今回の宿泊記は1年前の冬のものとなる、
現在では引退してしまった国鉄型車両185系・特急踊り子号が登場する、懐かしさを感じながら振り返ってみよう!
三島に用事があり前泊することになり、宿探しとなった。以前より気になっていた三島駅前のエクセル東急ホテルをチョイスした、エクセルホテル東急は新しく客室も洗練されており失敗はないと勝手に考えている。
東京駅、ここから旅日記が始まる!
カサの隙間から見えるビルの夜景が好きだ、夜の出発も旅の高揚感がある。
(純粋な旅じゃないけど・・・。)
新幹線こだま号しか停車しない三島駅に到着!
ここももう静岡県、こだま号は東京を出ると品川・新横浜・小田原・熱海に停まる、ホームの向こうに見えるのは東急ホテル・・・あそこだな。
こちらが三島駅南口、JR在来線や伊豆鉄道駿豆線がある方だ、その駅前ロータリーの一角にエクセルホテル東急が建っている、見ての通りこの地区では圧倒的な高層ビルだ、これは景色が良さそう、立地は駅から徒歩1分、完璧な駅至近だ。
2020年6月にOPEN、新しくきれい、フロントは2階にあり、レストランなども入居していた。
エレベーターなどは無味乾燥、いい意味で!
ここのホテルはグレー?シルバー?を基調としたカラーリングをしている、なかなかシックでいいかな。
見ての通りの縦長の造り、その左右に客室が配置されている、その為、眺望は完全に分かれている、右側が富士山ビューであり、トレインビューにもなっており、左側は・・何が見えるのだろう・・・。
ホテル予約でも富士山ビューと記載されているので、そちらを選択した。
客室に入ってみると・・・・
「お! いいじゃん!!」というのが正直な感想。
高級感はないけど、色の使い方がよく、チープさを感じない。
感想は「お! いいじゃん!」
木を多くつかっている感、それがやわらかい雰囲気を醸し出している。空気清浄機もシャープだね!
液晶テレビは大型、32型かな・・。
スペース活用するには壁掛けが一番ということですね。
このあたりも他とは少しばかり異なる、瞬間湯沸かし器は珍しい薄い緑色、カップも緑を生かしたツートンカラー、さらにはグラスの底は富士山の形をしている。
もう一度言ってしまおう・・・「お! いんじゃない!!」
その下には冷蔵庫がきっちりとインしている。
窓際には丸机とそれぞれが異なるソファーがおかれている、カラーはまたまた表現しづらい薄い緑色?? 奥のソファーはかなり快適な座りごごちだった。
ハンガーは必要数以上にある、中には足りないホテルも稀にある・・・・。特に冬なんて、コート・セーター・シャツ・スラックスで最低4つ必要、場合により5つは必要かもしれない、靴下も翌日使うならリセッシュしてのハンガー掛け(笑)とする人もいるだろう。
手洗い場は稀にある客室内にあるパターン、木枠の隣りはすぐにベッドだ。
アメニティーもここオリジナルだと思われる、
最初はエクセルホテル仕様かな・・と思っていたが、どうも違うらしい。
水回りですが、先ほども書いたけど、洗面所がないため、その中には洗浄機付きトイレと浴室・シャワーしかない造りになっている。
シャンプー類など、スゲー独特な色だ。
ナイトウェアも他とは全く異にする作りだ、多くは白色のワンピースタイプかセパレート式なのだが、ツートンカラーになっており、さらに富士山の刺繍が施されている、完全なこのホテルだけの特注品だ。
外の景色を見てみよう。
JR東海管理の東海道線が入線してきた、暗すぎて判別が難しいのだが。
こちらは東京・神奈川でよく見かける東海道線の車両が入ってくる、行先は沼津と書かれている。
三島の次の駅は沼津となる、沼津にもたまには行ってみたいとも思う。
ホームの傘により、奥のホームに停まる列車は非常に見づらい。
隣りのホームなら、さらに視認は難しくなる。
夜も遅いので乗っている人は限定的、空いているシートが目立っている。
さらに真下には伊豆急行駿豆線のホームがある、かなりギリギリなので全体を見ることができないのは残念だ。
さすが日本の大動脈、夜は何本もの貨物が通過していく。
貨物線は三島に泊ることはないので写真はブレてしまうけど、デザインからランテックと福山通運ということはわかる。
新幹線はというと、駅舎に囲われているため、ほとんどが見ることができない、画像はホームから出た東京行き新幹線。
本日のおやつ・・。
三島のローソンで買ったのだが、丹那牛乳のバームクーヘン、これはスマッシュヒットでかなり美味しいのだ。
客室カードキーも富士山をあしらったデザインになっている。
今、時刻は5時25分、サンライズ瀬戸・出雲が通過していった。
早朝、雪を冠した富士山がうっすらと見えてきた、この光景がこのホテルの最大の醍醐味である、その名も「富士山東急ホテル!!」
刻々と富士山がその姿を見せてくれる、これを眺めているだけでも楽しいものだ、しかも富士山には一切の雲もかかっていない、これはラッキー、でも時間がたてば必ず雲がかかってくる。
夜が明ければ、新幹線もより鮮明に見ることができるようになる。
こちらは名古屋方面に走っていく新幹線、かなり距離があり視認性は悪い。ホテルの影が新幹線ホームまで長く伸びている。
このホテルは新幹線ビューを売りにしているわけではないので仕方がない、おまけ感覚でいいだろう。
そうです、主役はこちら!
霊峰・富士山
モーニングコーヒーを飲みながら富士山を眺める、これが日本人の幸せでしょう!
※諸説あり
本日の朝食、スガキヤのラーメンを購入、関東圏にはないラーメンショップらしい、まったく馴染みがないので説明はできないが、東海地方、とくに名古屋方面にしかないらしい?!
では駿豆線といえば、ラブライブのラッピング車両だ。たしか、運行期間を過ぎているが、運行延長となった、まだまだラブライブは続いているので是非長く運行していってほしいものだ。
ラブライブの第二作目の「ラブライブサンシャイン」の舞台は沼津市三津地区、非常にマニアックな場所なのだが、その影響により沼津市の経済効果は高いという記事を見たことがある。このアニメにより救われた店舗などがあるとすれば、その効果は数字以上の価値があるといっていいのかもしれない。
こちらの車両はホテル滞在中、3往復しており、3度見ることになった。それだけ三島と修善寺の距離は近いということの裏返しだろう。
また別のラブライブラッピング車両が入線していくる。運行日程や時刻は公式HPにも掲載されているので確認してからいってほしい、運行されていない日もあるので注意が必要だろう。
ホームに停まってしまうと、こんな角度でしか見ることができない、映っているのは3年生の松浦果南だ。
私個人的にはJR東海の車両は好きではない、こちらの車両もちょっとね・・という感想だ。
顔だけ白く、あとは銀色、JR東海ファンの皆様にケンカを売っているわけではありませんので誤解なく。
この貨物列車は全て同じ、こちらはトヨタ自動車の専用貨物、先ほどは西濃運輸専用・福山通運専用が走っていった、ヤマトもたまに見かけるのだが、佐川急便は見た記憶がない。
そして本日のメインイベントが登場!!
185系特急踊り子号
引退が近いということもあり、三島駅には多くの人が写真撮影をしている。
※撮影日は2021年2月下旬
通称・修善寺踊り子といい、熱海駅で伊豆急下田行き(10両)と切り離し作業を行い、
5両編成で修善寺へと向かう。この10両と5両の差に観光地としての差を感じてしまい、少し複雑な思いだ。
現在停車しているのはJR 東海のホーム、これより伊豆急行駿豆線の線路を走り修善寺へと向かうことになる。
まずはお隣りの線路へと分岐していく。
さらに駿豆線への線路へと入っていく、この段階で2つのジョイントを経ており、
車体がおかしなことになっている。
そして完全に駿豆線へと入り、走り去っていった。
では朝風呂へ行こう!
大浴場は最上階にありエレベーターホールには富士山の景色の春夏秋冬が流れていた。
最上階には休憩ルーム兼展望室にようになっており、三島駅と富士山を一望することが
できる、富士山ビューの客室ではない人はここで楽しむことができる。
このようなモニュメントもあり、けっこういい感じ。
私の客室階より高いので新幹線のホームが少しだけ見ることができる。
お隣りにはトレーニングルームがあり、富士山とは反対側の景色を見ることができる。
「展望風呂 富士の湯」
行ってみよう!!
↑ 展望風呂
最上階から三島駅を見下ろし、富士山を仰ぎ見る絶景風呂!!
駅の真上にて、温泉に入り、それを見下ろす・・・なんだか不思議な感覚だ・・・。
↑ 内風呂 湯気が少しだけ邪魔するけど、こちらも絶景風呂!!
温浴施設 | JR三島駅南口・伊豆箱根鉄道三島駅 徒歩1分 富士山三島東急ホテル【公式】 (tokyuhotels.co.jp)
◆上記2枚は公式HPより
チェックアウト後、南口の噴水広場で時間潰し・・・。正面には富士山三島ホテル、右にはJR三島駅です。駅前なのに泉が湧き出ており、水路には清流が流れるという最高な立地だ。
三島駅JR線ホーム、これから熱海経由で伊東へ向かう。
野暮用があるためだ。
三島東急ホテルが見える、
あの最上階には大浴場がある、実質駅の隣り、最上階に露天風呂があるのは、
なんだか不思議な感じでもあり、また来たいと思えるものだった。
清流の町・三島、その流れを眺めているだけでも心休まる、そんな場所だ。
列車と絶景風呂へ! 富士山三島東急ホテルに泊まろう! 完