KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!(第6章 跳ねて妙高、いくぜ直江津!)

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JR線を使わず長野まで来たKIT、

昨日は長野のホテルに泊まり、残りは長野・直江津間のみ、もうゴールは近い!

では最終日だ、気合をいれて行こう!

 

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朝、ホテル客室から外を眺めると、綺麗に晴れ渡っていた、

「いい日になりそうだ!」

 

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ホテルメトロポリタン長野、さすがメトロポリタン・・いいホテルだった、

詳しくはホテルステイ編で紹介したい・・・。

 

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8時45分にホテルをチェックアウトした、

昨日は、予定以上に移動したことにより、ゆっくりのホテルステイができた、

英気マンマンだ!!!

 

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善光寺は徒歩圏内、しかし、矢印の先にはドン・キホーテだ。

善光寺で旅の祈願をしたいとも考えたが、できる限り早く直江津に行きたい。

今回は見送ることにした。

 

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駅前大広場に如是姫像が見える、その視線の先は善光寺に向いているらしいが。

 

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なんか、長野駅、スケールでかいぞ!

シンプルにでかいぞ!!!

東京や新宿、横浜などは巨大だが、造りが複雑であり、ある意味歪な形をしている、

長野駅は単純にデカイ!!

 

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しなの鉄道の券売機が無い!

(本当になかったのだろうか、探し方が悪かったのか・・)

階段下にしなの鉄道きっぷうりば」の看板を見つけ、

中では、しなの鉄道のスタッフが対面で切符を販売していた。

そして、今回の旅・最後の切符を買った。

 

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長かった旅もこの切符で終えることができる

『長野⇒直江津

この切符には2つの路線が含まれている

(1)しなの鉄道長野駅妙高高原駅

(2)えちごトキめき鉄道妙高高原駅直江津駅

 

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平成27年3月14日、長野・金沢間の北陸新幹線開業に伴い、

長野・妙高高原間がJR信越本線からしなの鉄道に切り替わった、

その路線名称を北しなの線とした

 

また、同じ時期に、

信越本線の新潟区間妙高高原直江津間は、えちごトキめき鉄道に引き継がれ、路線名称を妙高はねうまラインとした、

 

そのため、長野から直江津間は全て第三セクターがなされ、私鉄区間となった。

 

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ということで、おわかりだろうか、

長野まで来れば、私鉄路線がしっかりと用意されており、列車に乗るだけで、

2時間もかからず、直江津に行くことができる、

なおかつ、しなの鉄道妙高はねうまラインは、接続もよく、難なく乗り継ぐことができるという、おまけ付きだ。

 

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この旅は長野駅まで来れば、到着したようなもの、実質的なゴールともいえる、

魔境・群馬を越えた時点で実質的なゴールをしていたのだ、

たしかに2時間は長いが、これまでの道程を考えれば、高原に吹くそよ風のようなものだ。

 

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9時24分発の妙高高原行きが入線してきた、これに乗れば一気に妙高高原だ!!

始発駅から終着駅へ、テンションが上がる!

 

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乗車率は10~20%ほどだろうか、

しっかりと4人掛けボックスシートを確保できた、空いてるっていいな!

 

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しなの鉄道北しなの線」は初めて乗る路線だ、のんびりと新鮮な景色を楽しもう。

 

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これは!
今年のダイヤ改正で引退したオール2階建て車両・215系ではないか!

「あんた、こんなところにいたのね。」

これまでは通勤列車として都会の喧騒の中を走ってきたけど、いまでは田舎でゆっくりと余生を過ごしているかのようだった。

それにしても、背後の山並みと妙にマッチしている。

 

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もう季節は秋だな、服装は半袖でよい気候だけど、車窓の景色に夏はもういない。

 

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のどかな景色だな~。

ローカル線の旅を満喫しているオレ!

遥か向こうには北陸新幹線の高架が見え、しなの鉄道から次第に離れていく、

また後で合流することになる、それまでさらば!!

 

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時には川の横も走る、前日の雨の影響か、かなり濁っていた。

初めてみる景色は飽きないし、楽しい、そんな当たり前のことを再認識させてくれた。

長野・新潟のローカル列車の旅!

 

長野を出て、北長野・三才・豊野・牟礼・古間・黒姫と停まり、終点・妙高高原へ。

 

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定刻通りに妙高高原駅に到着、もうすこし栄えているのかな・・と思っていたけど、

そんなことはなかった、イメージではスキーなどで有名だと思うのだが、

お恥ずかしながら詳しいことは知らなかった・・・。

 

(13)しなの鉄道北しなの線

9:24 発長野駅 ⇒ 10:08着 妙高高原駅 (乗車時間:44分) 

運賃:¥850

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妙高高原駅のホームに降りると、

対面ホームにはすでに妙高はねうまラインが停まっていた、

噂通りに接続が完璧、『過酷旅(笑)』をしている身からすれば、もっと試練を与えてほしかった・・・(笑)

 

それにしても、このはねうまラインは車両が長いことに驚く、

乗客と車両台数が全く合っていない、それともこの日だけ、この時間だからなのか、

他の時間帯ではそれなりに混むのか(想像できない。)

 

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これが最後の乗り物と思うと、考え深いものがある。

『それにしても、景色がのどかだな~』

せっかくなのでレンタサイクルでも借りて、

高原さわやかサイクル(笑)でもしたかったのだけど、大目的を忘れてはいけない!

 

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この列車、ローカル線らしくないロングシートだった、

横になれと言わんばかりに空いている、さすがにそんなことはしないけど・・・。

 

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10時21分、列車はゴール・直江津に向けて、ゆっくりと動き出す、

あとは50分ほど座っているだけでいいのだ、この50分が長いと全く感じない、

もう心が麻痺している証拠だろう。

 

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駅で離合を行う、単線、離合はローカル路線の特権だ。

 

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10時37分、二本木駅に到着、対向ホームには観光列車・雪月花が停車していた、

正式名称は、えちごトキめきリゾート雪月花。

窓が大きくとられており、3時間の乗車時間では、海の山のメロディーを奏でてくれるだろう、人が乗っていないので、これから出発準備をする段階なのかな。

 

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二本松駅を出ると、来た方向に戻るではないか!?

そしてしばらしくすると、また反対方面へ動き出す、なるほどここはスイッチバック駅なのか・・・初めて知ったKIT、なかなか楽しいサプライズだ。

 

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高田辺りから民家が多くなってきたが、少し走るとまたのどかな田園風景が目を楽しませてくれる、黄色と緑と青の三重奏。

 

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高田の次は春日山に停車、この辺りでは会社・工場のような建物が増えてきた、

もう終点が近いと思わせる。

 

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車内アナウンスでは、直江津到着の案内放送が流れる、

寂しいような、うれしいような、ホッとするような・・・様々な感情が入り混じる。

(注意:そんな大そうなものではない)

 

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そして、ゆっくりと終着駅・直江津に入っていく

あと1分もかからず、ドアが開いてしまう、もう少し乗っていたい・・・

と別の私がそう思っている。

 

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ついに直江津に到着、あっけなさも感じる反面、よく来たな・・とも思う。

これが旅の醍醐味であり、魅力なのだろう。

 

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なぜこんなに長いの、妙高はねうまライン

 

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周りにも列車を撮っているマニアらしき人が多いように思える、

今日はそんな日?(どんな日・・。)

 

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「周遊指定地 佐渡

「のりかえ駅 なおえつ」

わかるようで、わからない看板だった、でもなぜか懐かしさと旅情を感じさせる。

 

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車体には妙高が描かれている、

ベンチに腰をおろし、祝杯のオロナミンCを飲みながら眺めていた。

 

では、フィナーレといこうか!

 

 

(14)えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン

10:21発 妙高高原駅 ⇒ 11:13着 直江津駅 (乗車時間:52分) 

運賃:¥900

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直江津駅に貼ってあった券売機の案内看板

ついつい撮ってしまった・・。

内容は東京・大宮~京都・大阪への切符は券売機で買えますとの案内なのだが、

右下の写真の切りぬきが「横浜みなとみらい」となっている、

直江津で「みなとみらい」と出会えるとは!(笑)

 

直江津駅はゴールではない、ゴールは日本海だ!

 

 

JR線を使わずに太平洋から日本海へ行こう!

(第6章 跳ねて妙高、いくぜ直江津!)    完

 

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