KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

川ホテルに行こう?!【箱根・塔ノ沢「一の湯本館」】

 

f:id:turumigawa915:20200725140040p:plain

今回は箱根の温泉宿を紹介していきたいと思います、

温泉付き客室って素晴らしい!!

  

f:id:turumigawa915:20200611220906j:plain

ここはどこだろうか?

右に見えるアーチ・・。

「箱根湯本か!」と気づく人も多いだろう。

神奈川県人、限定かな?!

※そもそも箱根湯本駅と書かれているのだが。

 

f:id:turumigawa915:20200611220812j:plain

停車している車両はロマンスカーVSEという型の特急だ。

現在の最新車両はGSEとなっているがこの車両は今であっても色あせない素晴らしい車両と言えるだろう。

 

f:id:turumigawa915:20200611221006j:plain

箱根の山方面を見る、眼下にはお土産街が並ぶ、箱根のお馴染みの光景だ。

箱根駅伝もこのコースを走るのだ。

 

f:id:turumigawa915:20200611231218j:plain

函嶺洞門を横目で見ながら駅から15分程歩くと本日の旅館が見えてくる。

この道のりにはコンビニが2軒あった、

たしかセブンイレブンとローソンだ、夕飯と朝食を買うとどうしても大量になってしま

う、2店に分けて買うのがちょうどいい!!

基本、素泊まりの私にとってはコンビニがあるか無いかは死活問題なのだ。

 

f:id:turumigawa915:20200611232116j:plain

『 一の湯』

箱根には数多くの一の湯を冠した旅館がある、

そしてここは最も箱根湯本駅から近い一の湯であり、本店でもある。

 

箱根湯本駅→一の湯本館 徒歩15分

バスでも行けるが折角なので景色を楽しみながら歩いて行こう! 

 

f:id:turumigawa915:20200611231816j:plain

この川は早川という、この川に沿って建物が並ぶ、

部屋から川のせせらぎが聞こえるに違いない、それは素晴らしい思い出になるはず、

そもそも「せせらぎ」ってどういう意味だろうか・・・。 

 

f:id:turumigawa915:20200611232059j:plain

道路の反対側を見るとこちらにも老舗旅館がある、

こちらはさらに価格がグレードアップする、それは宿泊料金は倍以上か?

以前からこの街道を通る度にこの旅館に泊まりたいと思っていた。

 でも今回は「一の湯」だ。

 

f:id:turumigawa915:20200611231112j:plain

歴史ある建物であると思うのだが、いくらかリニューアルしているのだろう、

古さの中にも「新しさ」を感じることができる。

創業1630年です。

 看板には「立寄り入浴」できますと書かれている、大人1,000円弱ですがいかがですか?

 

f:id:turumigawa915:20200611232227j:plain

館内にはお土産コーナーも完備、これって意外に大事なところだ。

あまり買ったことないけどね、土産屋があると雰囲気がいいんだよ。

なんかグレードが上がったみたいな・・・。

 

f:id:turumigawa915:20200611232301j:plain

この河童の絵、どこかで見たような気もするのだが、このタッチは・・・。

気になったが、少し気になっただけで、積極的に調べるには至らなかった。 

 

f:id:turumigawa915:20200611232338j:plain

奥には大浴場も完備されていた、そして私の部屋は上の階となる。

 

f:id:turumigawa915:20200611232420j:plain

床がミシミシと音をたてている、やっぱり古い造りはいい、

これぞ老舗旅館といった感じに思える。

 

f:id:turumigawa915:20200711202316j:plain

探検感があるぜ。

ミシッ、ミシッ・・。

 

f:id:turumigawa915:20200611232501j:plain

さっきも書いたが古い造りなのだが、そんなに古いとは感じない、

そのバランスをどう評価したものだろうか。

 

f:id:turumigawa915:20200611232639j:plain

いきなり廊下には従業員通路の階段が出てくる、

部屋食の為の配膳ルートなのだろうか・・・。

どちらにしても宿泊客はここを通ることはできない。  

 

f:id:turumigawa915:20200711201858j:plain

降りたい・・・。

 

f:id:turumigawa915:20200711134516j:plain

部屋は広い、でも古い、しかしそれがいい!!

 

f:id:turumigawa915:20200711142140j:plain

ここでの最初のお仕事はムカデ退治となった。

古びた旅館「あるある」だ。

 

f:id:turumigawa915:20200711195122j:plain

さてと、浴衣に着替えて身軽になろう! 

 

f:id:turumigawa915:20200711195204j:plain

お茶請けはウエハース(?)1枚、少し寂しいな~。

 

f:id:turumigawa915:20200711194741j:plain

さっきから騒々しい音が聞こえてくるが・・・なんだろう?

 

f:id:turumigawa915:20200711200321j:plain

電話はコレ!!

これなんて名前だっけ?! ダイヤル式電話??

(スイマセン、騒々しい音と関係ありません。)

 

f:id:turumigawa915:20200711134435j:plain

外を見ると川が流れている、その音が非常に大きい、これが音の正体だ。

そう、この部屋は川に面しているのだ、これまでは「海が見えるホテル」に多く泊まってきた、今回は「川が見える旅館」に来ているのだ。

 

見ての通り窓が大きい!!

そして 窓を開けると外に出ることができる造り。

とはいえ、あまり外に出る人はいないだろう、そもそもそのように作られていないよう

にも思える。

しかし出れるなら出ようというのが私だ。

 

f:id:turumigawa915:20200711141720j:plain

全面ガラス張りとなっているのだが、古いせいか硬くて窓が引けない箇所が多い、

鍵を開けても強い力を出さないと引くことができない・・・・。

 

f:id:turumigawa915:20200711134655j:plain

窓のカギはこのような昔仕様となっている、回して引く感じで開錠する。

 

f:id:turumigawa915:20200711141340j:plain

どうにか窓を開けて外に出た、外の床はキレイではない・・・。

むしろ、汚れや虫の死骸がありそう・・でもそれも当然だろう、大自然の中の旅館なのだから。

それに蚊が多いのですぐに窓を閉めないといけない、

でないと室内がとんでもないことになってしまう。

 

f:id:turumigawa915:20200711135611j:plain

この川は「早川」という、箱根湯本駅の前を流れている川と同じだ。 

 

f:id:turumigawa915:20200711135410j:plain

少し顔を後ろに向けると川が段差になっており、ゴォーゴォーと鳴り響いている。

先程の騒音はこの音だ、せせらぎとはほど遠い、でもとても力強い音だ。

 

f:id:turumigawa915:20200711140403j:plain

川のせせらぎという表現は似合わないかもしれない、でもいいね!!

 

f:id:turumigawa915:20200711135949j:plain

川岸には滝が見えている、

これは! 付加価値があがったぞ!!(笑) 

 

f:id:turumigawa915:20200711193834j:plain

では、いざ!!お風呂へ。

それにしても広い部屋だ、ここは脱衣所、奥がお風呂になっている。

 

f:id:turumigawa915:20200711200802j:plain

洗面台も重厚!!

最も注目すべきは右上のドライヤー、しょぼすぎ!!!

価格は500円ぐらい?!(笑)

 

f:id:turumigawa915:20200711134108j:plain

では最大のお楽しみ、温泉に入ろう!!

この部屋の売りは部屋に温泉がついているということ!!

ただの風呂ではない温泉のかけ流しだよ!!

好きな時に好きなだけ入れる、ここは温泉天国となる!! 

 

f:id:turumigawa915:20200711134326j:plain

この木箱から永遠に温泉が流れてくる、

隣りの蛇口もレトロ、お湯は少しだけ熱いので使う機会は多いかもしれない。 

 

f:id:turumigawa915:20200711142855j:plain

シャワーが付いているのだが、これが使えない。

水圧も乏しくお湯がでない、別に無くても全く問題ない、隣りには温泉が湧きだして

いるのだからね。

 

f:id:turumigawa915:20200711201403j:plain

SCB!!

シャンプー・コンディショナー・ボディーソープの頭文字・・・。

 

f:id:turumigawa915:20200711194121j:plain

そして夜になると川の轟音だけがこだまるする世界へ。

(客室内)温泉には4回ほど入っただろうか・・・。

深夜に目が覚めて入ったお風呂はとてもいいものだった。 

 

f:id:turumigawa915:20200711201657j:plain

そしてこのギャップ!!
私の夕食がコレです!!

そばに稲荷寿司とは豪勢だ(笑)

 

f:id:turumigawa915:20200711220252j:plain

夜の「一の湯」を撮影

さすがにこの時間になると車の往来はほぼ無い、こんな静かな箱根もいい感じ。

 

f:id:turumigawa915:20200711203606j:plain

至福の温泉時間を過ごし、さらにはこんなに良い天気となった!

では箱根湯本駅に戻ろう!

 

f:id:turumigawa915:20200711220706j:plain

早川を見ながら、ゆるやかな坂を歩いて行く。 

 

f:id:turumigawa915:20200711220930j:plain

しばらくすると函嶺洞門が見えてきた。

 

f:id:turumigawa915:20200711221239j:plain

今では通ることはできない、箱根駅伝は毎年のように紹介されている有名な場所だ。

 

f:id:turumigawa915:20200711221520j:plain

そして・・箱根湯本駅に到着。 

 

f:id:turumigawa915:20200711221825j:plain

帰りはロマンスカーで帰る事にした、やっぱり箱根といえばロマンスカーだ。 

 

f:id:turumigawa915:20200711221932j:plain

平日は空いている!

平日に休めるシフトはいつまで続くのだろうか、土日休みシフトもいいけど、

平日休みも宿泊料は安くなるし、空いているし、とてもメリットが大きい。 

 

f:id:turumigawa915:20200711222016j:plain

箱根湯本~小田原感は単線であり、ゆっくりとした走りとなる、

そもそもロマンスカーにスピードを求めてはいけない、優雅さを求めるのだ。 

 

f:id:turumigawa915:20200711222223j:plain

富士山も見え、とても得した気分になる。 

 

f:id:turumigawa915:20200711222359j:plain

1日にこれほど温泉に入った日はなかった、

部屋に内風呂温泉があるというのは素晴らしい!!

はまってしまいそうで怖い・・・。

 

川ホテルに行こう?! 箱根塔ノ沢「一の湯本館」 完