稲取散策の「その3」となります、ついに本日のホテルに到着・・・・。
龍宮神社から伊豆急行線まで歩き、そしてホテルへ!
「食べるお宿 浜の湯」が見える、その海沿いを歩き灯台へ向かう。
その近くには龍宮神社の入口がある、海沿いに立つ鳥居、いい場所です!!
海の向こうには伊豆大島が大きく見えている、稲取いい場所だ!!
鳥居を抜け、整備された階段を上がっていく。
「龍宮神社」
こちらの神社は、大漁祈願、家内安全にご利益がある。
途中に東屋があった、さらに上を目指して上がっていく。
階段の先には「どんつく神社」が見えてきた、稲取に古くから伝わる奇祭がおこなれていた地である。
龍宮神社⇒どんつく神社
ご神体は男性のシンボルを模している、なかなかに巨大なモノだった、毎年6月には奇祭「どんつく祭り」が行われ、夫婦和合・子孫繁栄・無病息災を祈願していた、どんと突くということから「どんつく」となったという。
「愛恋岬」の歌碑がある、こちらは築城石に刻まれており、鳥羽一郎の名曲という、ここで初めて知った・・・。
稲取岬灯台を見上げた、ここに入ることはできない、四角形の形をしているのは珍しいのかな・・・私の記憶では無いのだけど。
初点・昭和47年3月と刻まれていた、遠くからも見ることができ稲取のシンボル的な存在なのかもしれない、その近くには「どんつく神社」もあるし。右に見えているのはお手洗いであり、その屋上は展望台になっている。
展望台より、伊豆七島が見える、大島、利島、三宅島、新島までが見えたが、式根島・神津島は靄に阻まれ見ることができなかった。
こちらは熱川方面、眼下に見えるのは伊東園ホテルだ。
「稲取龍宮岬公園」
先程の龍宮神社から灯台まで遊歩道として整備されている、それにしてもいい公園だった、地味ではあるけど、好きだな・・こういう場所は。
では公園とはお別れだ・・・。
次は下っていく、歩いてみると稲取は起伏が激しい地であることがわかる。
「コーヒー&レストラン ヤシ」
坂を下ってくるとココに出た、なんだか気になる存在だ、時間があればコーヒーとケーキでも食べたいのだけど・・・結構時間が押しているのだ。
『先へ急ごう!!』
この辺りはお店も多い、観光客向けなのか地元向けなのか、いまいちわからない。
この通りの隣りには「どんつく通り」と呼ばれる場所があった。
「稲取文化公園 雛の館」に出た、ここでもつるし雛飾りが展示されている、正直なところ私自身は興味がないので、ここはスルーすることにする。足湯や築城石もあるらしいけど、築城石はさんざん見たし、今回はいいかな。
そして海が見えてきた、海が見える町の散策は楽しい、好きになりそうだ稲取!
下田のように大きくなく、町はコンパクトにまとまっており、散策がしやすい。
地元の方々は「どんつく」をどう思っているのだろうか。
そして海岸線に建ち並ぶ温泉旅館街を歩く、まずは「稲取東海ホテル湯苑」だ、こちらのホテルは比較的安価に温泉付き客室に泊まることができる、候補の一つであったけど、素泊り客に対してはタオル持参と書かれていた、これはどういうこと?
普通、泊まれば温泉に入るし、当然タオルは旅館側で用意してほしいもの、そんな対応もあり、候補から除外した。
「石花海別邸 海うさぎ」
こちらのホテルは道を挟んだ場所に建っており、他のホテルと違い、少しだけ海から離れている、実際にはそれほどの違いは無いように思えるけど、果たしてどうだろうか。
「石花海」
こちらも気になる旅館だ、泊まってみたいという気持ちはある。
その抜けた先には、残り2つのホテルがある。
こちらが「銀水荘」だ、私が今回泊まらせて頂くホテルとなる。
先程通り過ぎてきたホテルとは、放つオーラが違う、オーラというか単純に大きい!
城郭のようにも思える、巨大ホテルはあまり好きではないけど、2つの要素でこちらに決めた。
①ビジネスプランがあること(ワーケーション用の客室がある)
②伊豆急行線が見える立地(いつも特急から見ており、このホテルが気になった)
どんつく神社⇒稲取銀水荘
もう足が疲れているけど、オレにはまだ行くべき場所があるのだ(笑)
向こうに見える建物は「スパリゾート龍宮の使い」というホテル、これまでのホテル・旅館とは違いリーズナブルなプランもあり、最終チェックイン時間も遅いもポイントだ。
ちょうど、特急踊り子号が通過して行った・・・。
ホテルからもこの景色が見えるのだろうか・・・(結果としてしっかりと見えました、ホテルにも伊豆急行線が見える部屋希望と一応伝えており、それに対して希望通りに答えてくれた、チェックアウト時にどうでしたか・・と聞かれてしまった。)
「志津摩海岸遊歩道」
この遊歩道は素晴らしい、雰囲気がのどかでいいよね。
徳造丸寄贈のモニュメントが置かれていた、人魚やイルカが迎えてくれるぞ!
石を足場として川を越えていく、平均棒のようなものも置かれており、恐る恐る・・・と渡る。
この遊歩道の先にある伊豆急行線の線路まで歩いていく。
稲取2号踏切、ここには遮断機などが無いので、横断時には必ず左右確認をしよう。
この辺りは列車からも見覚えがある風景だ。
『いま、その場所にいる!』
踏切りを渡り、銀水荘を見る、このような位置関係となる。
14時42分、「ザ・ロイヤルエクスプレス」がトンネルから出てきた。
数か月前に乗車した列車だ、あれは特別な体験であり、また味わいたいと思えるものだった。
列車の窓越しに海が見える、この列車に乗るだけでいつもの伊豆の海が違ったものに見えてくる、そんな不思議な体験をした。
あと30分ほどで終点・伊豆急下田に到着する、この東伊豆海岸線の最後の見せ場が稲取地区である。
では、今度こそ銀水荘に行こう・・と思ったけど、その前にコンビニに行きたい。
伊豆急下田に向かうサフィール踊り子が通過していく、海側座席の多くの人がこの海を眺めている。
本日、2匹目の猫と遭遇!
さっきの猫との交流はあるのだろうか。
銀水荘の隣りの坂を上がっていく、かなりの急こう配だ。
ホテルから6分ほどの場所にセブンイレブンがある、これはとても助かる。
ラーメンの幟もあり、急にお腹が空いてきた、でも今食べてしまうと夕食が・・・。
我慢をしよう。
今度こそ、チェックインだ!!
心地よい疲れというか、かなり疲れた・・癒しとしての温泉が楽しみ!
常に評価が高いホテル「銀水荘」
たしかに、食事、温泉、接客と三拍子が揃っていた、いや違うな、それに「絶景」が加わり、四拍子が揃っていた、そんなホテルだった、万人に勧めることができるホテルといえる。
伊豆稲取を歩こう!③(龍宮神社~銀水荘) 完