横浜散策といえば、横浜駅周辺やみなとみらい、山下公園などを思いうかべるかもしれない、今回はそれとは別の横浜を歩いてみようと考えた、では、裏横浜の旅へ行ってみよう!
横浜駅から京急線上りに乗り、子安駅で下車、子安駅は横浜から4つ目の駅でもあり、
8分ほどの乗車となった。
子安駅・・・・乗降客はかなり少ない!!(京急線の駅の中でも下から数えたほうが早いほど)
駅前では、シャッターアートが出迎えてくれる、お隣りにある蕎麦屋が気になったのだが、朝早いのでもちろんシャッターは下がっていた。
京急上り線を見送り、踏切を渡る、散策スタートだ!
第一京浜(15号線)に沿って歩いて行く、さすがに日曜日、車の交通量は比較的少ないように感じる。向こうに見える高層マンションからは、みなとみらいのパノラマが見えているのだろうか。
ここは入江橋という交差点にある陸橋、この方向に海がある、しかしながら潮の香はしない。(意味もなく陸橋に上がってしまったので、降りよう)
車の喧騒から離れ、一本奥の道へ歩いてきた、横浜とはいえ、ほとんど人と会わない、とても新鮮な気持ちだ、ここで赤い鳥居を発見!
福本稲荷神社というらしい、散策のはじめの参拝は気持ちのいいもの、地の神様にご挨拶しておこう。
そして目の前には富士見橋という橋がある。
富士見橋から見える景色、
この景色は情報量が多く、しっかり把握できるまで時間がかかってしまう。
ごちゃごちゃしているので、わかりずらい
こちらは反対側の景色
こちらも運河に対して家屋などがせり出しており、非常に特異な雰囲気を見せている。
このように目の前には首都高速・横羽線が運河の上を走っている、これも特異な景色を見せてくれる一因となっている、普段高速道路を走っていると、その下にこのような景色があるとは全く想像できない。
「浜通り」と呼ばれる通りを歩く、鶴見・国道の旧東海道を思い興す雰囲気だ、屋形船の看板もいくつか見ることができた。
家の間から見える運河(海)も味があるね。
この橋は常盤橋といい、今は工事中のため、うさぎが大量発生していた、ここからの景色も子安浜らしい景色をみせてくれている。
上には高速道路、暗くてみずらいが、一部砂浜(?)のようになっている場所があった
この辺りの建物は民家であり生活をされているので、カメラを向けるのは少し抵抗があるのも事実、奇異の目で見ているのではなく、珍しい景色を見に来ているというスタンスではあるが、住民からはどう見えるのか、不安な気持ちは少しあった。
子安漁村、荒れた感じはあるが、息遣いはしっかりと感じることができる。その町々には、その町の特色があり楽しいもの、こちらの子安の町はかなりその特色が大きい町だった。
この中には鳩が多く入っていた、羽音、鳴き声で賑わっていたので、気づくことができた。
運河には黒い魚影がみえた、ここを運河と書いているが、海なのか、川なのか、わからなくなる。まぁ、海といっていいのではと思うけどね。
ボラだよね・・。
不思議で特異な景色だ。
さらに歩をすすめて、村雨橋まできた、ここには首都高速・東神奈川ランプがある。
ここも海になるのかな、もちろんこの辺りも埋立地だ、それにしても静かだ。
ある浜では鳥が羽を休めていた。
なんか、すげー水たまりがあった、ボラが泳げそうなぐらい深い。
このあたりは千若町2丁目、この道をまっすぐにいくと行止まりとなる。
貨物列車の踏切、これは一日何回閉まるのか・・・。
交通標識には『みなとみらい』の文字が見えてきた、車ではあっという間の距離。
この橋には大きく『関係者以外立入禁止』とかかれている、どこまでが立入禁止か迷うところだ・・・。この先には人工島になっており、様々な企業が入っているが、そのなかに風力発電所ハマウィングもある。
もう少し踏み込めなくもないが、ここまでとした。残念だけど、Uターンしよう。
高島線・瑞穂鉄橋
瑞穂大橋を渡ると、右には三井倉庫が見える、
これを浜といっていいか、わからないが、興味深い景色でもある。
正面の角が丸みをおびている三井倉庫の建物、なんだか歴史を感じさせるものであり、目を楽しませてくれる。
反対側には横浜ベイブリッジが見え、自分がいる位置関係がよくわかる。
建物の間からインターコンチネンタルヨコハマが見えた。
橋本町2丁目交差点、左へ行けば、みなとみらい地区へ、右へいけば、何があるのか・・・。
正面には『横浜コットンハーバー』なる場所があった、知らないな・・・。
星野町公園では、名前の通りに『神奈川台場跡』がある、
こちらの案内板と石柱以外には何もないので、これを目当てにここに来る人はほぼいないと言っていいだろう、来るのは物好きな人だけだ。
星野町公園(神奈川台場跡)
公園を出て、マンションを周りこむように歩いていくと、「コットンみらいロード」がある。
かなり、くねくねとした道であり、2019年にできたものらしい、みなとみらいが見える!!
この道はコットンハーバーと中央卸市場を結ぶルートでもある、思ったよりも利用している人が多いのが印象に残った。
ランドマークタワーなど、みなとみらいの高層ビル群も見えてきた、この角度から見るのあまりない。
「横浜中央卸売市場」前を通過
いま、台場公園を目指して歩いています・・・横浜市民でも知っている人は極少数、言ってしまえば興味がない。
横浜そごう、スカイビルが見える・・着実に横浜駅に近づいていることが時間できる。
目的地に到着!! 住宅街のはずれにひっそりとある公園。
「台場公園」
雰囲気が良く、小さな公園だった、他の公園と少しだけ違うのは・・。
神奈川台場の説明版がある、もう風化しておりとても見づらい、しっかりしてよ、神奈川区役所!
台場が造られたのは江戸時代末期、横浜開港の翌年の完成となった、台場へ渡るための道の発掘調査についての記載もあった。
『神奈川台場』
江戸幕府が伊予松山藩に命じて、勝海舟の設計で建造されたもの。
公園の一角にはさらに詳しい案内板もあります。
『地下に眠る幕末遺構』
台場といえば、東京のお台場が有名だけど、神奈川にもひっそりと台場はある、その遺構は一部の石垣だけというのは、少し残念かな。
気になる自販機を見つけた・・・・。
『MR.BROWN』というコーヒー缶を買ってしまった。
味は・・・まぁ次は無いかな・・(笑)
向こうに見えるのは「神奈川公園」という、とはいえ、神奈川を代表するような公園ではない(笑)
神奈川駅へ向かっている途中に神社に出会った、これは参拝するしかない。
「神奈川宿歴史の道」
歩いていると、ちょくちょく見かけることになる、それによると、かつて神社前は海だったという、たしかにこの辺りは埋め立て地とは知っていたけど、なんだか不思議な感じだ。
「洲崎大神」
京急神奈川駅より徒歩4分ほどの場所にある、千葉県館山市にある安房神社を勧請して建立した神社という。
街中になりながらも、木々が茂っており、とても落ち着く雰囲気だった、私が参拝している間に4.5人ほどの参拝客がいた。
では駅に向かおう。
「甚行寺」
史跡フランス公使館跡の石柱が立っていた。
神社から、すぐに京急線にぶつかった、赤の車体は映える!
一応、本日の散策のゴールである「神奈川駅」に到着した、横浜へ移動するのに神奈川・横浜間を京急線を使う人は皆無に違いない、それほどまでに近い。
ここにも『神奈川宿歴史の道』の案内板があった、神奈川宿は、神奈川県という県名の由来でもある、まぁそうだよね。
臨海セミナー前通過、これが見えると降りる準備をするという、印となる(笑)
そして横浜駅地下2階のロイヤルラウンジに到着!
コーヒーでも飲み、散策の疲れでも癒すかな・・・。
あ、そうそう、
ロイヤルラウンジに入るのではなく、さっき買った『MR.BROWN』を飲むだけどね。
約2時間ほどの散策だった、日曜日の早朝散歩としては丁度いい距離だと思う、皆さんもどうでしょうか、いつもとは違う横浜発見の旅、おススメですよ!
裏横浜・子安浜から横浜を歩こう! 完