KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

海と白亜のホテル群・・西浦温泉を歩こう!

事前に調べていくと、西浦温泉という場所、かなりレトロな感じがする・・・。

それに海沿いを歩ける遊歩道があるという、楽しみだ。

 

名鉄西浦駅近くからバスで西浦温泉地区へ向かっている、しばらくすると車窓には海が見えてきた、やはり海はいい!

 

これはバスの待合所・・・ぼろい、だがそれがいい!!

 

西浦温泉観光センター

入口前の看板には「本日・空室」掲示されていた、いいねこの古さ。

 

こちらの案内板には各国の言語で観光案内がされてあった、しかし今は外国人観光客は非常に限られているだろう。

 

この地域には多くの宿泊施設がありそうだ、巨大な看板には各ホテルへの方向指示がなされていた、関係ないけど・・・左で上がっている坂は急だな。

 

まず私は下へ向かう、海は当然ながら坂を下った先にある!!

いざ、西浦の海へ!!

 

建物の間から三河湾が見えている、目の覚めるようなブルー、周りの景色とは対照的に清々しい。

 

道沿いには営業しているか、していないかわからないようなお店が並び、そして正面から上にかけて、大きなホテル群が目を引く、しかしどれも新しさを微塵にも感じない。

 

ふと横に目をやると・・脇道は下に行くにしたがって狭くなっている、この道も楽しそうだ、しかし見るからに生活道だろう、今はやめておこう。

 

向こうに見える大きな建物もホテルだろうか、ここは営業しているのだろうか、さぞかしオーシャンビューな景色を見せてくれるに違いない、やっていれば。

 

道の先が開けてきた、その先に見える海が美しい、そして周りの鄙びた建物とのコントラストもよい。

 

今はゆるやかな坂を下っている、ふと足をとめて振り返ってみた、白亜のホテル群が威嚇しているかのようにそびえたっている、畏怖を感じると同時に楽しい景色だ。

 

昔は多くの人で賑わっていたのだろう、そんな景色を思う浮かべてしまう。

 

なに、この渚の喫茶店、いいじゃん!!!

 

ここが西浦パームビーチなのか?!

「パームって何??」

 

話しに聞くところによると水質はそれほどよくはないらしいが、遠くに見る分にはとってもきれいな海でありビーチだった。

 

地についたホテルは西浦グランドホテル吉慶、そして目の前にはパームビーチがある。

 

上にはホテル東海園、泊るならコッチだろうな、景色が圧倒的にいいだろう。

 

季節は晩秋なので人はいない、この謎の構造物が悲し気に見てきた。

 

そしてここ来た目的の一つ「万葉の小径」の入口があった。

 

とってもシンプルな散策道となっている、すべてを周ることはできないけど、行ってみよう!

 

小高い山となっており、まずは階段から始まる。

 

万葉の小径と呼ばれるのは、至るところに歌碑がおかれているからだ、しかし何が書いてあるかは私のアタマでは理解できなかった(笑)

「?!」

 

「猫!!!!」

 

そうか、君の遊び場なんだね、少し邪魔するね。

 

ここまで海は見えず、しかしそろそろだろう。

 

そして景色が開けた、オーシャンビュー!!

 

真っ青な世界、向こうの山々さえも青に見えてくる、穏やかな海だ。

 

「朝日の輝く丘」という場所、西浦温泉に泊まったのなら朝日をここで眺めよう!!

(他人事)

 

こちらは知多半島方面だろう、そして狭いながらも中央には外洋への航路がある。

 

このように三河湾渥美半島知多半島に挟まれている、その中にある少し突き出た場所が「現在地」=西浦温泉だ。

 

では稲村神社へ行こう、ここが万葉の小径での目的地だ。

 

誰もいない境内、参拝を済まそう。

 

向こうには観覧車が見える、おそらくは蒲郡ラグーナテンボスだろうか。

 

では来た道を戻り、次は海沿いにある遊歩道を歩いてみたいと思う、より近く海を感じることができるだろう。

 

向こうに見える緑の山(丘)は先ほどまでいた万葉の小径だ、これから潮騒ロードへ行こう!

 

こういう遊歩道は好きなのだ、海を近くで感じる楽しさ、今日は風もないので、楽しい散策となるだろう。

 

この道の名称は「橋田鼻遊歩道」という、では行こう!

 

三河湾は大きな半島に囲まれており、波は穏やかな場所なのだろう、そうはいっても波は力づよく押し寄せている。

 

これだけ近いと波の勢いが恐ろしく思えることもある、でも楽しい散策には違いない。

 

適度なアップダウンもあり、なかなかに飽きさせない。

 

名前回収・・・「橋田鼻遊歩道」柱ありました。

 

ホテルが見えてきた、ここも白い、そういう決まりでもあるのか?

 

柵がとれてしまっている、はじめは廃墟かと思ったけど、調べてみると営業しているようだった、直さないのかな??!

 

ホテルたつき・・・と思われる、しかしここのホテルはどれも巨大だ。

 

福島正則が西浦海岸の石を名古屋城の築城石として切り出していたという、長年の雨風、塩害により看板の劣化が激しい。 

遊歩道は少し先に行ったところで行き止まりとなっており、脇道へ逸れることになった。

 

急な坂を上がっていく、しかし人はいない、大丈夫だろうか、本日の宿泊者は何人いるのだろうか、心配になってしまう。

 

「ホテルたつき

たしかに営業はしているようだ、看板ロゴのセンスが古い!

 

もう少しで散策が終わろうとしている、海を身近に感じることができる楽しい散策道が多くあり、また前時代的な観光地然としており、とても親近感が湧いてくる!

 

視線を感じるぞ!!

 

猫!!!!!!!!!

 

名鉄バスが停まっている、貸し切り状態からのスタート!!

一気に蒲郡へ行こう、そして本日の宿泊地もそこにあるのだ。

 

蒲郡駅が見えてきた、駅前はとっても広い。

 

蒲郡駅は高架上にある、郵便ポストの上に乗っているのはミカン?!

ではホテルへ歩いていこう!

 

海と白亜のホテル群・・西浦温泉を歩こう! 完