季節外れのバガテル公園を歩きましたので紹介をしようと思います。
バガテル公園の駐車場(無料)に到着した、広い駐車場には1台の車もいない!
空いているという次元は話しではない?!(笑)
営業時間は9時30分~16:00(16:30)
人がいないことに戸惑いながらも、行こうか!
ライオンの口から水が流れでる池に金魚が泳ぐ・・。
鯉や金魚は和む。
入場料は薔薇の季節により3つの料金帯が設定されており、春バラの季節は1000円、秋バラは500円、それ以外は300円となる。
ここが受付のように思えるがもう少し先にあった。
河津町の指定されたホテル・旅館に宿泊した場合は入場料が半額になるので、チェックしてほしい。
ポスターには「20周年記念」とかかれている、
2001年、パリ市の「パリ・バガテル公園」の姉妹園として開園した。
バラに関するドリンクやスイーツがある、バラコーヒーが気になったが、飲む機会は残念ながらなかった。
第一のゲートを抜けると大きな噴水があり、それを囲むように建物が立っている。
それにしても寂しい噴水だ・・と思った。
このエリアは「フランス広場」と呼ばれており、18世紀のフランスの街角を再現しているという、フランスってこんな感じなんだ・・。
貸切のフランス広場・・・来場客よりもスタッフが圧倒的に多いのだ、客がプレッシャーを受ける!!
こちらはバラに関する商品などを販売しているお店、ここでいくつかお土産を買った、
バラドロップ、バラをあしらったテッシュケースなど・・・。
「フランス式ローズガーデン入口」
「モネゆかりの睡蓮」
見ての通り、『心の目』で見るしかない状況となっていた、クロード・モネとパリ市のバガテル公園責任者:フォレスティエには親交があり、睡蓮をモネに提供、それをもとに描かれたという、こちらの睡蓮もパリ市・バガテル公園から提供されたもの。
奥にある建物は「オランジュリー」と呼ばれており、主にイベントや催しものが行われる、お手洗いもこの建物にあります。
それにしても、ここの噴水も寂しい・・・。
こちらのバラは「プチトリアノン」という、マリーアントワネットの肖像画の中で掲げられている淡いピンクのバラを再現したものと書かれたいた。
建物の中はガランとしており、少し寒々しい。
ではローズガーデンへ!
「オランジュリー」の正面には「ローズガーデン」が広がっている!
のだが・・・すでに時期が終わっているのだ、そして秋バラはとても地味なのだ。
そして、多くのスタッフが作業をされているのが印象的だった、
そして最後のほうに、老夫婦が散策にきていた、私たちだけではなかったのだ!
広さは3ヘクタールあり、実際にイメージがわかない、東京ドーム換算値の偉大さがわかる・・。
こちらの庭園には1100品種、6000株のバラが植栽されているという。
向こうに見えるのは「キオスク」という、
こちらもパリ市のバガテル公園の「皇后のキオスク」を忠実に再現している、あとから知ったのだが、ここからの眺めが最も美しく見えるように庭園が造られているという。
ここに行けばよかったと、今にして悔やんだぜ・・(笑)
すこしだけ密集しているバラ群もあり、目を惹く。
秋バラは全体として見てしまうと、地味に映ってしまうが、1つ1つのバラを楽しむ・・という視点で見ることで、その満足度は高くなる。
どうですか?
一輪であっても、バラは美しい、これはこれの良さがあると思う。
公式HPよりお借りしました、最盛期の春バラの景色だと思われる。
皆さんはどちらがいいでしょうか?!
ローズガーデンの奥からは東伊豆の海が見えた、海っていいね!
よく見ると、河津駅のホームらしきものが見える、ということはホームからも見えるのか・・。
バラは質素であったけど、美しいフランス式庭園の良さの一端を知ることができた、
ではフランス広場へ戻ろう。
右に見える小屋がチケットを購入する場所であり、お店周りだけなら無料ということだろうか・・。
入口近くにあった食用のバラのビニールハウスに寄ってみた。
カフェなどで提供されているのだと思う、たしかにとてもキレイだ。
散策時間は約45分ほど、キオスクまで周っていれば55分ぐらいだろうか、
ゲートの両側の建物には日本とフランスの時計が時を刻んでいた、そして日本国旗とフランス国旗がはためいている。
春になれば、多くの人が来園して、まったく雰囲気も異なるのだろう、
この時期(秋バラのピーク後)の来園は万人にはおススメできないけど、個人的には庭園を貸切状態にできて満足度が高かった。
伊豆の旅①「河津バガテル公園」を歩こう! 完