KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

2023年3月一時閉館、鎌倉文学館へ行こう!

今回紹介するのは鎌倉文学館

私のお気に入りの場所でもある、4年間の改装工事のため、しばしのお別れとなる。

 

近くのコインパーキングに車をイン、鎌倉文学館専用の駐車場はないので、自分で探す必要があります、公共交通機関で行く場合は江ノ島電鉄長谷駅から徒歩8分となります。

 

鎌倉文学館の交差点を曲がります。

近くには長谷寺、さらに少し歩くと鎌倉大仏があるので、併せて散策することをおすすめします!!

 

曲がった先は・・住宅街、この先に本当にあるの??

「あります!!」

その突き当たりに入口があります。

 

こちらはもう鎌倉文学館の敷地内、緩やかな波状の坂道を歩きます、先ほどの喧騒が嘘のように静かな時間が流れている、新緑の季節などは、木々のトンネルがとても美しい。

『雰囲気がよいのだ!!』

 

かつての正門だろう、ここは旧前田侯爵家の別邸です、その後様々な経緯を経て鎌倉文学館となります。

 

企画展があるので、何回も来ることができる、でも文学に興味がない人は退屈らしい。看板に書いてあるように、2023年3月27日から改装工事となり、長期休館となります。

 

『長楽寺跡の碑』

源頼朝の菩提を弔うため、北条政子が建立したのが始まりであり、3代執権・北条泰時が伽藍などの整備を引き継ぎ、完了させたといわれている、ここは受付の手前にあるので見学は無料です。

 

その後、新田義貞らの鎌倉幕府討伐のおり、火災により消失したという、それからは加賀前田家の別邸が建つこととなる。

 

こちらで入館料を払います。

 

鎌倉文学館:神奈川県鎌倉市長谷1-5-3

 

招鶴洞という隧道を歩きます、文学の世界にようこそ、といっているようで好きな場所だ。

 

源実朝の詠んだ歌がありました、『13人』を思い出すな〜。

 

三島由紀夫の小説「春の雪」のモデルとしてかかれているという、今後読んでみようかな・・・。

 

木々の向こうに洋館が見えてきました、左に行けば庭がありますが、まずは館内見学をしましょう。

 

ブルーの屋根に、ベージュがよく合う、実に落ち着いた雰囲気だ。

 

扉を開けると、鍵付きの下駄箱があるので、ここからは素足で歩くことになります、穴あきの靴下でこないよう、気をつけて下さいね。

残念ながら、館内は撮影禁止となります。

 

最奥には休憩室があり、そこからバルコニーにでることができます、カップの自販機もあるので、ここに座り一服するのもいいかと思います、いつもそうしている私。

 

ここに来るまで、鎌倉に縁のある作家たちの原稿、写真、初版本などの展示物がありました、10分~30分ほどの時間となるでしょう。

 

バルコニーからは、広大な庭、そして相模湾を眺めることができる、庭の先にはバラ園があり、その季節になると多くの人が来園する。

 

本当に素晴らしいロケーション、こういう景色は好きだな。

 

よく見ると、ボロボロになっており、かなりのお年を召していることがわかる。

 

こういうのも潮風の影響なのだろうか、これはこれでよい味を出している。

 

では庭へ行こう!

先ほどのバルコニーは2階であり、1階は事務所や特別展示室などがある、この日は別室にてビデオ上映をしており、20分以上見てしまった、あまり文学や鎌倉に興味がない人と来ると、飽きられるので注意だね・・・・・。

 

こちらの女性象には「遠望」とかかれている、景色をさしているのか、別の何かを意味するのかは、わからない。

 

やはり新緑の季節に来たいな・・・と思ったけど、もう3月下旬には一時閉館・・・次来るのは4年後、それは長いな。

休館は2023年4月1日から2027年3月31日を予定している、片付け等もあり3月27日から閉館するとのことだった。

「行きたい人は2023年3月26日までに行こう!」

 

では文学の世界から「元の世界」へ帰ろう!

4年後に会いましょう!

 

帰りは裏道の生活道を通り駐車場に戻ります。

 

「旧長谷子ども会館」

鎌倉市の重要建造物らしいが、かなり傷んできているようにもみえる。

 

こういう狭い道が多いのも鎌倉の特徴。

 

駐車場に到着!!

真っすぐ行くと長谷寺、でも今日はこれで帰ります。

 

2023年3月一時閉館、鎌倉文学館へ行こう! 完