こんな素晴らしい集落があるとは・・・この町に出会えたことに感謝だ。
ここは静岡県賀茂郡東伊豆町、駅でいうと伊豆急行線の伊豆北川駅から徒歩6分ほどの場所、北川温泉ホテルへは徒歩4分ほどで行くことができる。チェックインにはまだ早いので北川の町を散策しています。
とりあえず、この坂を上がってみよう、特に散策するルートを決めておらず、適当に歩いています、行き当たりばったりの楽しさがあるが、『散策の漏れ』の危険性もあるのでどちらがいいとは一概には言えないよね。
次に階段を上っていきます、かなり疲れる、暑い中の急な登りに体力が削られる。
上がってきた場所は先ほど駅から下った先の三叉路だった。
この坂を上がった先に伊豆北川駅があります、ちょうど伊豆急下田行きの普通列車が到着していた。
だいたい1時間に1~2本ほどの運行、都会からくれば少ないように思えるけど、とても良心的な運行本数だと思う。当然ながら降りてきた乗客は1人もいなかった。
こちらが三叉路、北川温泉近道から上がってきたので、次に鹿島神社方面へ行ってみようと思う。
50mほど歩き、すぐに神社の鳥居が見えてきた、なかなかに広い境内だ。
手水舎がなんだかか小さくかわいらしい。
このような暑いなか、水に触れられるだけで、とても癒しとなる、飲料水ではありませんと書かれているが、ここまで駅以外に自販機・お店はなかった、水分を持参していなければ、口にしたいと思ってしまうのかもしれない。
この神社には『鹿島踊り』が毎年10月下旬に奉納されるという、白装束の男たちが歌上げを中心に円形で踊る「ま踊り」、正方形になり踊る「さ踊り」を交互に踊り、海上安全と大漁祈願を願うという、なんとも興味惹かれる内容ではないか。
では鹿島神社拝殿へ行こう、さらに高台へいくので見晴らしも期待できそうだ。
名の通り、茨城県の鹿島大社を本社としており、1543年に再興の記録があることから、創建はさらにさかのぼると考えられている、そして鹿島神社の末社としては最南端に位置するという。
拝殿から見た景色、こういう景色を見るために旅をしているんだよな~と思う。
階段を降りた境内からも鳥居と海のコラボを見ることができる、この景色だけでも北川に来てよかった・・・と思えるほどに好きな絵ずらなのだ。
お隣りには龍宮神社がひっそりとあったので私も静かに参拝した・・・。
年季の入った味のある建物には社員寮の看板が掲げられていた、何の社員寮なのかはわからないけど、北川温泉の従業員関係かな~と推測。
民家の屋根越しの海、なんともいえない良さがそこにある、その良さを文章で伝えることの難しさ、それが今の私の限界なのかな・・・。
伊豆急行線の架橋と東伊豆道路を頭上に見ながら、さらに坂を上がっていく。
それにしても暑い日だ!
東伊豆道路へ上がる脇道、行ってみたいとも思ったけど、余計な行動は控えな早々にばててしまう。
ツタの絡まる建物、これは現役なのか、放置されているのか、判別が難しい。
人が住まないと、自然に還ってしまうのだろうか。
伊豆北川駅への方向看板、ここからは徒歩8分ほどの距離となります。
また海が遠くなってしまった、どこを歩いていても海が景色となる、素晴らしき場所、北川って最高じゃん!!!
ここは崖の中腹に開かれた道路のような場所にあり、伊豆急行線に並行して走っているような位置関係だ。
200mほど歩いていくと、石で造られたガードレールが見えてくる、ここが目的地!
眼下には北川の町と海、そして東伊豆道路に交差する伊豆急行線が見える、そんな絶景ポイント、ここでザロイヤルエクスプレスを待とう!
東伊豆の絶景・伊豆北川の町を歩こう!【散策②】 完