2年前、「JR線を使わずに名古屋に行こう」という企画旅をおこなった、
今年も「そんなことをやってみたい!」と考え、横浜を旅立つことを決意した。
(※そんな大そうなものじゃないだろ!!)
「よし! JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!!」
今回の旅の条件を確認しよう。
(1)JR線は禁止
(2)レンタカー・タクシー・バイク・高速バス・飛行機の使用禁止
とても簡単なルールだ、
使用できる移動手段は徒歩・私鉄・路線バス・フェリー・レンタサイクルとする。
そして
スタート地点は太平洋(側)、
ゴール地点は日本海とした。
ここで太平洋側と書いたのは、スタート地点を横浜・山下公園(東京湾)としているためだ、
東京湾は正しくは太平洋ではない、太平洋へ続く海といえるが、それを太平洋と呼ぶには少し違和感があった、そのため「太平洋側」とした。
直江津(駅)と『豪華客船・飛鳥』には関係性(ゆかり?)があるのだ。
「赤い靴はいてた女の子」
山下公園の中央にある童謡「赤い靴」をモチーフとした銅像が静かに海を眺めている。
ここが旅のスタート地点となる!
私が向かう方角はヨコハマ・インターコンチネンタルホテルなどがある方向だ、
その先に直江津がある!(本当か?!)
神奈川県横浜市をスタート地点として、東京都・埼玉県・群馬県・長野県を横断して、
ゴール地点の新潟県上越市直江津を目指す、5都県を跨ぐ旅日記のスタート!!
童謡「赤い靴」は誰もが知っている歌であるが、歌詞からはとても悲しく、暗く、やるせない気持ちになる人も多いかもしれない・・・。
さらに曲調がさらに拍車をかけ、悲しい気持ちにさせるのだ。
「異人さんに連れられて、行っちゃった」
山下公園内「赤い靴はいてた女の子」像 = スタート地点
ホテルニューグランドとマリンタワーが見える、しかしゆっくりと見ている時間はない、急いで元町・中華街駅に行かねばならない。
こちらは「水の守護神像」
横浜とサンディエゴとの友好を示す像である、その大きさからか存在感がものすごい。
たしか、周りは噴水だったような気がするけど、早朝はやっていないのか??
「氷川丸」の真横に来た、
真正面にはみなとみらいの有名な建物たちが見えている、インターコンチ、コスモクロック、ランドマークタワーだ。
それにしても天気が悪い、とても不安な気持ちになってしまう、
天気予報では高崎・横川・長野・直江津、いづれにしても晴れときどき曇りのような感じだった、それに前後の日では晴れ曇りであったため、「これは大丈夫だ」と判断して決行した。
コスモクロック(大観覧車)の時刻は5時48分を指していた。
最初の移動手段は、5時57分発のみなとみらい線だ、そんなに時間はない、
しかし勝手知ったる土地だ、9分あればいける!!(確信はあるが、ちょっと不安)
それにしても今日の横浜の海は汚い・・・。
「今日も」かな、でも横浜らしい海に少し安心した・・・。
直江津の海はどんな表情を見せてくれるのだろうか、明日が楽しみだ。
右にはホテル・メルパルク横浜が見えてきた、ここを右折して直進すれば駅に着く。
ここはホームグラウンドだ、手に取るようにわかるぞ!!
みなとみらい線は距離が短く6駅しかない、横浜高速鉄道という会社が運営しており、東急電鉄に業務委託をしている路線である。
メルパルクを過ぎるとバーニーズニューヨーク横浜店が見えてくる、
それにしても人がいない、この辺りは住宅街ではないので、こんなものなのかもしれない。
みなとみらい線の元町・中華街駅に到着、速足で来たので「赤い靴はいてた女の子像」から5分ほどで到着した、この路線は地下を走るため、かなり下まで降りて行かなければならない、ここで乗り遅れてしまったら、計画上大きな支障がでてしまう、その緊張感がたまらん!
赤い靴はいてた女の子⇒元町・中華街駅へ(所要時間:5分 ※かなり速足)
改札口までかなり降りてきた、
改札入った後も長大なエスカレーターでホームへ降りる、
どんだけ地下に潜っているんだよ!
5時57分発 みなとみらい線に乗車する、横浜駅は5つ目となり、6時05分到着予定だ。
予定通りの列車に乗れて、まずは安堵した。
「よし!!」
5:57発 元町・中華街 ⇒ 6:05着 横浜 (乗車時間:8分)
運賃:¥214(IC運賃)
JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!(序章) 完