KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

大人の遠足Ⅵ鬼怒川温泉に行こう!(2020年03月01日)

 

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鬼怒川で向える3月1日。

夜が明け、どんな鬼怒川の景色を見せてくれるのかこれが大人の遠足の醍醐味だ

では鬼怒川編2日目スタート!

  

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朝は曇りがち、窓の向こうは想像通りの鬼怒川温泉の景色だ。

鬼怒川渓谷が素晴らしいね!

 

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はるか向こうには鬼怒川温泉の雄・あさやホテルが見える。

※一番奥の薄緑色の屋根のホテルだ。

宿泊料は、この旅館の4倍以上か!?

 

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この川はエメラルドグリーンというのかな?

静かに流れているといった感じだ。

しかし、少し川下に行くと、鬼怒川ライン下りがあり、急流を下るスリリングな体験が

できる。

 

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これが今の全財産だ、お札が一枚も無い。

これからこんな資金で鬼怒川観光ができるのか?

100円12枚、50円2枚、10円12枚、5円3枚、1円6枚・・・・・・。

 

宿泊費をクレジットカードで支払うつもりが現金のみだった・・・。

 

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救いとしては、帰りのチケット(乗車券+特急券)があることだ、

これがあれば新宿まで行け、さらにSuicaで横浜に戻ることができる。

無駄金を使わなければ問題無いというわけだ。

 

※「えきねっと割引20」

あまりにも人がいないので、特急料金を割り引くということ?!

でもありがたいことやで・・・。

 

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こう見るととてもきれいな旅館と思える。

 

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エレベーターに乗ると視線を感じた、上を見ると・・・

けっこうビックリした!!

 

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雑然と置かれたトレーニング器具、どういう空間なんだ?!

 

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フロントロビーからの景色、たしかに絶景だ!

この景色だけなら、あさやホテルと変わりはないはず!

 

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では、チェックアウトを済ませ、鬼怒川温泉散策へ。

 

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とてもよい旅館だった、もちろん、費用対効果からみてだ。

あさやホテルのようにスタッフが並び見送りがあれば、うれしいが、ただそれだけだ。

この旅館のおばさんの「いってらっしゃい」もいいもんだ。

 

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車はそれなりに停まっている、館内では10人前後の人は見た。

 

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では北上だ!

駅とは反対方向に向かう、熱海では車の交通は激しかったが、鬼怒川でもそれなりに車

の往来はある、やはり人気の観光地ということがわかる。

 

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まず最初の橋に向かう、

看板があるので、すぐに見つけることができる。

鬼怒川温泉ふれあい橋』という橋だ。

 

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こんな像も鬼怒川らしいかな。

 

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さすが、有名人気観光地、マップもしっかりと完備している、

こういうのはとても助かるよね。

今回は四角に囲っている範囲内を散策する。

 

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降りた階段を振り返ると、鬼の絵が見えてくる。

鬼怒川の「鬼」だよね。

 

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『このように穏やかな鬼怒川であるが、かつては氾濫を繰り返してきたのかな・・・

そこから鬼が怒る川となった。』

というのが由来かな・・・と思っていたが由来には諸説あるらしい・・・。

 

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この橋は宿泊した旅館の部屋から見ることができた、

今度は橋から部屋を見てみる。

外観はそれなり、増改築をしたような感じだ。

 

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こちらはあさやホテル側だ。

 

まだ見えないね。

知っている人は多いと思うが、鬼怒川温泉には負の遺産が多くある。

それは廃業したホテル群だ。

それが鬼怒川温泉の景観を悪くしており、時折テレビなどで放映される。

 

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バブル期にホテル建設が乱発、この渓谷の両側には多くのホテルが立ち並んだ。

その後、バブルが弾け人の流れが鈍化すると、ホテルの勝ち組、負け組が出てくる。

足利銀行の倒産もそれに拍車をかけたという。

 

鬼怒川の温泉は素晴らしく、多くの人を惹きつける、

だが全てのホテルが埋まるほどにはならなかったのだろう・・・。

 

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空が青くなってきた。

川治温泉はけっこう近い、もちろん車での話だが・・・。

会津であっても59kmほどだ。

 

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東電鬼怒川発電所水路だ、とても目を引く巨大構造物。

その前には東武鬼怒川線が走っている。

 

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鬼怒川線が走ってきた、2両編成で可愛らしい、南会津方面から来たのだろう。

 

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ここはもう使われていないようだが、藤原町水道庁舎とかかれている。

この辺りはかつて藤原町という地区であり、日光市に合併された。

 

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この道路はかなりの車の往来がある、しかも路肩が狭い、これまはまだ広いほうだ。

 

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廃墟のホテルが見えてきた、立ち入り禁止となっており、これ以上は進めない。

「鬼怒川観光ホテル東館」とかかれている。

駅方面に鬼怒川観光ホテルというホテルがあったのだが、

こちらは大江戸温泉グループとして営業している(再生している)

 

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ここも渓谷沿いであり、最高の立地であることに違いはない、

しかしながら閉館することになった。

 

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次の橋が見えていた、車ではぐるっと回り込むが、

徒歩は階段を使いショートカットができる。

 

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『政府登録』のホテル? どゆこと?

 

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坂を下りた先には橋があり、その端には足湯がある。

足湯否定派の私には関係ないが。

(鬼怒子の湯という名らしい)

 

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その足湯施設前には、鬼の像がまたあった。

鬼怒子・・・。

 

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この橋は『くろがね橋』という。

 

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橋にはこんなブロンズ像がある、いいよね、こういうの。

とりあえず、お金があるから何かつくってみようか的なやつ。

カルメン!!

 

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ここからも鉄道を見ることができる。

 

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あさやホテルに近づいてきた、やはり一際目立つ存在だ。

 

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こちらにもブロンズ像があり、さっきよりも官能的だ。

でもこれは芸術なので、PTAからの苦情はないだろう(笑)

 

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全てのホテルが渓谷のすれすれに建てられている、なかなかすごい光景。

川沿いにびっしりとホテルが並ぶ場所はここだけではないだろうか。

 

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どうですか?

これがあさやホテルです。

 

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再び坂を上り、先程の道路に戻ってきた、

この辺りはほぼ路肩が無いので、気をつけて歩こう。

 

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そして次の廃墟群が見えてきた、ここは廃墟が建ち並ぶ場所だ。

 

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廃墟ホテルの階段の隙間から眺めるあさやホテル。 

そう真向いにあるのだ。

 

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もうボロボロだ、しかし解体には至っていない・・・。

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ロープが張られており、人の進入を規制している。

廃墟マニアなどもいるし、入ってしまう人も一定数いたのだろう。

 

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このような渓谷に建てるのも大変だが、解体も相当に大変ことなのだろう。 

ということは解体費用も平地より高いに違いない、

それに権利者がどこにいるかもわからない状態であり、

行政も手が出せないと聞いた記憶がある。

 

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『きぬ川館本店』の廃墟だ。

政府登録国際観旅館とも書かれている。 

 

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ここがかつての人気旅館(ホテル)とは到底思えないほどの廃墟ぶりだ。 

 

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ここにはかっぱの絵が描かれている。

少し寄ってみようか。 

 

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このホテルは『かっぱ風呂』が有名だったらしい、

私は全く知らないのだが、この絵を見ると「そうなんだな・・・。」を思ってしまう。 

 

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 ここだけ時間が止まってしまったかのような光景(絵)だ・・・。

 

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ここには廃墟ホテルが乱立している、

しかも路肩は狭いので車に気を付けなければならない。 

 

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ここは窓がとれており、むき出しになっている。

この管理会社も解体資金がなく、どうにもできないのだろうか・・・。

対岸には栄に栄えているあさやホテルがあり、その真向いには廃墟が並ぶという。

とても考えさせられる光景だ。 

 

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そのお隣りにも「元湯 星のや」という名の廃墟ホテルがある。 

このホテルの創業は古く大正まで遡るらしい・・・。

 

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そしてその廃墟ホテルの横を通過していく東武鉄道線。

この列車は鬼怒川温泉駅を出て、次の駅鬼怒川公園駅に停車する列車だ、

もうすぐ減速する距離だ。

列車からも廃墟群を見ることができる、知らない乗客は驚くかもしれない。

 

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あそこを曲がればすぐ鬼怒川公園駅がある、

駅には用が無いので、手前でUターンすることにする。 

 

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滝見橋(吊橋)を渡り、今度は反対岸を歩き鬼怒川温泉駅を目指すことにする。

 

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しかし歩いている人がいない・・・。

ここまで1名しかすれ違っていないという、今日は土曜日だよね?! 

 

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吊り橋だけあってけっこう揺れる、

揺れるのは大好きなのでわざと揺らしてみる、なかなか面白い。 

人がいたらできないからね、今がチャンス!!

 

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こちらはもういかない方向の景色、向こうに見えるのは廃墟だな・・・。

 

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こちらは先程通った廃墟ホテル群だ。、吊橋から川越しで見る。

 

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鬼怒川らしい景色となってしまった感がある、廃墟ホテル群。

その真向いにはあさやホテルが君臨している、部屋からはよく見えるのだろう。

 

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橋を渡った先には公園があり、ここにも銅像があった、

こちらは「鬼太」

 

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こちらには「鬼怒太」

何かに悩んでいるのか・・・。 

 

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では鬼怒川温泉駅に向けて歩いて行く、

道路脇を歩くのはツマラナイので脇道に入っていく。 

 

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あさやホテル前を通過中。 

ホテル従業員が見送りをしている光景を目にした、さすがあさやホテルだ。

 

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 中は吹き抜けで巨大なシャンデリアもあるのだろう・・・。

 

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こちら側では多くの人をすれ違った。 

 

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ここは先程の官能的なブロンズ像があった「くろがね橋」だ。

ここは渡らず、そのまま直進していく。 

 

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とても昭和的なレトロな光景が広がる。 

 

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ここでも多くの人がチェックアウトしていった、

ここは私が泊まった部屋の正面にあったホテル・鬼怒川観光ホテルだ。 

 

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こちらの建物はホテル大滝だ、

ここも低価格であり、大人の遠足候補のホテルだった。 

でもここは渓谷から少しだけ離れているからな~。

 

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この光景を見ると『春はまだ先かな・・・。』と感じてしまう。

早く春よ、来い!!

 

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少しだけ急になってきたかな・・ライン下りはもう少し先だな。

 

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橋を渡ったところには再び「鬼怒太」がいた。 

 

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ここにセブンイレブンがあった、

もし深夜に鬼怒川に着いてしまい、お店に行きたいなら、ここに来るしかない。

もしくは列車に乗る前に買っておくべきだね。

 

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桜並木だろう街道を歩く、もう少しで駅だ。 

 

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ここは「ホテル三日月」、今は改装中だ。

入口に狛犬がいるホテルって!!  すげー!!

 

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こちらはラーメン八海山、餃子がウマイらしい・・・・。

ここを曲がればもう鬼怒川温泉駅だ。 

 

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駅前では何かの時代劇ショーが行われていた。 

多くの人たちが人垣を作っていた。

 

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駅前にある転車台、その向こうにはこれから乗車する特急きぬがわが停車している。 

 

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特急のこのカラーリングはどうかと思う。 

 

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とても今風に改築されている鬼怒川温泉駅舎。 

 

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JR新宿行き、 10時41分の特急で帰ります!!

 

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この子は「鉄道むすめ」鬼怒川みやび・特急スペーシアの車掌だ。

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これはかつての成田エクスプレス253系)だった車体のリニューアルだ。

こんな色になっちゃって・・。

 

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お隣りにはSL大樹が停車している。

皆の注目を集めていた。

 

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これから機関車を客車に連結するところだった、多くのギャラリーが見守っている。

 

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「C11 207」と書かれている。

 

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 SLを見るのも何年ぶりだろうか。

その迫力はすごい、この迫力はどの列車もかなわないだろう。 

 

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かっこいいね!

下今市駅鬼怒川温泉駅の短い区間を走っている。

1日3往復だったかな・・・。

 

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 さて、私はこちらの特急きぬがわに乗車だ。 

 

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こう見るとカッコいいでしょ?

 

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6両編成、乗客は少ない、これからの定期運行が心配になるほどに・・・。

春になれば、もっと人の往来が多くなるはずだ、だよね?

 

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「だいやむこう」

こう読むとスゴイ駅名だ。

 

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あれは日光の山々かな?!

 

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いい景色だな~。

 

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ここでアクシデントが発生、

事故により、ここで25分ほど停車となった。

東武線内ではなく、JR線内の事故であり、

東武線からJR線内に入っていく特急きぬがわはもろに影響を受けてしまう。

 

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新栃木駅に到着。

 

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ここは栗橋駅、この先から東武線からJR線に分岐していく。

 

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ここで乗務員の交代となった、珍しい場所で交代するものだ。

 

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向こうには東武スペーシアが見える、東武線と分岐したことがよくわかる。

 

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新宿駅に到着、時刻は13時13分となった、

公式の到着時刻は12時47分だ。

 

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この列車はきぬがわ5号として鬼怒川温泉に向こうことになる、

出発時刻は13時ちょうどであったが、約15分遅れで出発していった。

 

では私は横浜に向けて出発しよう!

 

大人の遠足Ⅵ鬼怒川温泉に行こう!  完