姨捨駅からは絶景を見ることができる、次の列車まで40分ほど空いている、40分で姨捨散策を堪能できるのか?!
この列車は臨時運行の特急信州、長野から乗車して姨捨駅で見送った。
篠ノ井線・姨捨駅、ここは姨捨山の中腹に位置する。そして散策のスタート地点、特急列車のお見送りをしていた為、散策の時間はそんなにはない、急いで行こう!
まずは、善光寺平側へ行く為に線路を渡る、これは姨捨駅からの引き込み線であり、ここに列車が留置されることはあっても、通過することはない。
まずは留置線をわたる、しっかりと左右を確認してから渡ろう!
さらに下には篠ノ井線の線路が走っている、姨捨駅に停車しない列車は、この線路を通り、姨捨駅を見ることはできない。
ここも踏切は無い田舎仕様、しっかりと左右確認して渡りましょう。
長楽寺に行く前に、姨捨公園に行ってみようと思う。
姨捨山は名からわかるような棄老伝説で有名な地である、さらには松尾芭蕉や小林一茶などの俳人が訪れる景勝地でもあった、その歴史は深く今昔物語、大和物語などにも登場する。
そんなこともあり、このような歌碑が置かれていたりする、この内容が変わらないのは、ご容赦を。
姨捨公園の案内版
これが姨捨公園からの眺め。
善光寺平とは、長野盆地のことであり、盆地を平野と表現している。
善光寺平には,千曲川が流れて、右側斜面には棚田が見える、さらにはその風景を囲むように山々がそびえ立つ、確かにいい景色だ。
日本三大車窓といわれるだけのことはあると、納得感はある。
また、田毎の月ともいわれている、これは斜面に並ぶ、いくつもの田んぼの水面に月が映り、それが移ろう様を表している、それが名月の里ともいわれる所以であり、その夜景を撮りに来る人も多い、また夜景を見るための特別列車も走る。
少し視線をそらすと、篠ノ井線の線路が見える、本数は少ないので、都合よく通過するはずはないけど。
さらに上がれる階段があった、これは行くしかない。
そこには祠が五つ並び、そこからも善光寺平が開けていた、でも先ほどと大きな違いは無い。
では、長楽寺へ行こう!
長楽寺はこのつづら折りの坂道を下っていく必要がある。
はるか向こうに少しだけ見える絶景。
石仏を見ながら坂を下る。
駅から長楽寺へは約12分ぐらいだろうか。
こちらには石板がある、何がかかれているかは・・わからない。
そして到着、まずは右側へ行こう。
こちらは姨石という場所、気をつけて上がってみよう。
ここからも善光寺平を見ることができる。
高さは約15mもある巨大な岩の上に立っている。
こちらは棚田方面。
こちらの茅葺屋根は観音堂という。
では、観音堂にいってみよう。
観音堂からは境内が見える。
ここにも回向柱があり、ご開帳をしているのだろうか。
ここにきて、列車の時間となってしまったので、残念ながらここで引き返すことになった、姨捨散策には90分ぐらいは欲しかった、そしたらお店などにも周れてのだろう。
向こうには駐車場と何かの施設がありそう、だが駅へ行かねば。
帰りは坂なので息を切らせて上がっていく。
篠ノ井線が1時間に2本走っていれば問題ないのに・・・と無謀なことを考える・・。
散策時間は40分では少なかった、最低でも60分は欲しかったと後悔したが、もう遅し!
看板に従い、姨捨駅へ。
(先ほどとは違うルートで上がる)
通過線を渡り。
姨捨駅への引き込み線も越えていく。
かなり急いできた。
駅に着くと同時に長野行きの普通列車がきた、かなりギリギリだった。
ここは無人駅なので、そのまま列車に乗り込むことができる、これはある意味助かった。
また、いつか来たいと思う。