KITの気ままな旅日記

旅行の記録を公開していきます ≪過去・現在・未来≫

横川鉄道ぶんかむら・旧丸山変電所へ行こう!(1)

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今回の旅は横川・小諸の旅となります、

最大の目的は小諸の中棚荘の宿泊と懐古園の紅葉散策、その途中にある横川に寄り散策をするといった感じの旅となりましたので、その時のことを紹介しようと思います!

 

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唐突ですが、今、横川に向かっている最中です!

横川に行くには、東京から新幹線で高崎へ移動、高崎から信越本線で横川というのがオーソドックスなアクセス方法だろう。

東京⇒高崎:新幹線あさま 所要時間約50分

 

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高崎⇒横川:信越本線 所要時間約30分

群馬県・横川は、新幹線を使うと東京からは意外に近いのだ。

 

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西松井田を過ぎたあたりだろうか、景色が田園風景へと変わっていく、とてものどかだ。

 

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そして峠の釜めしで有名なおぎのやが見えてきた、終点・横川と到着する直前に車内アナウンスが流れる。ここは終点、これ以上先には線路は無い、しかしかつては存在した。

 

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昔のとても趣きのあるホーム、平日ということもあり降車客は少なかった。

 

横川駅 (群馬県安中市松井田町横川)

 

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以前はこのタイプの車両は東海道線として東京や横浜でも乗ることができたはず、すこしばかり懐かしい感じもしないことはない。

 

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これ以上は線路がない・・・言葉通りの終点だ。

長野新幹線ができるまでは、横川の峠を越え、軽井沢・小諸、そして長野へとつながっていた、その時は特急あさまが運行されていた。

 

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ここで困ったことが起きた、雨がメチャクチャ降っているのだ、天気予報では雨など一切報じてなかったのに!! 峠の天気は不安定ということか?!

 

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仕方がないのでベンチで雨が小降りになるのを待った・・・・・。

(全く止むように思えなかった。)

 

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駅を出ると・・なるほど峠町といった感じの雰囲気があった。

目の前にはおぎのやがあり、そこで食事をすることができるが、今日は小諸そばと決めていた。※チェーン店の「小諸そば」ではありませんよ。

 

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関東の駅百選認定駅』

残りの99はどこなのだろうか、全くしらないし、100はすごいのだろうか?

 

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いつしか列車はいなくなり、人の気配もしなくなってしまった・・寂しい。

 

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駅前にある案内板には、とてもわかりやすい散策MAPがある。

散策道はかなりの距離となるが、今日はかなりの手前・旧丸山変電所までとする。

 

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横川駅がアプトの道のスタート地点となっており、しっかりと整備された道を歩くことができる、今日は旧丸山変電所を目指す。雨が強いので、気持ちが折れないように頑張って行こう!

 

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ここがアプトの道(起点)となる。

 

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晩秋の雰囲気が漂う横川、画面ではわかりずらいが、雨が激しい・・・。

ここまで来て、散策取り止めは無い!

 

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鉄道文化村の横を歩いて行く、もう開園しているが、まずは旧丸山変電所に行こう、

そして、真横を機関車・EF63が走っていった・・・

 

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ホーロー古看板がある、この時代は知らないが、この雰囲気の良さは十分に理解できる。

 

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『ダイヤ学生服』もう名前自体が昭和らしい・・・。

 

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線路が2線走っており、左側の線路には文化村から特別列車が走っている、調べたら本日の運行は無いらしい。アプトの道(遊歩道)にも線路跡が残っており、かつての信越本線を意識することができる。

 

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ひたすら直線、これが地味に苦痛。

同じ景色がずっと続くことと激しい雨がバッグをつたって服を濡らす、これが苦痛なの

だ。

 

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上信越道下を通過していく。

 

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葉はきれいに紅く染まっており、大雨の中であっても清涼剤となってくれている。

 

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ようやく煉瓦造りの建物が見えてきた。

達成感というより、安堵の気持ちが強い、やっと帰れる(笑)

 

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スタート地点から約19分ほどで到着した旧丸山変電所跡。

明治45年に建設された2棟が並び、それぞれ役割があった、西側の建物が機械室、東側の建物が蓄電池室。

 

(横川駅~旧丸山変電所)

 

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工場建築的な煉瓦造りに、実を重視した力強さを感じることができる。

 

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入口は堅く閉ざされている、一般公開されることもあるらしいが、当分は難しそうだ。

 

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鍵穴から覗いてみたが・・・これが限界だ。

内部には何かあるようには思えない、赤いコーンが置かれている様子は見える。

 

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煉瓦造りが美しい!

旧丸山変電所は国の重要文化財に指定されている、納得だ。

 

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カメラを曇ったガラス窓に押し付けて撮影してみた、中は雑然としており、廃墟のような雰囲気を感じた。

 

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丸山変電所は碓氷線(横川~軽井沢)の電化に伴い建造された、役割としては、発電所からの電気を機関車に供給することであった。

 

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アプトの道はまだまだ先に伸びているが、私はここまでにしてUターンすることにした。

 

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変電所前にはトロッコ列車の駅がある。

 

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まるやま駅、トロッコが走っていれば、こんなに濡れずに済んだのに・・・。

 

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この辺りでは特異な形をした山々を見ることができる、下に見えるのは碓氷川だろうか。

妙義山はこの地域を代表する山だ。

 

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帰りもひたすら長い直線を歩いて行く。

人間にとって、変化のない日常ほど、つまらないものはないとしみじみと感じながら

歩いていく。

 

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綺麗だな〜。

 

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昔はこの線路を特急あさまが走っていたと思うと、考え深いものがある。

今は新幹線、速度と旅情、そのバランスが重要かな。

 

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振り向くと、雲の合間から青空が見えてきた。

ようやく雨も止んだ、しかし傘は容易に乾くとは思えないほどに濡れていた。

 

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特急あさまとEF63

このように、かつては機関車が特急あさまをけん引して、急勾配の碓氷峠を登っていった・・・。

 

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こちらではNゲージにように様々な列車が並んでいる。

これから行くのが楽しみになってきた!

 

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再びEF63が通過していった。

 

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この曲がり角をいけば、散策道の終点だ。

 

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アプトの道の終点には、鉄道文化村がある。

では入ってみよう!

 

★横川鉄道ぶんかむら・旧丸山変電所に行こう!(1) 完

 

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