伊豆北川の町を歩く、
結果として、この町に来てよかった・・・と本気で思った、それほどまでに私にとっては魅惑的な町だったのだ、万人に受けるかは保障できませんが。
初めて来る駅、初めて来た町、わくわくしかない!
(伊豆北川駅)
駅は崖の上にあるようなものなので、駅を出ると急な坂を下ることになります、木々の影が涼し気に見えるけど、この日はものすごく暑かった。
列車の音がする・・・見上げると熱海行きの普通列車が見えた、1時間に1本の運行ペース、これは運がいい?!
坂を下るとが徐々に海が見えてくる、いい旅になりそう、そんな気分にさせる景色だ。
ここで実質的な三叉路になります、猫にエサをあげないでくださいの看板が見えた、猫との遭遇も期待できるのか、よし探そう!
正面の階段を降りると北川温泉への近道、左へ行けば鹿島神社へ行くことができる、それらに逆らうように私は進路を右にとった。
北川温泉への近道、その先にある海、この景色いいじゃないか!!
ここは後で来よう。
消防団の敷地内に六地蔵が並んでいた、北川の町・・・お邪魔させて頂きます。
さらに坂を下ると再び海が見え、伊豆大島の雄姿が景色に気持ちが高揚する。
下り終えると一気に海が身近な存在になった、伊豆の海はきれいだな、横浜山下公園の海もこれぐらい綺麗だといいな・・と伊豆に来るといつも思う。
坂を下った先に道が続いているように見えた、少し行ってみようか。
『神様の前につき大便小便をしないでください』
小便のみならず、大便って(笑) そんなことってあるのか?!
手を合わせましょう。
神様の正面には伊豆大島、今日ははっきり見えるね。
北川漁港を歩く、猫がいるとなるとここかな。
猫との遭遇、まんまる目がかわいい。
ホームからも見えた堤防、ということは堤防からも駅を見ることができる、行ってみよう!
(北川港)
北川温泉ホテル、望水、つるや吉祥亭が並ぶ、これが北川温泉だ、手前の北川温泉ホテルが最も高層であり、眺望も一番期待できそうな造りとなっている、これは楽しみだ。
堤防の楽しそうな階段、いいお立ち台だ。
堤防の突端には釣り人さんが1人だけいた、私は邪魔しないようにここで列車を待つことにした。
向こうは伊東市かな、城ケ崎海岸を思わせるような断崖絶壁を見ることができた。
特急踊り子8号が伊豆北川駅を通過していく。
いつもはあの列車に乗っている側、でも今日はこっちだ。
駅を過ぎると木々の中に入り、すぐに鉄橋を走っていく。
鉄橋を通過していく音がなんとも心地よい、そしてすぐに山の中へと消えていく。あとであの山から列車を見下ろせる場所へ行こうと思う。
北川の旅はまだまだ始まったばかり、そういえば、ここまで自販機もお店もなかったな~。
駅には自販機があるので、真夏の北川に来た人は、必ず買っておこう!
東伊豆の絶景・伊豆北川の町を歩こう!【散策①】 完