現在いるのは児玉の町、どんな観光地があり、そしてちょっといい景色はあるのだろうか、では本庄児玉の旅、スタート!!
雉岡城跡を歩き、埼玉県の誇る偉人・塙保己一の記念館を見終え、次へ向かう先は!?
何気ない通りを歩く、それも知らない街を・・それが楽しい!
そして・・見えてきたぞ!!
周りにはどこにもあるような建物が並ぶが、その中に異彩を放っているモノがある。
もったいぶって、少し横道から見てみた(笑)
いい形だ、円形!!
どことなく哀愁を感じるようなフォルム、気になる存在だ。
児玉町旧配水塔
児玉町旧配水塔
1931年に建造され、児玉町内の5,000人に水道水を供給する為につくられた高架水槽、国の登録有形文化財に指定されている。円形ドームがかわいらしい、何かの物語にでも出てきそうな構造物だ。
高さは17・5m
いまでは時報の役割を果たしているらしい。
次に・・児玉往還に沿って歩いていくと・・「東石清水八幡神社」に出会った、
では寄ってみよう。
源義家と源頼義にゆかりある神社ということだった、境内は広く、散策しがいがあった。
なんか、古めかしい看板が、それによくわからない横文字・・・そしてネーミングセンスがちょっと・・・ね。
晩秋の気配、青空に柿が寂しそう。
競進社模範蚕室に到着、本庄市散策の最後の訪問先となる。
競進社模範蚕室(埼玉県本庄市児玉町2514-27)
児玉駅から徒歩3分ほど、駅近くにこのような広いエリアがあるのはちょっとした驚きだ。
木村九蔵により、1894年に造られた施設、「競進社」とは養蚕を改良して、その技術を広げるためにつくられた組織とのこと、その養蚕が他の模範になることを目的としていた。
こちらが設立者・木村九蔵
養蚕といえば、高山社などが有名ではあるが、こちらも負けてはいない。
高窓が4つ並ぶ、珍しい造り、これは空気を循環させて蚕の住みやすい環境を整える役割を持つ。
二重障子により、直射日光を遮る役割を持つ、それにしてもいい廊下だ。
展示物、文字が多いので、なかなか大変!!(笑)
「蚕棚」
ここには火鉢があり、それを使い湿気などをコントロールしていたという、いたせりつくせり・・お蚕様。
なんだか、富岡製糸工場を思い出す。
高窓を下から見る、簡素でありながらも、重厚な造り。
日本近代の発展を支えた養蚕業、教科書にも出てくるし、日本人の基礎知識だ。
ここから場所を変えて、本庄駅へ!!
児玉駅から本庄駅は距離にして約8.5kmほど、バスでは35分ほどかかる。
この辺はおまけのようなものだろうか・・・怒られるかな。
「旧本庄警察署、田村本陣の門」 という場所
※本庄駅から徒歩11分ほど
柵があるので近くまで寄れません・・・。
ここでW本庄カルタ!!
これが本旅の最後の本庄かるた!!
これがけっこう長いんだよね。
本庄児玉を歩こう!(ちょっとだけ本庄周辺もあるよ♡) 完