さて、前日は踊り子号・185系の乗り納め乗車をした、区間は横浜・伊豆急下田間だ。
とはいえ、修善寺は最近車で行ったばかりなので当分はいいだろう。
であれば、『長浜城跡にでも行ってみようか。』となった。
ネット検索すると、ラブライブサンシャインの聖地となっている、
長浜城跡ということではなく、その周辺の三津地区全般だ、
さてラブライバーに会えるのか?!
そんな期待と不安に掻き立てられてのスタート!
ということで今、私は新横浜にいます。
いつも通りスマートEXで新幹線指定券を購入した、
指定席は満席、仕方なくグリーン車での移動となってしまった・・・。
今日はうなぎ食べれそうにないな。
三島に向かうので、こだま号の一択となる、7時16分発・新大阪行。
キオスクでは、お茶とベーグルだけを購入、お弁当を食べるほどの時間はないしね。
新横浜を出ると、小田原・熱海・三島と停車していく。
再来週11月30日には相鉄線はJRへ乗り入れ、都心へ直通運転を開始する!
これは行かないと!!!
富士山もバッチリ!!
重厚だな・・・踊り子のグリーン車とは全く違う。
三島駅到着7時51分。
もうポケットに入っているSuicaはただのプラスティックの板だ、ここはTOICAの世界
だ。
一度改札を出て、在来線の切符売場に向かう、新幹線の改札内には在来線の連絡口があ
るが、スマートEXでは新幹線降車駅までの乗車券しか買えないので、
一度改札をでなければならない。
だから乗り換え時間がタイトな場合は困ってしまう。
新幹線改札を出て右へ進むと在来線の切符売場がある。
新幹線の線路を渡るので、通路を少しばかり歩く、かなり急いだので5分もかからず、
在来線2番乗り場に着いた、向こうには久しぶりに見る駿豆線が見えた。
青と白のボディカラー、新幹線も小田急線も同じカラーを基調とする、
たしかに無難な配色ではあるな。
沼津は三島の隣り駅だ、三島駅発7時59分、沼津駅着8時5分。
沼津駅で全員が下車した。(終点だからね。)
沼津駅、静岡で第三の都市だったかな。
1位:静岡、2位:浜松だったと思う。
沼津からはバスに乗り換える。
バス停は北口、南口があるが、南口に向かおう!
いくつかのバス会社がはいっているようだが、
一番奥の8番バス乗り場から三津方面のバスが出ている、少し肌寒い中、10分まど待つ
ことにした。
そして、ラブライバーらしき人を1人ほど見た。
絶対ではないが、このバスに乗るのは城好きか、水族館好きか、ラブライバーしかいな
いはず!?
富士山の頭が見える、少し残念な見え方だ。
そして、ラブライブのラッピングバスが来るのではないかとドキドキしたが、
残念ながらオレンジのベーシックな東海バスだった。
バスは乗客5人を乗せ、定刻8時25分に三島を発車した、整理券を取り後部座席へ。
今はアマゾンプライムビデオを携帯で見れる時代、
早速、『ラブライブサンシャイン』の第2話を飛ばして視聴、三津らしき砂浜の画像を
見ることができた。
『これだ!』
その頃、バスも海沿いを走っていた。
そして降車バス停は長浜城跡バス停、44つ目のバス停だ。
『うへ〜。』
しかし、「JR線を使わず、横浜から名古屋に行こう!」でバスは乗りまくった、
そんな数は余裕なのだ、しかも乗車も降車も少ないので、気持ちよく通過していく。
8時40分、御用邸バス停を通過した。
ここは2週間前に来た場所だ、どうりで見たような景色だ。
そして横を見ると、ラブライブサンシャインのラッピングバスを発見、
写真を撮る間が無かったのは悔しい!!
※ここでワンポイント解説だ。
さっきから書いている「ラブライブ」とは・・・。
大人気のテレビアニメであり、
普通の女子高生たちがスクールアイドルとなり、ラブライブを目指すストーリーだ。
※ライブイブとは『アイドルの甲子園』のようなもの。
ラブライブはシリーズものであり、
『ラブライブ』1期・2期は東京の音ノ木坂学院が舞台となるが、
『ラブライブサンシャイン』1期・2期は沼津の高校が舞台となっている。
ともに廃校(統廃合)の危機に瀕しており、それを阻止するために入学者を増やそう
といった幹がある。
(合っているよね????)
バスは定刻通りに各バス停を通過、
淡島マリンパーク、三津シーパラダイスなど、トロピカルな観光地に停まりながら。
とうとう長浜城跡バス停に到着、その頃には乗客は2人になっていた。
時刻は9時03分を指していた。 (乗車賃は830円だったかな
『東海バス、さようなら!』
その先にいけば、大瀬崎へと行ける、
しかし乗り継ぎをしなければならないということだ、さすがにそんな時間が無く、今回は断念した。
大瀬崎には伊豆七不思議の一つ、神池がある。
他の方のブログを読むと、感動したという内容は一切ないような気がする。
う〜ん、迷うな。
ということで、バス停を降りると目の前には、城跡入口・そして広場が見える。
入口は2つあるので周遊して、帰りは別の方から降りることにする、
城跡のガイドマップはもう一つの口にあるので先が後かはお好みで。
『ながはましろあと』バス停。 ※「じょうせき」ではありません。
バスの時刻表を見ると1時間に1本~3本(主に2本多い)
これなら問題なさそうだ。
『長浜城跡』
そして川を見ると、とってもキレイだ。
ここに住む人には当たり前だろうが、私たちからすればそれだけで感動、
羨ましい限りです。
そしてその先には海が少しだけ見え、正面には富士山!
この写真では見えづらい。
『自宅から富士山が見えます!』
この地区の物件には、そんな注釈がつくのかな?
この川は二級河川・陰野川。
安宅船(あたけぶね)の原寸大の平面表示がある。
重須側ガイダンス広場という。
ここの舞台は15世紀後半・戦国時代だ、安宅船が海戦の主役であった。
堤防と思われる石積みが見つかった・・そのレプリカという。
パネルにて詳しく説明がされている。
城跡に上がっても案内板が多くあり、丁寧に説明がされている印象だ。
では、階段をあがっていこう!
階段は少し急かもしれないが、あとは緩やかな坂に変わり、5分ほどで頂上に着く、
とてもお手軽なハイキングだ。
幟には北条氏の家紋が描かれている。
そして、ちらちら見える富士山と海、
『ここの頂上は最高だ』と途中で確信した!
やはり、最高だった!
城跡でこれほどの景観は『そうない』と断言しておこう。
※城跡単体ではなく、周りの景観を含めるといっておこう。
下に案内板があるが、腰曲輪を通りさらに下の海岸までいける。
下には下りず、さらに上に上がって行こう!
何だか驚きだ、こんなしっかりした造り物が出迎えてくれた。
これは物見櫓のイメージか?!
期待を良い方向に裏切ってくれた!!
では櫓に上ろう、階段はかなり急なので気を付けてね。
櫓を上がるとさらに広場へとつながっている、
『これは!!』
おもしろい造りだ、ほんのちょっと感動した。
この櫓で第二曲輪と第一曲輪が繋がれている。
ここが最高地点だ。
かつてはここに見張り台があったのだろうか。
先ほどの場所より海の様子がみてとれる。
こちらからは三津の町が見える、あれば観光船の船着場か?!
はるか向こうには、武田軍の三枚橋城・沼津があったという、
長浜城はそれに対抗して北条氏政が築城、紀伊水軍の梶原景宗を城将とした。
1580年3月、北条軍と武田軍は重須沖で衝突、翌年も近海で戦闘があったという。
海にはヨットが停泊しており、今でも良港なのだろう。
北条軍の海軍城、最高の立地だ。
引用
©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
©2017 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!
少し見え方が違うけど、同じ場所だよね。
第二曲輪、ここには掘立柱の建造物があった。
この開放感いい!
第2曲輪から細い道に入ると社が見えた。
『弁財天』
規模は小さいが面白い山城だ。
『ここはいい!!!』
そして別の口に出てきた、
こちらが正面になるのだろう、駐車場もこちら側にあるよ。
階段途中には、長浜城のパンフレットがある、北条氏の家紋が大きな主張をしている。
長浜といけば、滋賀のイメージが強いかな。
でも、こちらも負けず劣らず良い城だ。
『いや、KITはこっちが好きだ!!』
目の前には、海の釣り堀が営業している、珍しいな〜。
『長浜釣堀観光センター』
そして、城跡入口にはお手洗いも完備、これは助かるだろう。
周りにはトイレなどはないからね。
この城跡に力を入れているのが理解できる。
しっかりと模型も展示されている、長浜城の形がよくわかる。
かなり立派だ、長浜城跡!!
『いいぞ!!!』
日曜日の朝に清々しい気持ちになった。
三津方面から来ると『長浜城跡 見学者駐車場』の看板が目に入る。
反対側から来ると『釣堀』の看板が目に入る、
少しわかりずらい場所かもね・・・。
予想以上に長浜城跡が良く、気分良く三津の町へ歩いていける!
『ここはいい!!!』
PT 伊豆三津・長浜城跡に行こう! 完