KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

伊豆旅行・豪華列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」に乗ろう!【2-1】

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伊豆旅行に行くことが多い私、KITであるが、今年も伊豆旅行に行ってきました、

今回、往路は念願の豪華列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」での移動となりました、

その時の旅日記を少しばかり紹介していきたいと思います。

 

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【公式】THE ROYAL EXPRESS (the-royalexpress.jp)

まずは『「ザ・ロイヤルエクスプレス」とは何か?』から簡単にご説明したい。

 

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【公式】THE ROYAL EXPRESS (the-royalexpress.jp)

東急・伊豆急行・JRが企画する豪華列車であり、横浜・伊豆急下田間を不定期に運行している、プランは複数ありますが、今回乗車したのは横浜発・伊豆急下田行きの下り列車の食事プランとなります。

 

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【公式】THE ROYAL EXPRESS (the-royalexpress.jp)

「ザ・ロイヤルエクスプレス」に乗る為には、一般的な特急のようにみどりの窓口や券売機で購入することはできない、「ザ・ロイヤルエクスプレス」の公式HPなどからネットや電話などで申し込む必要があり、定員以上の申し込みがあれば抽選となってしまう。今回はこの記事を書いているぐらいだから、私KITは運よく当選することができた。

 

私の場合、出発日の2ヵ月前に申し込みして、その約1ヵ月後に当選の連絡を頂いた、そしてその1週間後には入金を済ませて当日を待つ・・という流れだった。

 

入金した数日後、当日の集合場所などが書かれた封書が届き、あとは当日の晴れを願うのみ、という状況となった。曇りでもいい、雨が降られなければいいとだけ、控えめに願った(笑)

 

気になるお値段ですが・・・

大人1人:39,000円、今回は複数で申し込みをしたので、かなりの数の福沢先生が私の財布から旅立っていった、でも後悔は全くしていない、と誇らしげにkitは語った(笑)

旅を終えた今では、「また乗ってみたい・・・」と心から思っている。

 

前置きが長くなったが、旅日記をスタートしよう!

今回あまり写真は撮っていない、私もそうだが、乗っている人も、ある意味優雅さというか、いつもと違う旅を求めてきていると思う、そのため、あまり雰囲気を壊したくない、そしておもてなしに集中したいという気持ちが強くあった、とはいえ、最低限は撮っているので、雰囲気ぐらいは感じることができると思います。

 

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当日の集合場所は横浜駅地下2階にある「ザ・ロイヤルカフェ・ヨコハマ」という場所。(画像の正面にあるカフェ、紺色の制服を来たスタッフが立っていたので、すぐにわかった)

横浜市民であり、日々横浜駅を利用する私であっても、このカフェの存在感は希薄である、見ての通り横浜駅とは思えないほどに閑散としており、サラリーマンの休憩場所としてはもってこいな場所なのだ。

指定の受付時刻は10時30分~11時であり、10時30分少し前に到着した、その時すでに数組が受付を済ませ着席していた、早い人は早い!!

 

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店内は「ザ・ロイヤルカフェ」の名前の通り、オシャレなカフェの雰囲気、普段は一般的なカフェとして営業しており、「ザ・ロイヤルエクスプレス」の運行日はそれ専用の集合場所となる。席に着いて早々に、列車の運行スケジュール、乗車番号などが案内される、各号車には専属クルーが付き、そのスタッフからの挨拶と案内を聞いた。

普段は無い雰囲気に心が高揚する!

 

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右が「プラチナクラス記念乗車券」であり、号車と席番が記載されている、

ちなみに当日まで自身の乗車番号などは全くわからないので、この場で判明します。

乗車券が入る小さなクリアファイルとマスク入れ、そしてバッチを受け取った、すかさずバッチはジャケットの胸部分に付けた。ドレスコードについては特に指定はないが、男性はジャケット・スーツ姿が多かった。

 

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あと、消毒スプレーは乗車してから頂いた、この時期ならではですね。

 

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カフェでは、アイスコーヒーを飲みながら、約1時間ほど、出発までの時間を楽しむ、11時30分にはカフェを出てホームへ向かう予定であり、受付を10時時30分にしたため、約1時間ほどの待ち時間となったが、あまり長いという感じではなく、11時20分まではあっというに時が過ぎた。

これから始める旅に期待は高く、始まってしまえば終わるだけ、だから始まってほしくない・・そんな遠足前の子供のような心境なのだろうか・・・。

 

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カフェ一角には車内でしか買えない限定品が展示されている、これらは事前案内にパンフが入っており、同梱されている申し込み用紙に記入して、当日クルーに渡し決済を行うという流れだった。

 

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こちらはけっこう高額な品々のほうだ、クリアファイルやボールペンなどはお手軽であり、コースターは数種類、とてもセンスがある品だった、その戦利品は後ほど紹介したい。

 

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11時20分頃からクルーたちの動きが慌ただしくなってきた、私たちも『もう少しだ・・・。』と期待が膨らんでくる、そんな緊張感ある楽しい時間でもあった。
そして、カランカランと鐘の音が鳴り響く、それは出発の時ということだ、時刻は11時30分だった。

 

号車単位で案内がなされ、担当クルーを先頭にゾロソロとついていく、東京側の改札口から入っていくことになる、一番端の業者や係員が使う門には別のクルーが手を振って待機しており、少しだけ気恥ずかしくもあり楽しい気持ちであった。

 

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ホームにはすでに「ザ・ロイヤルエクスプレス」が停車していた、

普段使っている横浜駅横浜駅ではないかのような錯覚に陥る・・・・。

 

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ここは横浜駅7番線ホーム、本来7・8番線ホームは東海道線の上りホーム(東京方面行き)であり、なぜ熱海方面に向かう列車が7番線に!!と横浜駅を知っている人はそう思うに違いない。

 

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乗車口は1カ所、クルーに誘導されるように乗車する、そのため、ゆっくりと写真をとる時間はない、私が撮ったのは8枚分ぐらいだろうか・・・。旅客線のホームを借りているので、長い時間停車することはできない、こればかりは仕方がない。

 

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車体はピカピカ・テカテカに輝いており、高級感を解き放っていた、そして正面のロゴが目が惹く。辛うじて、横浜という駅名標と奥の京急線によって、ここが横浜駅であることを理解する・・・・・。

 

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ザ・ロイヤルエクスプレス車内から見る横浜駅は、とても新鮮な気分、出発が待ち遠しいぞ!

 

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通路側に目を向けると、隣りのホームにはおなじみの上野東京ライン東海道線)が停まっている。

 

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そして見上げると・・天井には曲線状に天井絵が装飾されている、なんと豪華なのだろう。

 

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横浜駅11時50分発、伊豆急下田駅には15時10分頃到着予定、約3時間20分の史上最高の伊豆への旅が始まろうとしている。

そして「ザ・ロイヤルエクスプレス」は静かに横浜駅を出発した。

 

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次々と関係者が挨拶にきてくれる、号車担当クルー、別のクルー、運行責任者、そしてバイオリニストの大迫氏と・・・あまり経験しない出来事たちだ。

 

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ほどなくして、ランチョンシートがひかれ、ウェルカムドリンク、たしかスパークリングワイン(ノンアルコール)がおかれた。

 

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「ドリンクメニュー」※このメニュー表は頂くことができる

ビールやワインも飲みたいけど、伊豆ではハンドルを握らねばならないので我慢だ、

静岡いちごサイダーをチョイス!

これがものすごく美味しかった、まじで!(伊豆の土産屋で探したけどなかった・・)

 

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コースターがクリスマスバージョンになっている、これは車内で購入することができる、3種類1セットで3,500円、この美しさに惚れ、乗車記念として買ってしまった。

 

列車はかなり揺れる、このコースターはゴムでできており、きっちりテーブルにつくようになっている、かなりの安定感だった・・・。

 

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次に食事メニューが配られる、

「旬香亭」監修、静岡の食材を使った料理が提供される、後ほど実際の画像で紹介したい。

 

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そして、バイオリニスト大迫淳英氏が同乗しており、ランチをいただきながら生演奏を楽しむ、生演奏の迫力、そしてザ・ロイヤルエクスプレスのテーマの軽快感、とても良かった!

 

では、ランチの時間だ!

 

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前菜3種盛り合わせ

左から「蕪と肉味噌」「柚子風味のポテトサラダ 美味鳥の幽庵焼き添え」

「さつまいもとサザエのマリネ・シェリーヴィネガー風味」

 

高級料理店のように、配膳されるたびに食材、食べ方などを説明してくれる。

 

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「マッシュルームのポタージュとロワイヤル」

ロワイヤルとはなんだろうと話していると、そういうお客は多いと思われ、クルーより当然のごとく説明があった、なるほど茶碗蒸しね・・・。

 

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この時・・小田原駅手前・酒匂川を通過、

『もう小田原か、時間が経つのが早い』

 

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「金目鯛のポアレ 煮付けダレのヌーベを添えて」

 

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「旬香亭特製ハンバーグステーキ きのこソース コロッケ添え」

 

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熱海では駅員さんたちが旗を振ってくれる、もちろん振り返してますよ!

こういうのは純粋にうれしいし、こちらも手を振るのが楽しい!

クルーが事前に教えてくれるので、こっちも準備してます!(笑)

 

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「松茸ご飯の和風オムライス」

 

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時刻13時12分、サンハトヤ前を通過、もう伊東駅は近い、

先程、オムライスを食べ終え、後はデザートを残すのみとなった。

 

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「マロンプリン キャラメルソース さくら棒添え」

そしてロイヤルエクスプレスブレンドのコーヒーも添えて!

この2つのハーモニーが素晴らしい!

この時、列車はJR伊東駅に停車、これ以降は運転手が変わり、伊豆急行線へと入っていく。

 

食事が素晴らしかった、量も適度であり、全てがベスト!

 

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時刻は13時30分少し手前、あと1時間50分ほどで終着駅に着いてしまう、

生演奏を楽しみながら食事を終えて、あとは伊豆高原駅で30分間の散策、その後は車内見学をして、東伊豆海岸線を走り、終着駅・伊豆急下田駅へ・・・。

さて、楽しい時間の折り返し地点だ!

 

伊豆旅行・豪華列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」に乗ろう!【2-1】 完

 

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