衣張山とは、鎌倉にある標高120mほどの低山である。
先週、先々週にまんだら堂やぐら群へ散策の旅をしたが、衣張山もその地区にある。
どうも私は凝り性で同じ所に行ってしまう習性がある(笑)
本日の始点は鎌倉駅となる、
衣張山へのアクセスは複数あり、金沢街道の杉本寺近くの平成巡礼道ルートがもっともオーソドックスなのかもしれない、
最短ルートで行くのなら、逗子駅から京急バス・夕陽台公園バス停からのアクセスとなる。(※先週の記事を参照)
夕陽台公園バス停からのアクセスの場合、あっけなく終わってしまう為、追加ルートを考えた、名越のまんだら堂やぐら群のアクセス口である大町口からの行くことにした。
名越・大町口。
鎌倉駅から大町口は約1.7kmあり、徒歩で25分ほどかかる。
歩いてもいいのだが、バスで近くまで行くことにした。
そのバス停は緑ヶ丘入口という名であり、
鎌倉駅バスターミナルから、「鎌31」が緑ヶ丘入口に行くことを確認した為、
そのルートでプランを組んだ。
※しかし、これが間違いであったことに気づく(完全な間違いではないが)
「鎌31」で緑ヶ丘入口バス停で降りる、しかし私が想定していた場所から600m先となってしまった・・・。
上記のマップのように通過して、Uターンしたところに停車した、
たしかにここも緑ヶ丘入口である。
隧道を通り、想定していた緑ヶ丘入口バス停に向かう。
別に口からアクセスしようと一瞬考えたが、当初の計画ルートで行くことにした。
隧道先から鎌倉市に入る。
ここからが本当のスタートだ!!
■このバス停は、京急バス「鎌30」の停留所である。
緑ヶ丘入口バス停から鎌倉駅方面に戻る形で進む、そしてすぐの小道に曲がる。
横須賀線の踏切を渡り、すぐ様右折、その先は方向看板があり迷う事はない。
名越切通方面に向かいましょう。
鎌倉市名越クリーンセンターの煙突。
これが展望台からよく目にするのだ・・・。
ここから、〇字坂となり、高度を上げていく。
安全な断崖絶壁ルートを行く。
このちゃっちい柵があるか、ないかで心持ちは全く異なる。
眼下には横須賀線が見える、先ほど踏切で横須賀線を見た為、次の通過までには少しかかるだろう、待たずに先に急そごう。
しっかりと整備がされている、日が当たらないせいで、地面が湿っている。
雨降り後の散策はそれなりに注意が必要だ。
原生林のシダの道を行く。
鎌倉時代もこんな感じだったのだろうか・・・。
最初の方向看板、大切岸方面に向かいます。
登り終った先に印象的な苔が生えた大岩が。
2つ目の方向看板を発見、2択となるが、上り・左方向の法性寺方面にいく。
ここでまんだら堂やぐら群/名越切通ルートとはおさらばとなる。
慰霊塔近くの雑草群に、ネコ発見。
このネコ、先週に出会ったネコだと思うのだが、この辺りを縄張りにしているのだろう。
品があるので野良猫ではないだろう、
「ネコさん、いい庭を持ってますな。」
ここで法性寺方面と大切岸方面で分岐する。
今日は衣張山に行くので、大切岸方面にいく。
安全な絶壁ルートを進む(笑)
しばらくして展望広場に出る。
正面には披露山が見え、新緑の眺望を楽しむことができる、
お猿畠の大切岸の入口でもある。
大町入口からここまで約17分ほどかかった。
ここは看板が無い分岐となる。
右ルートは大切岸ルート、左は通常ルートとなる。
どちらのルートをとっても合流するのでご安心を。
大切岸を見ながら、コルクチップの道を歩く。
最後、階段を登り先ほどの左通常ルートに合流することになる。
もう少しでハイランドに着く、
そして初めて出てきた報国寺の文字。
次にパノラマ台への分岐が現れる。
今日は富士山の眺望が絶望的である為、スルーすることにする。
衣張山の頂上でよいだろう。
社はないのだが、お狐様を発見、親子だろうか・・。
次にお地蔵様が鎮座、何か悩みを抱えているのだろうか・・・、それとも考えているのだろうか。
少し開けた場所に出た、木製の机と椅子があり、ここで小休止をとる。
とてもわかりずらいが、ここにトイレがあるのだ。
写真を見るとルートが分岐している、しかし草木が生い茂っており普通に歩いていると見逃すことは必至だ。
隠れたトイレ。
遊歩道の隣には住宅街があり、かまくら幼稚園も見える。
富士見台。
富士が見えない展望台!!、いつ見ることができるのだろうか・・・。
富士見台(冨士見100景)の後ろにはハイランド住宅街が広がっており、
この道を直進すれば、京急バス・夕陽台公園バス停に行くことができる。
遊歩道を歩いていくと、少し開けた場所に出る。
右のルートに行くとどこに行くかわからないが、
左ルートに行くとさらなる分岐がでてくる。
※本日は左に進む。
これまでと違い手作り感のある方向看板が出てきた。
①衣張山12分・杉本観音25分
②巡礼古道5分・報国寺20分
今日の終着点は報国寺であるが、衣張山の展望台が目的の為、左の①ルートへ。
大町口から、ここまで45分かかった。
ここからは人ひとりが歩ける幅の道を行く。
ひたすら、このような草道を行く。
杉本観音と報国寺の分岐看板から9分ほどで、最初の展望台に到着。
ここは衣張山であるかどうかは不明。
まずはクリーンセンターの煙突を確認(笑)
次に披露山を確認。
結構な汗をかいたので、水分補給をする。
ゴクゴク飲むとおなかを痛めるので、なめる程度とする。
ここまで1組しかすれ違っていない。
後ろを見ると石像と石塔がある。
次の展望台に向けて出発である。
また、先ほどと同じなような草道を登り進んでいく。
そして2つ目の展望台に到着。
前の展望台から6分ほどで着いた。
ここからの景色のほうが良い。
遠くに江の島も見ることができる。
やはり、クリーンセンターの煙突は大いに主張していた。
お地蔵様もいる、
衣張山の塔もあったので、ここが衣張山のピークなのだろうか。
ようやく本格的な下りとなる、
やはり湿っており、慎重に下っていく。
下りではかなりのハイカーとすれ違った。
夫婦の石像だろうか。
ようやく下り坂も終わり、光が差してきた。
ゴールは近い。
ここで巡礼道は終点となる。
これからは生活道を通りことになる。
平成巡礼道という名称だ。
この横にはやぐらがあった。
今来た道を振り返る。
報国寺方面に向かおう。
この道は「田楽辻子のみち」というらしい。
報国寺に到着。
この日は観光客が多かった、竹林に涼を求めてやってきたのだろうか。
拝観料を払わなくても、報国寺の良い雰囲気を味わうには十分だ。
御朱印帳が残り2枚となっているので、報国寺の御朱印帳を購入。
杉本寺に向かう、
この寺も鎌倉巡りではずすことはできない。
鎌倉最古のお寺なのだ。
金沢街道を少し歩く。
川が平行して流れており、水質もキレイだ。
鯉が多い、白い鯉も数匹確認。
杉本寺と言えば、この光景!
白旗と苔階段である。
ここには是非来て頂きたい。
写真に写っていない見どころも多くありますので、
おなかいっぱいになるでしょう。
鎌倉駅に戻り、朝乗車したバス停を確認。
「鎌30」「鎌31」は同じ乗り場。
駅前の鎌倉カスターを買い、帰宅へ。
ヨーグルトはあまりおすすめできない、カスタードと抹茶が良い。
鎌倉駅のホームに上がると大勢の降車客が流れてきた、
いつきても鎌倉はすごい、土、日の小町通りは歩きたくないものだ(笑)
次はまったく別のルートでも考えますか・・・。
来週まで考えよう!!
衣張山に行こう! 完