てみよう!

外はもちろん真っ暗・・・・・。

先程も書いたが飛び込み台が妖しくピンク色に光っている。

そこには、あの字体でOISOと書かれている。

 

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競泳プールは青く光っている、

写真では見えないが、雨による波紋が止まることは無った。

 

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向こうに見えている建物の最上階がスパとなっており、

子供が入れない大人な空間となっている。

時折り、人の頭だけが動いているのが見えた。

 

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眼下にはあの大磯ロングビーチが広がっている!

もうシーズンは終わったけど(ぼそっ)

 

かすかにその向こうに海を感じることができる、

そうです、前面には相模灘が広がっているのです!!

今は真っ暗だけど(ぼそっ)

 

朝になれば、きれいな大海原がみることができるはず!!

今回はここに来るべきか、自宅に帰るべきか、直前まで迷っていた・・・。

週末の天気が不安定だったからだ。

でもtenki.jpでは朝の時間帯にいくつか晴れの表示がなされていた。

ここのサイトでは1時間単位の天気予報を見ることができるのだ。

 

しかしヤフーの天気予報では曇りの表記が並んでいた・・・。

この予報サイト2つが一致していれば問題ないのだが、今回は予報が分かれてしまっ

ていた。

これが私が迷った理由だ。

 

この時点で諦めていれば、よかった。

(翌日のKITはそう語った・・・。笑)

 

どこかで「行く理由」を探していたのだろう、だぶん。

だから、tenki.jpヤフー天気が違っていても、決行の判断をしてしまったのだろ

う。

 

そう、一縷の望みにかけろ!!

tenki.jp」にかけろ!!!

 

 

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やはりきれいだな・・・。

両面に客室があり、当然ながら海側と山側(町側)に分かれてしまう、

山側は結構安いのだが、海側となると、アップチャージが高くなってしまう・・。

それが問題だ・・・。

 

今、私はスパ棟に向かっています!

 

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では温泉です。

やっぱりここもキレイだった、ここは・・絶対リニューアルしている!

それにしても人は多かった。

 

 

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かなり力を入れているのだろう、

そしてそのターゲットは若者カップルと思われる。

女性同士も多いのでないかと思う。

 

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EXPERIENCE | THERMAL SPA S.WAVE | 大磯プリンスホテル

上記3枚は大磯プリンスホテルの公式HPより。

こちらがインフィニティープールだ、晴れていれば素晴らしい光景となるだろう。

やはり、これは若者カップルがターゲットだな。

 

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こちらは客室棟1階、やけに広いスペースがとられているが、なんだろうか。

ただの通路にしては広すぎる。

そして外では今でも雨が降り続いている・・・・。

 

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昔の大磯ロングビーチの写真が飾られている、

年配の方たちにはセピア色の思い出だろう。

 

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レストランにさしかかった・・・。

バンケットホールの朝食は2,800円、こちらは洋食だ。

 

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2階へ、館内を歩いていて疑問が・・。

たしか大磯プリンスはかなり古い建物と思っていたが、館内はとてもきれいに思える、

やはり本館も、リニューアルしたのだろう。

 

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和食料理・海山の朝食も2,800円だった。

 

ということで、

館内の散策に飽きてしまったので部屋に戻ることにした。

 

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大磯にはロングビーチ以外にも様々な観光スポットがある、

そして気候も穏やかで風光明媚であるため、多くの著名人の別荘地としての性格も持っ

ている、そんな土地なのだ。

 

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「旧島崎藤村邸」もある、ここには行ってみたい!!

 

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ホテルの近くには吉田茂がある、もちろん歩いていける距離だ、

この一帯を大磯城山公園というらしい。

 

レンタサイクルを借りて、効率よく周ることもできるだろう、ホテルの案内にもレンタ

サイクルの借り方が書かれていた、ネットで登録して借りることがてきるとい

う・・・。

これも初めての体験だし、期待に胸が膨らむぜ!!!

 

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「mobike」

30分、120円は安い!

大磯プリンスホテルから借りて大磯駅近くで返せばいいのだ。

 

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西行饅頭」

島崎藤村も愛した逸品らしい、明日買いたいな。

 

明日は晴れる!!

俺は運のある男だ!!

さて、寝ようか・・・。

 

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翌朝5時10分・・・・。

カーテンを開けると・・・雨が降っていた・・・。

これはダメなパターンだ、

これから奇跡的に晴れることなど、私のこれまでの経験ではあり得ない。

 

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5時30分になったが、少しだけ明るくなっただけ、雨は降り続いており、

根本的な変化はない。

 

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寒々しい光景だ、

飛び込みプールの底が見ない、私のココロも奈落の底に落とされている(笑)

 

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はるか向こうには今年の役割を終えたウォータースライダーが見える。

 

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窓の向こう側の景色に感想はない、そこにはトキメキはない。

コンクリートの建物を眺めているかのようだった。

 

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荷物を持って1階のフリースペースを通る、チェックアウトをするために下りてきた、

ここからの景色も無味無臭なものだった。

 

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こういう日もあるさ・・・。

 

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カードキーをボックスに入れた、それがチェックアウトとなる。

なんだか、人との接触もなく、寂しさを感じた・・・。

ホテルを出て傘を出すなど、経験したことが無いに等しい。

止むどころか、1日中降り続きそうな予感を感じさせるほどに、この雨は冷たい。

 

客室棟とスパ棟を見ると、後付け感を感じる、

無味乾燥な客室棟、そして洗練されたスパ棟、このリニューアルにより、どれほどの売

上効果があったのだろうか。

 

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さらば、大磯プリンスホテル

風で傘がもっていかれそうになる、こんな写真を撮らず、とっとと帰れば・・と

もう一人の自分がささやく・・。

 

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日を違えば、ここからの景色、

そして感想も全く違っていたに違いない・・。

 

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この坂もレンタサイクルで駆け下っていたことだろう、

この松も楽し気に見えていたに違いない。

 

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坂を下ると一般の民家が広がり、そのギャップに目がくらむ、

しかし天気は変わらずの雨で、その連続性に変化はなかった。

 

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道路に出ると、車がアスファルトの水をはじく音が耳に響く、

あと数分待てば、路線バスが迎えてに来てくれる。

本来であれば反対方向の大磯の向かって自転車を漕いでいるはずだった。

これから向かうのは二宮駅方面だ。

 

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二宮駅から小田原駅に向かった(横浜とは逆方向)

なんだかこのまま横浜に帰れない・・と思ってしまったからだ。

 

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最後は特急踊り子に乗車して、気分転換をしたいと考えた、

それをすることにより、気分転換ができるかは、わからない。

 

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ようやく横浜に着く、

さてこの旅をようやく終えることができる。

 

このような旅も旅だ。

次の素晴らしい旅への糧となるだろう、

いや、そうしなくてはならない。

  

 「tenki.jp」にかけろ! 決戦! 大磯プリンスホテル 完