鶴見川の旅・最後の章「河口域編」・・・もうゴールは近い!
東急東横線の綱島駅から歩いて鶴見川まで来た、まさに川沿いは春の景色となっていた、多くの人がレジャーシートを敷きピクニック、日向ぼっこを楽しんでいた。
ここは河口から9KM地点、まだまだ河口は遠い、とはいえ川幅は広くなり、そろそろ河口は近いなという雰囲気が出てきている。
こちらは鶴見川のマスコットキャラ(?)のバク、鶴見川の流域を見るとバクの形になるという・・・すごい発想力だ。
(星座の発想力並みだろうか。)
果たしてバクに見えるだろうか、オレには見えるぞ!(笑)
東急東横線が通過していく、これから菊川へ出て東神奈川経由で鶴見駅へ向かうことにする、そこから最終ステージ・鶴見川河口を目指します。
鶴見川案内看板
ここ綱島は源流から33.4KM、河口まで9.1kmという地点にある。
源流方面を見ると山が見えている、それらもあってか、のどかな景色に思える、でも鶴見川源流が山にあるわけではない。
すぐ近くには新幹線も走っている、綱島駅から約800mほどの場所にある。
防音壁であまり車体は見ることはできない。
ここから4kmほどで新横浜駅に到着する、新幹線ならもうドア前で待っていてもいい場所なのだ。
東京駅を出ると、新幹線は目黒川・多摩川・矢上川を渡河して、鶴見川へ入っていく。
綱島から鶴見へ電車で移動してきた、ここからはレンタルサイクルに乗り換えて河口を目指す、これは「ダイチャリ」といい、最近のマイブームだ。
佃野公園までやってきた、ここでも春の景色が広がっていた、のどかだな~と感じる、やっぱり春っていいな!
ここにはJR線が集中しており、横須賀線・東海道線・京浜東北線、相鉄JR直通線などが通っている、今走っているのは相鉄車両のJR直通線だ。
横須賀線が通過、ここに数分いるだけで何本もの列車が通過していく。
JR線から500Mほど離れたところに京急線が走っている。
潮鶴橋から鶴見川を眺める、源流から来ているので、ここからはゆっくり噛みしめて行きたい。
鶴見川右岸、ここは住所的には生麦となるのだろうか、正面にはついに「トゥイニーヨコハマ」が見えてきた。
ここで鶴見線が通過していく、これが鶴見川の旅の最後の路線となる、それにふさわしい鶴見線だ。
「鶴見川河口干潟」
JR鶴見線・国道駅から約400M、徒歩5分ほどの距離となる、ここ河口干潟は鶴見川らしい場所であり、貝殻が敷かれた人口海岸となる。
鶴見川河口干潟
左岸にシフトチェンジした、その理由は次の画面を見てくれればわかりますが、もう一つ大きな理由があり、それは「真の河口」へ行くためには左岸からアクセスすることになる。
鶴見川0.0KM地点
河口から0.0KM・柱
0.0KMといえど、川はまだ先へ流れている、まだ鶴見川は終わらない。
「では、さらに先へ行こう!」
鶴見小野駅脇を走り、さらに自転車を進めていく。
工場に囲まれた道を走る、ここは車も少ないし、舗装もされており、走りやすい道。
突き当りには資源循環局鶴見工場があり、右へいけば「ふれーゆ」という施設がある、これから向かうのはさらにその先となる。
鶴見小野駅→ふれーゆ
この右隣りには鶴見川が流れているが、背の高いフェンスにより見ることができない、最後の直線だ。
相棒はここに停めて、歩いていこう。
あのフェンスの向こうが鶴見川河口となるが、先客の釣り人がいるので近づくことができない。
「スイマセン、鶴見川河口を見たいのでちょっといいですか・・・。」
とは言えないよな~(笑)
「トゥイニーヨコハマ」
これが鶴見川河口のシンボルタワーでもある。
今日の数時間前にいた多摩市よこやまの道にある展望ひろば(鶴見川源流域・最高度地点)からのトゥイニーヨコハマ、ようやくそれに到達した。
ここは末広水際線プロムナードという場所、ここは釣りのメッカとなっており、周りには大勢の釣り人たちであふれている、そして遠方には横浜ベイブリッジが見える。
こちらは鶴見つばさ橋、きれいな橋だ、しかし海はきれいではない。
ヨコハマの海は心の目で見なければならない(横浜市民の主張!!)
この公園はけっこう広く、曲がり角の向こうにまで広がっている、そこからは鶴見線の海芝浦駅を見ることができる。
鶴見川河口をしっかりと見ることはできなかった、しかし鶴見川河口域は見ることができた、それでゴールとしたい。鶴見川すべてを歩いた、走り抜いたわけではないけど、源流・河口の旅は実に面白いものだった、いつかは歩いてみたいとは思うけどね。
では次の源流の旅で会いましょう!
鶴見川を歩こう!(河口域編) 完