鶴見線の旅・6部作目は、終着駅・大川へ行きます!
1日に3本しか走らない駅にはいったい何があるのか?!
鶴見駅・鶴見線ホーム、扇町行きの列車が停車している、私が乗車するのは次に発車する大川行きだ、あと10分ほど時間が空いている。
扇町も鶴見線の終着駅であり、これから向かう大川駅も終着駅となる。さらにもう1つ、海芝浦駅という終着駅があり、鶴見線は短い路線でありながらも3つの終着駅を持っている、大川駅は他の2つの駅とは異なり大きな特徴はない、大川駅は今回で2回目の訪問となる、楽しみだ。
大川行きの列車が入線するころには、1列に4~5人が並んでいた、最終的には座席が全て埋まってしまうほどとなった。日曜日なのに、働いてくれる人がいるから社会は周るのだね・・。
大川駅到着、降りたのは私を含めて4人だった、周りにある工場などの従業員ではなく、大川駅を目的とした人たちだったと思う。
大川駅も片面ホーム、それもかなり狭い・・・。
大川駅は製紙王・大川平三郎の苗字からとられている、大川は渋沢栄一の甥でもある、鶴見線の駅名はその土地のゆかりの人物名であることが多い。
この駅は川崎市川崎区大川町にあるが、JR上では横浜市の駅として扱われている。
それよりもこの看板は何?!
『カードみた?』
Suicaのことではないよね・・・意味がわからない。
お隣りの駅は「安善駅」、この駅も人の名前を由来とする。
鶴見線にはこのような案内看板を見かけることがある、徒歩ルートが書かれているのはこの大川駅だけだと思うが・・・。 他の駅ではバス停などが案内されている。
大川駅は他の終着駅と比べて特徴がないと言ってしまったが、最悪の特徴がある。
それは土日祝などは1日3本しか運行本数がない、7・8時台は2本、18時台に1本だ、私が乗ってきたのは午前便の2本目であり、次は夕方となる・・・。折り返し便に乗らない場合は夕方まで電車がない・・。要するに、歩いて武蔵白石まで行きなさい・・ということだ。
こちらが大川駅のバス振替案内図だ、日清製粉前バス停が最寄りバス停となる。
これ以上先に線路はない、しかし以前は貨物線が走っており、さらに奥まで続いていたという、しかし今ではその役割を終えている。
鶴見線は鶴見駅以外は無人駅であるが、Suica入出機は置かれている。
Suicaで出場機にタッチ、駅の外に出てみた、至って普通の駅舎?!だ。
鶴見線の他の駅舎ではリニューアルされている駅もあり、この大川駅も、いつかは建て替えが行われるに違いない、1日に数本なので建て替えは最も優先度が低いかもしれないね。
あと6分ほどで列車は出発するけど、私は折り返し列車には乗らずに歩いて安善に行こうと思う、おそらく25分もあれば着くことができるだろう。
鶴見線の横を通っていく・・・。
ここで踏切りを渡り、ひたすら直進すれば武蔵白石駅に行くことができる。
周りには民家などはなく、自販機もない、正面は三菱化工機、さらに奥には日清製粉などの大手工場があるのみ。
平日は、それらの工場で働く人たちを運んでおり、その時は満車の状態を見ることができるのだろう、このガラガラ状態が異常なのかもしれない・・。
これより、徒歩で武蔵白石・安善を通り、安善から列車に乗り、浅野経由で新芝浦に行ってみようと思う、新芝浦は初めての訪問なのでワクワクっすぞ!!