「帷子川を歩こう!」の第6回目、西谷から帷子川親水緑道へ向かって歩きます。
ここは相鉄線・西谷駅至近の学校橋、階段を上がっていけば西谷中学校へといける。
私KITはそこを目指しているわけではなく、鶴ヶ峰稲荷神社を目指して川歩き中!
では行こう、帷子川散策の旅へ!
【西谷・学校橋】
片側は通り抜けできませんとなっているので、住宅側の道一択となった。
万歳している子供がいるが・・・。
土砂崩れで柵が崩壊していた為、通行禁止となっていた、納得の理由だ。
轟音が聞こえる!
東海道新幹線が頭上を通過していった、ここからでは屋根の一部しか見ることができないけどね。
新幹線高架を抜けるとすぐに相鉄線の高架が見えてくる、
今通過しているのは最新型車両、JR直通線などで使われている新型の車体だ。
こんな感じになっているのは、どういう理由なのかな・・。
魚道というわけではないと思うけど、知っている人教えてくださいな。
理由・・なんとなくカッコいいから、だったらいいな。
新幹線と相鉄線の高架の近くに公園があった、これは匂うぜ!!
「田原橋公園」
かつて帷子川だった場所を公園にしたという、ということは今の帷子川は改修後ということになる、ほぼ直線に流れているので容易に想像はつくけどね。
【田原橋公園】
この水流はどこから引いているのか、流れているようには思えなかったけど、
沢ガニなどがいそうな感じ、子供の水遊びにはもってこいの場所だと思う。
では帷子川本流に戻ろう。
再び、相鉄線が走っていく、
これまで相鉄線とともに帷子川を歩いてきたけど、もう少しでお別れとなる、
これだけはっきりと相鉄線を見ることができるエリアはここが最後といっていい。
なんだか、寂しい気持ちになるのはなぜだろう。
ゆるやかな坂を上がっていく、それに比例して川との距離は遠くなる。
ここである川と合流していた、生活用水路かな、支流かな。
その向こうには、デニーズが見える、涼しい場所で座って冷たい飲み物をすすりたい・・・。
今、身体は目一杯水分を欲している、この状態で水分を飲むと身体へ染み渡るような感覚を得ることができる、そう最高の状態ということだ(?!)
この川底のコンクリートはどういう効果があるのだろう、
ネットで調べる時代であるが、調べ方がわからない・・・。
河口から8.8km、まだ半分も来ていない現実・・・・。
いつだって現実は酷だぜ。
そして8.8km地点にあるのがこの施設「帷子川分水路」
この構造物は平成9年に完成した。
帷子川に大雨が降った際、この分水路に水流が流れ込み洪水を防ぐ、
約5kmほどのトンネルを流れ、横浜港へ注ぎ込むという、作業員が映っているので、トンネルの大きさがよくわかる。
帷子川でもっとも大きな構造物といえるだろう、
これにより洪水被害から横浜市民を守っているのだ、ありがたや。
そして文明の力に乾杯だ。
再び歩き出そう、疲れているけど、川歩きは楽しいな~と感じた、
もうゴールが近く、この苦痛から解放されるから、そのように感じているのかもしれない。
進行方向右側には国道16号線が走っている、
実は16号線も相鉄線のように帷子川に沿って走っている、西横浜駅付近より帷子川と寄り添いここまできた、さらに鶴ヶ峰から先においても共に進むことになる。
こんなにも国道16号線に対して親近感を感じるのは帷子川との川歩きのおかげでもある。
右側に帷子川本流に流れ込む川がある、この先には白糸の滝がある
白糸の滝といえば富士宮、軽井沢を思う浮かべる人が多いと思われる有名な名瀑、それが横浜・鶴ヶ峰にあるという。
※もちろん、上記以外にも全国には白糸の滝と呼ばれる滝が存在する、
ウィキペディアには横浜の白糸の滝は載っていない。
ここは別の日に行ってみようと思う、楽しみにしてほしい。
(そんな人はいないと思うけど、書くよ!!)
これから向かう上流を橋上から眺める、きれいに直線状に川が形成されている、
おそらく河川工事を行い、拡張工事がされたのだろう。
つつじと帷子川
関東でもつつじで有名な場所はいくつかあるが、街の隅でひっそりと咲いているつつじも悪くはない、普段は見逃してしまうことも帷子川にスポットを当てるだけでとても大事に思える。
【帷子川親水緑道】
そして「帷子川親水緑道」という場所に着いた、
案内図を見ると川のように蛇行している、これも昔の帷子川だったのだろう、
そのような説明は書かれていないけど、でなければこのような形の公園を造るはずがない。
まっすぐ行けばすぐに本日のゴールに着くがここを通らないといけないように気がする、でははやる気持ちを抑えて歩いてみよう。
横浜2級河川・帷子川を歩こう!⑥(西谷~帷子川親水緑道(鶴ヶ峰)) 完