「竹原・憧憬の路」
将来プラン(FP)に上げたように、ようやく実行するときが来たのです!
竹原・憧憬の路2016、スタートです。
竹原とは、広島県の中央に位置する都市であり、安芸の小京都と呼ばれてます、
古い町並みがあり、皆で取り組んでいるという姿勢に大変好感が持てる町です。
散策して楽しい町、というのが私の感想です。
実際に行くと強く感じるのですが、アニメの「たまゆら」を町・住民で押している場所でもあるのです。
アニメと村おこしについて、語れるほど詳しくはないのですが、僕の田舎では失敗してますが、
竹原は成功していると思います、合ってますよね?
以前の広島旅行で竹原に行った際、竹原は私のお気に入りの町になった、
「なぜか?」と言うと町としてのバランスが良い、古い町並みのような観光資源があり、
町も商圏として、それなりに成功をしている、そして瀬戸内というエッセンスが入り、
お気に入りの町となったのです。
それでは旅行記スタートです。
8:10 東京駅発・のぞみ15号に乗る。
電光掲示板が英語になっており、外人さんが写っている、外国の駅みたい・・・?!
いつも通り東海道新幹線は混んでます、しかも3分後にまたのぞみが出発する、
ここだけみると山の手線なみである。
お茶とチョコとメンチカツサンドを買い込み、出発進行!
終始、隣席には乗客があり、周りも同様であった、
東京から広島に行くとなると新幹線で距離にして820km近くある、そうすると天気も様々であり楽しい、
雨の降りそうな天気から一転して雲一つない晴天にもなる、あと変な建物や看板なども所々にあり、
やはり窓側が楽しいのである。
11:44 福山駅到着
のぞみ15号よ、さらば。博多で行ってらっしゃい。
レールスター、こんにちわ。
まずは、ホテルに行き、荷物を預ける、フロントには22:00頃に戻ると告げる、
今日は先は長いのである。
ホテルは駅から徒歩1分であり、最高の立地のビジホである。
福山城に向かう、ビジホに負けず、こちらも駅から徒歩1分である。
乗り換え待ちのプチ観光に最適です!!
階段から振り返ると、福山駅が!
うーん、萌える光景だ。
福山城伏見櫓・筋鉄御門を通り抜ける。
これが福山城である!!
しかしテンションは上がらず、少し城の知識がある人ならわかるだろうが、
ここは城というより博物館である。それでもお金を払い、展望台にのぼる。
この季節はほとんどのお城では菊花展が開催されているよね。
天候はどんより、人はまばら・・・、がんばれ福山!!
福山城の展望台より。
中国地方では知らない人はいない!!、関東でも実業団駅伝とかではおなじみだよね。
菊花展・盆栽展が開催されてます、でもどこでもあまり人気はないよね。
次は通常タイプのこだまが登場、パシャリ。
どっかのCMでも言っていたけど、新幹線を見るとテンションが上がる。
気になるものがあったので、パシャリ。
「名城すごろく!! 武将すごろく!!」 どんな「すごろく」だ!!
そして、「100年物語」とは??!!
館内は城の中とは思えない、博物館である、中には撮影禁止と撮影Okが入り乱れる・・・。
時間通りに福山城を出る。
12:31 福山発に乗車、尾道に向かう。
12:51 尾道駅到着。
尾道は2回目の訪問である、もう10年近くになるのかな~。
その時はなれない自転車の旅で体調崩し、良い思い出がない尾道観光となった。
ロードタイプの小型車がある、これは欲しい。
尾道駅の遠景。空は引き続き、どんより・・・。
さすがは一大観光地、人はそれなりに多い。
「古寺めぐり」は魅力的なものだが、今日は時間がないので却下とする。
少し道をそれ、あるお寺に向かう、尾道は猫の町、まずはクロネコと遭遇。
こんな感じの良い坂道がある、歩いていて楽しい。
でも時間が気になる・・・、時間を気にしない散策がしたいな。
階段はさらに険しくなる、しかし楽しい・・・、時間があればもっと散策したいのだが。
陸橋から尾道城を仰ぎ見る。
陸橋を渡り、商店街にルートインする。
商店街に続く、階段。 全天候型の商店街に入る。
地方の商店街はどこもシャッター街であり、活気がなかった・・・、
でもここは違う、たしかに半分ほどはシャッターで閉まっていたが、地元と観光客でほどよくブレンドされているのだ。 しかもこの商店街がものすごーく長い!!
それを抜けると、千光寺へのロープウェイ乗り場が見えてくる。
高架下をくぐっていく。
ロープウェイ乗り場の隣に神社があるので、ちょっと寄り道してみる。
艮神社、うしとらと読むらしい、読めないよ・・・。
神社に上にロープウェイが走っている珍しい神社。
珍しい手水舎、これは亀なのか。
社殿。
脇に道があり、ここから千光寺に向かうことできるのである。
のぼっていきます、人は数人歩いているのだが、本当に千光寺に続いているのだろうかと思いながら歩く。
尾道、2匹目の猫に遭遇。 品がある猫だ。
歩いていると怪しい音楽と歌声が、どこの民族音楽なのか、
一見ミスマッチにように思えるが、これはこれで良い怪しい雰囲気を作り上げている(笑)
楽しい小路が続く。 猫に関する装飾が目立つ。
かなり登ってきたらしく、三重塔より尾道水道をみることができる。
ようやく参道らしくなってきた、千光寺はもう少しだ。
三匹目の猫に遭遇、猫が現れた!!
摩崖仏など、途中はいろいろなものがあり、飽きることはない。
1つ1つに気を取られると時間が無くなる~!のでほどほどに。
三十三観音堂の大念珠。
手を綱を引き続けると数珠がカチカチと落ち、煩悩を打ち消してくれるらしい。
ぼくには煩悩がないので必要がないのだが・・・・・。
三十三観音堂には関西一円の観音霊場の御本尊33体があり、ここでお参りすることにより、
これらの霊場を巡礼したのと同じご利益があると伝えられている。
このあたりまで、10分から15分ほどで上がってこれる、だからロープウェイは乗る必要はない。
護摩堂がある。
千光寺の名の由来との説も・・・。
奇岩もあり、千光寺は複雑な形をしている
絵になる光景、意外と小さなロープウェイ。
正直、足腰の強い人はロープウェイに乗る必要はない、小路を楽しみ、ゆっくり登ってくるのが吉である、
人によってはいろいろな発見があるだろう。
鎖場もあり、のぼることができる、なかなかスリリングだな。
前回来た時は上りましたよ。
千光寺にはお守りなどを売っているお店?が多いのだが、
そこのおばちゃん(お婆さん)が非常に熱心に進めてくる。
商売熱心と言ったら悪いかな・・・。
帰りも当然歩いて降りる、途中からルートを変え、行きとは違う道に入る、尾道駅側に移動した形となる。
線路を渡り、道路を渡ると、再びある商店街にルートインとなる。
商店街に入る、ベッチャー祭りとは一体??!
尾道本通り、商店街の始点である、しかも長く、さらに別に商店街に続く。
尾道が広島圏であることを再確認させられる、どこからかのお店からカープの応援歌が高らかに流れていた。
貨物列車が通過する、尾道はよく貨物列車と遭遇する。
空はいつの間にか晴れてきている。
尾道駅の空も来た時の光景とは全く違う、晴れ晴れしている、この良い旅になる!(適当)
駅構内にはカープ仕様の自転車がある、これは欲しい!!
14:31発の糸崎駅行に乗る。
糸崎駅乗り換え、三原駅乗り換えで忠海駅に向かう。(乗り換えが多い・・)
まるでカープの継投とおなじだ。
電車を待っているとまた貨物と遭遇。
尾道は坂と猫と貨物列車の町と認定!!
三原駅から呉線に乗車、呉線はKIT屈指のお気に入り路線である。
海に沿って走り、なんとも言えない旅情をあおるのだ。
明日は車でこの道を走る予定である。
15:15 忠海駅到着
閑散としているが、降車客は結構いた。 なぜ、忠海にきたのか・・・?
※ちなみに 「ただのうみ」を読みます。 力士の名前みたい?!
ここにも古い町並みがあるとネットで読んだことがあるのだ、
あと少し気になるスポットもあるので、きままに途中下車をしたのだ。
ただの住宅街に入る・・・。小さな看板はあるんだけど。
珍しい二宮尊徳である。
やはり尊徳は立っていないとね。
標高約20mの丘陵上にあり、沼田小早川氏の一族、浦宗勝の水軍城跡。
普通の人はこの城を知らない、知っている人は城マニアである。
アクセスは駅から徒歩10分もかからない、竹原方面に線路沿いを歩き、2つ目の踏切を左折するのだ。
少しだけ登ります。
すぐに頂上に着きます、瀬戸内海が見える。
山に登って海が見えるだけで感動するよね?
すこし、日が落ち掛け、雲が多くなってきた。暗雲がたちこめるか・・・。
ん? 忠魂碑。深く考えるのはやめよう。
遠くに見えるのは、石風呂温泉である。
ここは水着で入る混浴らしい。
石風呂温泉はここから歩いて10分ほどかな。
隣に床浦神社という少し気になるスポットがあるのだが、時間がないので駅に戻ることにする。
目当ての古い町並みを見たかったのだが、発見できず。
徘徊していると社を発見、お参りをすることにする。
さい銭箱がなく、正面の穴に入れる仕様になっている、珍しい。
前のスーパーからカープの応援歌が聞こえてくる、気分が良い町だ!!
旅館あかだま、気になるので写真に撮ってしまった。
ここも駅から徒歩1分の好立地である!!
15:48に忠海駅に到着
16:06発の広行に乗り、本日の最終目的地・竹原に向かう。
呉線メインの旅のいいかもしれない、島旅を加えればもっと楽しくなるはずだ。
そしてうさぎである!! 忠海と言えばうさぎである!
しかもハイセンスなうさぎである、手を上げ挨拶をしているように見える。
大久野島には多くの野生のウサギがおり、そこへのフェリーが忠海港から出ている。
「ウサギの島」または、「毒ガスの島」と言われている。
16:28 竹原駅に到着。
いつも以上に人が降りているのだろう、2回目だが、以前はほぼ0人と記憶している。
竹原のマークはもちろん、竹姫!ではなく、かぐや姫である。
この絵もなかなかハイセンスだ、ウサギと同じ作者だろうか?万人に受け入れられる素晴らしい絵である。
そして駅構内のハイセンスなセブンイレブンである。始めて見るタイプなので、思わず撮ってしまった。
竹原駅のロータリー。
割と質素な感じで可もなく不可もなくといった感じかな。
しっかりと観光MAPもあり、その辺りにぬかりはない!さすが竹原!!
さて、町並み保存地区に向かうか。
ここからが今回の旅の最大の目的である。
駅から出て商店街に向かうと大勢の集まりに遭遇した、
たまゆらのイベントが開催されていた、多分声優の方と思いますが、
儀武ゆう子さんであると思います、もう1人はわかりませんでした。
すっごく盛り上がっており、16:50頃にはイベント終了、次は20:00頃とのこと。
憧憬の路が17:00スタートの為、それに配慮した時間設定なのだろう。
道の駅・たけはら
今は寄らず、通過するのみである。渡ったすぐ先が古い町並みの入り口となる。
この奥が町並み保存地区の入り口となる。
前回は人が全くいなく、寂しい訪問だったのに・・・・・。
先に人の集団がいる、さらに近づく・・・。
「竹原やっさっさ流し踊り」 という。
踊りに魅了されて参加する人が年々増えてきているとのことだ。
歌い手のおじさんが良い感じだぞ。
17時の鐘の音とともに踊りが始まる。
両サイドにギャラリーが多くいる。目に前の外人さんも決まっていた。
途中で踊子さんの掛け声が入る。良いアクセントになっている。
来年はもっと人が増えればよいな~。
踊りの列は長くない、多くの人が最後尾についていく、KITもついていくが
ついていくというより、向かう先が同じなのである。
追い越し、追い越されながら、写真を撮っていく。なかなか楽しい。
西方寺で踊りは一旦終わり、休憩となるらしい。
西方寺からは竹原の町を一望できるので眺めは良い、さっそく登ってみることにする。
観光客は多く、ひきりなしに人の往来がある。
普明閣、ここが竹原の最高地点になるのかな?
遠くに瀬戸内海をみることができる。ポイント高し。
竹原も瀬戸内の町であるとしみじみ・・・・・感じる。
降りる時には、竹に灯りが灯り始めていた。
でもまだまだ明るい、町を周っているといつしか夜の帳がおりていた。
最も撮影していた人が多かった、隙を見て撮影をする。
皆の思い・願いが書かれた紙灯り。
とんぼが秋を感じさせる。
IラブCARP、皆の思いは1つ!! 竹原・広島の人達とはおいしいお酒が飲めそうだ。
竹灯りのトンネルが良かった、何回も往来してしまった。
その隣の芝生には・・・
マッサンとリタがいました。
ミッキーマウスでもないし、雪だるまでもないし・・・、深くは考えない。
💛の形。
照蓮寺を横手から登る。
こちらが正面階段となる、階段を使いカープ愛を表現。
どれもキレイだ、
都会のイルミネーションとは違い、竹を介して灯りをともす、この風情と温かみのある灯りが良いのだろう。
おなかが空いてきたため、焼き鳥をだべる、かなりデカいので2つ食べたら、満腹となった。
高いけど、祭りだし、旅行だし、地元にも還元しなくてはね。
おじいさんが竹笛?を披露してくれます。
名残惜しいが、19:50頃となり、20:30の呉線で帰らねばならない、駅に向かうことにする。
商店街のアーケードが怪しい感じに灯っている。
これはやばい・・、皆ものすごく盛り上がっていた。
音頭とサンバ?を繰り返し踊っていたが・・・、竹原駅まで平行して歩いていく。
先頭には、軽トラックにのったももねこ様がいた。
これがご神体か?
竹原駅もすっかり夜模様に。
いってきます、ありがとうござました。
ではホームに向かおう、階段を登り隣ホームに移動する。
ホームは混雑とはいかないまでも、一列にはすでに20人前後は並んでいた。
KITはかなりの後列であったが、座れました。
列車もカープ仕様、これは撮らなければならない。
21:08 三原駅。 三原はたこで有名な町だ。
こだま762号 21:28発で福山に向かう。ホームには5・6人しかいない・
のぞみの通過がものすごい、空気が震える。
定刻通りに福山駅に到着する。
福山のCOOC壱番屋で遅い夕飯を食べて、第1日目は終了となった。
2日目に続く。