愛知県の東部、静岡湖西市にほどなく近い場所に東海道の宿場町・二川という場所がある、そこに来ているKIT、どんな景色に出会うことができるのか。
ここは二川駅、愛知県東部の小さな駅だ、といいながらも様々な観光資源がある。
それは東海道・二川宿があるということです、東海道は53つの宿があるので、非常に貴重かといえばそうではないようにも感じなくもないが・・・。
聞きなれた音がすると思い、振り向けば新幹線が通過していった、もちろん新幹線の停車駅ではないが、隣りには新幹線の線路が敷設されている。
まず向かったのが、駅舎からも見えていた、こちらの構造物・・・。
私有地により立ち入り禁止と書かれていたため、駐車場には入らず道路から眺めることにした、これは戦時中のトーチカということらしい、すげー存在感だよ!
二川トーチカ跡から振り向くと、のんほいパークの観覧車が見えた、のんほい??
「大岩神明宮」愛知県豊橋市大岩町東郷内14
町の小さな神社という感じだった、境内からは新幹線を見ることができるいい神社という印象(そこ?!)
鳥居を出ると新幹線が通過していった、新幹線が走る町はいいよね!
線路隣りには住みたいとは思わないけど、一定距離を保って住むのはいいと思う!
「二川伏見いなり」愛知県豊橋市大岩町西郷内160
大岩神明宮から徒歩6分ほどの距離であり、寄らせていただいた。
さすが伏見、やはり鳥居が多数あり、散策だけでも大変な場所だった。
いったい何本の鳥居をくぐったのだろうか・・では二川宿へ行こう!
街中にはきれいで見やすい散策MAPを完備、こういうのはありがたい!
これを見ると神社とお寺が数多く点在していることが見て取れる。
町の雰囲気がいい!
当時の街道を思わせると同時に昭和的雰囲気が心地いい、そんな感想かな。
和菓子屋、気になるけど、まだ荷物を増やしたくないので、ここはスルーだ。
「二川宿本陣資料館」豊橋市二川町字中町65
ここが二川での最大の目的地だ。
入場料400円(大人)、入りやすい料金帯になっている、いい意味で期待を裏切られた、本格的に、しっかりと作られている印象だ、資料館・二川宿本陣・旅籠屋(清明屋)に分かれて展示されている。
資料館は想像以上に情報量が多く楽しい、広くきれいというのも重要な要素だよね。
江戸時代の二川宿の町並み、なるほど今に面影がある。
二川本陣は、1807年~1870年まで本陣職を務めたのは馬場家であり、1985年に寄贈され、江戸時代末期の姿を再現したという。
時期的なこともあり、訪問当時にはひな人形が展示されていた、こういうひな壇もあるのか・・・と様々なものを見ることができた。
吊るしびなも多数展示されており、これらはほんの一部であり、ものすごい数のひな人形が展示されており、一生分のひな人形を見たといってもいいぐらいだった、多くの人がこれ目当てできており、シャッター音が常に鳴り響いていた。
上段の間にもひな人形が鎮座していた。
こちらは旅籠屋、普段はマネキンだけの広い場所だろうけど、今はひな人形が華やかに演出をしていた。
外を通り移動する、柵の向こうは一般道路になっており、少しだけ変わった作りに新鮮さを感じた。
町を歩いていると、こちらの人形を多く目にした、これはさるぼぼ的なもの・・・なのだろうか。
旅の最初の訪問先となった二川、あまり期待しないできてみれば、うれしい結果に!
こういうのも旅の醍醐味、『あれ・・けっこういいじゃん!!』ッてね。
かわいいワンちゃん!
『クスリはかり』・・・計り売りってこと?!
まんが堂、どこも本屋は苦戦です・・。
二川駅に戻ってきました、1時間50分ほどの散策となった、予定では1時間で終わるだろうと考えて来たけど、想像超える良い町だった。
駅のコンコースから町を眺めてみる、一番最初に行ったトーチカ跡が見えた。
住宅街のど真ん中にこんなのがあるとはね、おそるべし二川。
新幹線が名古屋方面に向けて通過していった。
こちらは東京方面、私も普通列車に乗り浜松方面に向かう、ここは豊橋市であり、静岡県湖西市と隣接している地域である、愛知県には約2時間ほどの滞在となった、この旅の多くは静岡県内西部で過ごすことになる。
では浜松へ!!
東海道三十三番目の宿場町・二川を歩こう! 完